ゼネテックが国立研究開発法人情報通信研究機構と共同で特許出願

2024 年 1 月 29 日
News Release
株式会社ゼネテック

ゼネテックが国立研究開発法人情報通信研究機構と共同で特許出願
画期的技術で工場内無線システムを効率化し、生産性を飛躍的に向上

株式会社ゼネテック(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:上野 憲二、以下 当社)は、この度、
国立研究開発法人情報通信研究機構 ワイヤレスシステム研究室(東京都小金井市、以下 NICT)と共同
で、離散事象解析 3 次元シミュレーションソフトウエア FlexSim(以下 FlexSim)を用いた、無線通信環
境のシミュレーションおよび可視化に関する特許を出願しました。
(特願 2024-004848)
この技術を FlexSim のオプション機能「無線通信シミュレーション」として、製造業のお客様を中心
に販売を開始し、営業活動を進めてまいります。




工場内の受信電力分布推定の結果例



製造業の省人化・省力化のニーズが高まる中で、AGV(無人搬送車)や AMR(自律走行搬送ロボッ
ト)等を活用したデジタルファクトリー 🄬が注目されています。その実現にあたっては、IoT 技術で設備
を制御管理する無線通信システムが必要不可欠です。しかし工場内での無線通信環境は、設備レイアウ
トや稼働状況によって大きく変動するために事前検証が難しく、過剰投資や通信障害といった問題がし
ばしば発生します。本技術は、工場全体の稼働状況を考慮した無線通信シミュレーションにより、障害
が起こりにくく、かつ無駄のない、最適な無線通信システムの設計・運用を実現します。




中継局を設置したネットワーク構成で最も通信状況の良い無線局が選択される例
今後、5G といったより高速・低遅延の通信環境が IoT 技術に応用され、工場や物流施設内のデジタ
ル化によるリアルタイム制御・監視が加速されます。FlexSim はこれらのデータをデジタル空間上で構
築・活用して、
「デジタルツイン」
(=現実空間と仮想空間の連携)を実現し、実データに基づく最適化
設計を可能とします。当社は、これまで培ってきたハードウエア・ソフトウエア開発技術と、FlexSim
を始めとするパフォーマンスに優れたツールとの連携により、より高度な生産 DX 分野でのデジタルツ
イン実現に貢献していきます。



FlexSim について
~世界 No.1 の離散事象解析 3D シミュレーション~
FlexSim は生産ラインや物流現場、医療現場などのレイアウトを見やすい 3D モデルで簡単に作成し、
現状の分析から課題を発見できるソフトです。コスト削減や人員不足への対応、医療現場の感染対策な
どの課題を解決し、人・モノが動く現場の生産性・利益向上に貢献するベストソリューションです。
⚫ 幅広い業界での業務効率化に貢献
⚫ ドラッグ&ドロップでレイアウト簡単構築
⚫ 複雑なロジックもプログラミング不要!
⚫ 結果がひと目でわかるインターフェース
⚫ 軽快な動作で大規模なレイアウトも検証可能
⚫ 部分最適・全体最適を実現する、分析機能が充実


-本リリースについてのお問い合わせ先-
<参考資料>
株式会社ゼネテック 経営企画部 Tel:03-6258-5610 / email: PR@genetec.co.jp




◆ 会社概要
ゼネテック
社 名:株式会社ゼネテック
設 立:1985 年 7 月 1 日
資本金:3 億 7,052 万円
代表者:代表取締役社長 上野憲二
本社所在地:〒163-1325 東京都新宿区西新宿 6-5-1 新宿アイランドタワー25F
事業内容:ハードウェアとソフトウェアの融合によるシステムを提供するシステムソリューション事業、
ものづくりの現場における 3D CAD/CAM システム「Mastercam」による効率化から、3D
シミュレーションソフト「FlexSim」や製品ライフサイクル管理ソフト「Windchill®」によ
る全体最適化までを支援するエンジニアリングソリューション事業、災害時位置情報受信ア
プリ「ココダヨ」をはじめ、位置情報を活用して安心・安全を提供する GPS 事業。
URL:https://www.genetec.co.jp/




※デジタルファクトリー 🄬は株式会社ゼネテックの登録商標です。
※記載されている会社名・製品名は各社の登録商標、あるいは商標です。

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