JMDC、「健保財政予測支援サービス」の提供を開始

2021 年 12 月 22 日
株式会社 JMDC


JMDC、「健保財政予測支援サービス」の提供を開始
〜PHR や連携デバイスで医療費の適正化を推進〜


株式会社 JMDC(本社:東京都港区、代表取締役社長兼 CEO:松島陽介、以下「JMDC」

は、健康保険組合向けに「健保財政予測支援サービス」の提供を開始いたします。


■サービスの概要
「健保財政予測支援サービス」 は、過去の加入者数や給付の推移をもとに将来の健康保険
組合の収支を予測し、適正な保険料率や事業予算などの検討を支援するコンサルティング
サービスです。
本サービスは、JMDC のアクチュアリーが約 1,000 万人分のデータを用いて構築した医療
費予測統計モデルを使用しており、次年度以降の事業計画策定時や予算編成時、保険料率の
変更検討時に、健康保険組合の理事会や組合会などにおいてご活用いただけます。


<本サービスのイメージ>




なお、すでに試行として複数の健康保険組合に本モデルを利用したコンサルティング支援
をスタートしております。



■サービス提供の背景
昨今様々なメディアにて、健康保険組合の財政悪化の深刻化が取り上げられております。
本年 4 月 22 日に健康保険組合連合会が公表した「令和 3 年度 健康保険組合の予算早期集
計結果(概要)について」によると、全国の約 1,400 組合の 2021 年度の予算集計において、
赤字を見込む組合の割合が 78%と 20 年度より 12 ポイント増加しています。
また、収支の均衡に必要な実質保険料率も、解散の目安とされる 10%を初めて超える見通
しであり、早期の財政予測や具体的対応の検討が益々重要となっています。


この度 JMDC では、
「健保財政予測支援サービス」の提供を通じ健康保険組合のデータ分析
コンサルティングを行い、その結果をもとに、JMDC が企画開発している PHR「Pep Up」
やウェアラブルデバイス等を活用した健康増進サービス(10 種類以上の健康チャレンジメ
ニュー、食事指導する特定保健指導)などを提供し、加入者の健康増進を一層サポートして
まいります。
また、
「Pep Up」やウェアラブルデバイス等の提供により、意識変容・行動変容、さらには
健康診断結果の値が改善することで、医療費の抑制効果があることがわかっています。


<ウェアラブルデバイス装着者と健保全体の医療費比較>




JMDC では、「健保財政予測支援サービス」も含めたこれらの医療費適正化に向けた健康増
進サービスを提供することで、引き続き健康保険組合の事業運営のサポートを行い、JMDC
のビジョンでもある「データと ICT の力で、持続可能なヘルスケアシステムを実現する」の
実践に邁進してまいります。




【株式会社 JMDC について】
医療ビッグデータ業界のパイオニアとして 2002 年に設立。独自の匿名化処理技術とデータ
分析集計技術を有しています。 億 5,000 万件以上のレセプトデータと 2,800 万件以上の健

診データ(2021 年 3 月時点)の分析に基づく保険者向け保健事業支援、医薬品の安全性評
価や医療経済分析などの情報サービスを展開しています。また、健康度の単一指標(健康年
齢)や健康増進を目的とした Web サービス(Pep Up)など、医療データと解析力で健康社
会の実現に取り組んでいます。
URL:https://www.jmdc.co.jp/


【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社 JMDC 経営管理部 広報担当
TEL:03-5733-5010
Email:jmdc-pr@jmdc.co.jp
(保険者顧客の皆さまは当社担当営業へお問い合せください。)


本件サービスについて詳細はこちら
URL:https://info.jmdc.co.jp/stories/2112news/


Pep Up を含めた健康保険組合様向けサービスはこちら
URL:https://www.jmdc.co.jp/insurance/





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