デジタルツインソリューション「SF Twin Cobot」100 本出荷達成の報告と「SF Twin Cobot Version 2.0」開発進捗の報告

2024 年3月 21 日
報道関係者各位
プレスリリース
株式会社ヴィッツ
(証券コード:4440)


デジタルツインソリューション「SF Twin™ Cobot」100 本出荷達成の報告と
「SF Twin™ Cobot Version 2.0」開発進捗の報告


株式会社ヴィッツ(本社:名古屋市中区 代表取締役社長:服部 博行 以下、ヴィッツ)は、昨年 4 月より製
造業の生産性向上や省人化を支援するデジタルツインソリューション「SF Twin™ Cobot」の販売を開始いたし
ました。本製品は販売を開始して以降順調に展開が進んでおり、この度 100 本出荷を達成いたしましたので
ご報告いたします。


◆背景
近年、日本の労働人口は減少の一途を辿っており、日本企業においては人手不足への対応が重要な課題
となっております。特に製造業界では、円安の影響や地政学的要因などから、国内製造業者が製造拠点を国
内に回帰させる動きを活発化させており、人手不足への対応が喫緊の課題となっております。また、同様の
要因から、海外企業が製造拠点を日本に設置するといった対日投資の動きも活発化しており、人手不足や人
件費の高騰は今後更に加速していくことが予想されます。
こうした状況下で、ヴィッツは昨年 4 月より、製造業の生産性向上や省人化を支援するデジタルツインソリ
ューション「SF Twin™ Cobot」の販売を開始いたしました。本製品は近年急速に市場が拡大している協働ロボ
ット(※1)の導入時や運用時に発生する課題を、ヴィッツが保有するデジタルツイン技術を用いることで解決
し、導入及び運用を円滑化させるソリューションです。昨年 11 月のプレスリリース時点での累計出荷数は 62
本でしたが、この度 100 本の出荷を達成いたしました。下図に示した通り、出荷のペースは前回報告時点以
降で加速しており、立ち上がりとしては非常に順調な推移であると認識しております。
◆SF Twin™ Cobot Version2.0 開発の進捗とコンセプト説明
昨年 11 月のプレスリリースでご報告した通り、ヴィッツは SF Twin™ Cobot の製品競争力を向上させるべ
く、後継版となる Version2.0 の開発を開始しております。開発は順調に進捗しており、計画通り今春発売見込
みです。
SF Twin™ Cobot の開発コンセプトは「誰もが当たり前にデジタルツインの恩恵を享受できる日常を作る」で
す。Version2.0 では、そのコンセプトの実現に向け、大きく 2 つの要素を重視しています。
1 つは、対応可能な協働ロボットメーカー数の拡大です。Version2.0 では国内外 6 メーカー(※2)に対応し、登
録された協働ロボットは 2 倍の 10 機種と拡大いたします。今後も対応メーカーおよび機種を拡大させ、より
多くのお客様のご要望にお応えできる製品と成長いたします。
もう 1 つの要素は、圧倒的な使いやすさの実現です。独立行政法人労働政策研究・研究機構の調査(※3)
によると、デジタル技術未活用企業の半数程度が、デジタル技術を活用しない理由として「導入・活用に関す
るノウハウが不足しているため」や「導入・活用できる人材が不足しているため」と回答しています。Version2.0
ではこれまで以上に直感的に操作でき、誰もが使いやすい仕様を実現しました




SF Twin™ Cobot Version2.0(※画面は開発中のものです)
Copyright(C) Fortune All Rights Reserved. (※4)


◆今後の展望
ヴィッツは「誰もが当たり前にデジタルツインの恩恵を享受できる日常を作る」というコンセプトの実現に向
け、Version2.0 を開発するだけではなく、継続して対応するメーカー数や機種数の拡大、並びに圧倒的な使い
やすさの実現に努めます。
また、昨年 11 月のプレスリリースでお伝えしたクラウド対応、リモートサポートの取り組みも進んでおりま
す。SF Twin™ Cobot はクラウド化することで、どこでも気軽に利用可能な製品となります。2023 国際ロボット
展(iREX 2023)にてコンセプトモデルの展示をしたところ、想定を上回る反響をいただきました。リモートサポ
ートについてもクラウド化と同時に実現できるように開発を継続しております。本対応が実現した場合、コンセ
プトの実現に大きく寄与するものとしてヴィッツとしても大いに期待を寄せている取り組みでもあります。


◆販売方法
製品の詳細については、以下の製品サイトよりご確認ください。
https://sf-twin.jp/


◆参照
※1:協働ロボットは安全策を設けて用途固定で使う従来の大型産業ロボットと異なり、安全柵なしで人と一
緒に働くことのできるロボットです。可搬性やプログラミングの容易性から複数用途で利用でき、変種変量生
産の観点でも注目されています。


※2:JAKA Robotics、Universal Robots、株式会社デンソーウェーブ、Elite Robots、Techman Robot Inc.、他
1社


※3:独立行政法人労働政策研究・研究機構, 「ものづくり産業のデジタル技術活用と人材確保・育成に関す
る調査結果」, 2023 年 12 月, https://www.jil.go.jp/institute/research/2023/documents/0233.pdf


※4:株式会社フォーチュン
https://www.f-tune.co.jp/


【製品に関するお問い合わせ】
株式会社ヴィッツ
営業室 TEL: (052)-218-5858
お問い合わせフォーム: https://www.witz-inc.co.jp/contact/product/
【本件に関するお問い合わせ】
株式会社ヴィッツ
IR 担当窓口:佐藤・服部(孝) TEL: (052)-218-5018 Mail: ir-kanri@witz-inc.co.jp

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