クマヒラとサイエンスアーツ、物理セキュリティの現場へ向けてサービス連携開始

2024 年 3 ⽉ 27 ⽇
株式会社サイエンスアーツ(東証グロース:4412)
株式会社クマヒラ
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クマヒラとサイエンスアーツ、物理セキュリティの現場へ向けてサービス連携開始
第⼀弾としてクラウド型セキュリティサービス「SPLATS」とのインカムアプリ「Buddycom」を連携
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セキュリティ機器の開発・販売を⾏う株式会社クマヒラ(東京都中央区、代表取締役社⻑︓渡邉 秀隆、以下 クマヒラ)
は、株式会社サイエンスアーツ(東京都渋⾕区、代表取締役社⻑︓平岡 秀⼀、以下 サイエンスアーツ)が提供するライブコ
ミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」とクラウド型セキュリティサービス「SPLATS」との連携サービスを開始いたしますのでお
知らせいたします。




【開発の背景】
⼈⼿不⾜が叫ばれる昨今、現場での業務に従事するデスクレスワーカーの業務効率化が急務となっています。限られた従業
員数で施設の安全を確保することは⾮常に困難となります。扉・フラッパーゲート・鍵といった物理セキュリティに関するアラートは通
常、管理サイトの画⾯や管理者へのメール通知で発覚しますが、この⽅法では情報の確認から共有、対応までに時間が掛かって
しまいます。
「SPLATS」と「Buddycom」が連携することで、物理セキュリティに関わる重要な情報を迅速かつ確実に共有することが可能と
なります。⽂字情報だけでは⾒逃されがちなアラートを関係者全員に⾳声で⼀⻫送信することで、緊急時の対応を迅速に⾏うこ
とを実現します。


【両社のサービスの特徴】
クマヒラが提供するクラウド型セキュリティサービス「SPLATS(スプラッツ)」は⼊退室管理サービス「SPLATS PASS」と鍵管理
サービス「SPLATS KEY」の2つのサービスを展開しています。LTE 通信機能を搭載した専⽤デバイスによってネットワーク⼯事が
不要になり初期費⽤を低減し、サブスクリプション⽅式の料⾦で費⽤を平準化することで、⼿軽に導⼊・利⽤いただけます。インタ
ーネットを通じて様々な場所・デバイスから管理サイトにアクセスでき、多様化する働き⽅に合わせたセキュリティを実現します。
サイエンスアーツが提供する「Buddycom」は、デスクレスワーカー向けのスマートフォンを使⽤したチームコミュニケーションアプリで
す。グループ通話、映像・位置情報の共有、会話⾳声のテキスト化や翻訳なども実現しています。今回の連携開発によって、
SPLATS で発⽣した異常を Buddycom ですぐに確認することができ、適切な対処が可能になります。


【連携サービスの概要】
SPLATS のテナント内で発⽣したアラートを、指定した Buddycom のグループに通知します。リアルタイムにアラートが通知さ
れることで、発⽣した事象をすぐに確認することができ、適切な対処が可能になります。検知内容は⾃動で読み上げられるため、
スタッフ全員に瞬時かつ⼀⻫に共有できます。また、扉の閉め忘れや権限時間外の利⽤といったような不正ログだけを通知する、
不正ログに加えて通信エラーなどの障害ログも通知するといったようにログの種類ごとに通知の有無を設定でき、必要なログの通知
だけを受け取ることが可能です。
【想定される活⽤⽅法】
宿泊施設、アミューズメント施設、交通インフラ、医療施設などのデスクレスワーカーの⽅が従事する現場で、「扉のこじあけ」
「通信エラー」「不審な操作」といった通知を⾳声データで受け取ることができ、業務の⼿を⽌めることなく内容を確認することが可
能となり、迅速な対応を実現します。


【今後の展望】
SPLATS と Buddycom では、今回実現したアラートの通知のほか、特定のメンバーの⼊室/カギの利⽤など、通知可能なロ
グの種類を増やすことでお客様対応の質を向上させるなど、接客のシーンなどにおいても活⽤できる連携開発を進め、デスクレスワ
ーカーの業務効率化を実現します。
クマヒラとサイエンスアーツは、SPLATS 各種サービスと Buddycom の連携を通して、物理セキュリティのデファクトを⽬指してま
いります。
■SPLATS とは ( https://splats.jp/ )

SPLATS(スプラッツ)はクラウド型のセキュリティサービスです。LTE 通信機能を搭載し
た専⽤デバイスによってネットワーク⼯事が不要になり初期費⽤を低減し、サブスクリプショ
ン⽅式の料⾦で費⽤を平準化。⼿軽に導⼊・利⽤できるクラウド時代のセキュリティシス
テムです。管理サイトはブラウザベースのため、専⽤ソフトのインストールは不要です。
Web ブラウザから⼊退室履歴や鍵の使⽤履歴を閲覧したり、各種設定・登録が⾏えま
す。インターネットを通じて様々な場所・デバイスからアクセスでき、多様化する働き⽅に合
わせたセキュリティを実現します。

■Buddycom とは ( https://www.buddycom.net/ja/index.html )
デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム「Buddycom」は、イン
ターネット通信網(4G、5G、Wi-Fi)を利⽤して、スマ
ートフォンやタブレットにアプリをインストールすることで、トランシーバーや無線機のように複
数⼈と同時コミュニケーションを可能にするサービスです。⾳声、テキストチャット、動画、位
置情報(IoT)に加え、AI を利⽤したデジタルアシスタントでのコミュニケーションが可能で
す。
利⽤実績では、航空、鉄道、建設、福祉施設、流通など様々な業種でのコミュニケーシ
ョン⼿段として利⽤されています。



株式会社クマヒラ について
クマヒラグループは 1898 年に広島の地で創業して以来様々な安全・安⼼のニーズに応え、⽇本のセキュリティ 産業を牽引してきました。その豊富なノ
ウハウと確かな 技術⼒・サービス⼒は国内外で⾼く評価されています。中でも⾦庫室設備や貸⾦庫設備等の⾦融機関向け製品は国内でトップシェア
を誇ります。2000 年代に⼊り、トータルセキュリティ企業として急速に発展を遂げ、セキュリティゲートや⼊退室管理機器などで多数のグッドデザイン賞
を受賞し、優れたデザインの製品を⽣み出しています。


株式会社サイエンスアーツ について

サイエンスアーツは、「世界中の⼈々を美しくつなげる」をミッションとして掲げ、デスクレスワーカーをつなげるライブコミュニケーションプラットフォーム
「Buddycom」を提供しています。「Buddycom」は既に 800 社を超えるお客様の現場で活⽤されており、⾳声のみならず、テキスト、画像、動画、
位置情報、AI などを活⽤することにより、あらゆる業種・業界のミッションクリティカルな現場において、新たなチームコミュニケーションを可能にするホリゾン
タル×SaaS アプリケーションです。


◆ お問い合わせ先
【社名】 株式会社クマヒラ 【設⽴】 1944 年 3 ⽉
【所在地】 東京都中央区⽇本橋室町 2-1-1 ⽇本橋三井タワー 【E-mail】 service_splats@kumahira.co.jp
【代表取締役社⻑】 渡邉 秀隆 【コーポレートサイト】 https://www.kumahira.co.jp/
【資本⾦】 4 億 5 千万円 【SPLATS サービスサイト】 https://splats.jp/

【社名】 株式会社サイエンスアーツ 【設⽴】 2003 年 9 ⽉
【所在地】 東京都渋⾕区渋⾕ 1 丁⽬ 2­5 MFPR 渋⾕ビル 5F 【E-mail】 pr@science-arts.com
【代表取締役社⻑】 平岡 秀⼀ 【Web サイト】 https://www.buddycom.net/
【資本⾦】 5 千万円

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