設備管理(CMMS)・ワークプレイス管理(IWMS)クラウドサービスを開始

2024 年 1 月 31 日
各位
プロパティデータバンク株式会社
(コード番号:4389 東証グロース)



設備管理(CMMS)
・ワークプレイス管理(IWMS)
クラウドサービスを開始
~BIM*連携による視認性向上で差別化~

プロパティデータバンク株式会社(代表取締役社長:武野 貞久、本社:東京都港区、以
下、当社)は、施設や設備のメンテナンス業務を総合的に支援する「設備管理クラウド@
CMMS」並びに、建物やワークプレイスの運営管理業務を総合的に支援する「ワークプレ
イス管理クラウド@IWMS」のサービスを開始します。両サービスはいずれも「統合資産管
理クラウドサービス@プロパティ」の基盤を活用します。


サービス開始の背景
不動産業界においても、世界的に大きな課題となっている気候変動やSDGsの達成と
いった大きな社会課題のもとサステナブルな社会を作るための取組が注目を集める昨今、
当社が掲げる『不動産 WHOLE LIFE』思想からも、システム利用による情報の一元化、
可視化を実現し、不動産の維持保全業務の効率化や施設の長寿命化、資産価値の向上を推
進しなければならないと考え、本サービスの本格稼働にいたりました。


CMMS・IWMSについて
CMMS(Computerized Maintenance Management System:コンピュータ化された保守
管理情報システム)とは、設備危機管理、保守点検管理、クレーム情報、修繕計画などを
一元化し、運用プロセスを促進するシステムで、IWMS(Integrated Workplace
Management System:統合職場管理システム)とは、不動産の賃貸借契約をはじめ、コ
スト管理、オフィスの使用効率、オフィス保守・点検、エネルギー効率など、不動産に関
わる様々な管理・運用データをシステム上で一元管理できるシステムの総称です。
当社の「設備管理クラウド@CMMS」では、施設や設備のメンテナンス業務を、
「ワー
クプレイス管理クラウド@IWMS」では、建物やワークプレイスの運営管理業務を総合的
に支援することが可能になります。
これら2つのサービスはいずれも「統合資産管理クラウドサービス@プロパティ」の基
盤を活用し、またBIM(Building Information Modeling:ビルディング・インフォメー
ション・モデリング)との連携を実現することにより、視認性の向上、履歴管理による資
産価値や収益性の向上を後押しします。


サービスの特長
「設備管理クラウド@CMMS」並びに、「ワークプレイス管理クラウド@IWMS」は、


主要機能においてオートデスクが提供する BIM クラウドビューワーとの連係をはかり、
BIM との自動連動を行います。また、すべての業務支援機能においては基幹会計システム
との連携機能を実装しており、 業務に関連した仕訳処理や会計レポート作成の自動化が
FM
可能になります。一つのデータベースでの一元管理、あらゆる情報の可視化を実現していま
す。
【主な機能】
設備管理クラウド@CMMS ワークプレイス管理クラウド@IWMS
1. 設備機器管理 1. 土地・建物・施設のポートフォリオ
2. 保守・点検管理(設備台帳と連携) 2. ワークプレイス・空間管理・
賃借契約管理
3. 依頼・クレーム情報管理 3. 委託契約及び支払管理
(部屋・区間情報と連携)
4. 修繕計画及び工事ワークフロー 4. 保守・点検業務
5. 予防・予知保全 5. 依頼・クレーム対応業務
及びリスクベースメンテナンス業務
6. 受委託契約及び支払・請求管理 6. 長期修繕計画
及び工事ワークフロー管理
7. コスト管理及び予算・実行管理 7. 予防・予知保全
及びリスクベースメンテナンス業務
8. 固定資産管理 8. FM コスト管理及び予算・実行管理
9. BEMS(ビルエネルギー管理システ 9. BEMS(ビルエネルギー管理システ
ム)及び IoT との連携機能 ム)及び IoT との連携機能
10. 図面・ドキュメント管理 10. 図面・ドキュメント管理


サービス概念図





今後について
@プロパティの既存導入企業を始め、工場などの生産施設、物流施設、インフラ施設、
大手企業の本社や支店・支社などのワークプレイスの統括管理業務への導入を推進しま
す。
本サービスが業績に与える影響につきましては軽微です。今後、公表すべき事項が生じた
場合には、速やかにお知らせいたします。





* BIM とは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリン
グ)の略称で、コンピューター上に作成した 3 次元の建物のデジタルモデルに、コストや
仕上げ、管理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建築の設計、施
工から維持管理までのあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションであり、それ
により変化する建築の新しいワークフローのこと。
現時点では、オートデスクのソフトウェア「Autodesk® Revit®」及び福井コンピュータサ
ービスのソフトウェア「GLOOBE Architect®」により構築された BIM を対象としていま
す。
** (掲載画像出所) BIM 構築:東京オペラシティビル株式会社、協力:早稲田大学理工学
術総合研究所「建築プロジェクトと Whole-life cost のマネジメント手法に関する研究」プ
ロジェクト




【プロパティデータバンク株式会社 会社概要】
◼ 代表者: 代表取締役会長 板谷 敏正
代表取締役社長 武野 貞久
◼ 設 立: 2000 年 10 月2日
◼ 所在地: 本社 東京都港区浜松町一丁目 30 番 5 号 浜松町スクエア(受付 6F)
大阪 大阪市中央区北久宝寺町四丁目 4 の 7 VPO 本町セントラル
◼ 資本金: 332,715 千円
◼ U R L: https://corp.propertydbk.com/
◼ 事業内容:
不動産に関する様々な業務を効率化する「B to B の不動産テック企業」です。2000 年 10
月の創業以来、不動産・施設等の運用管理等に特化した統合資産管理クラウドサービス
「@プロパティ」の提供を主力事業と位置付け、市場を開拓・拡大して参りました。
「@プロパティ」は、不動産・施設の運用管理における業務効率改善、資産価値向上のた
めのクラウドサービスであり、お客様のリアルタイム経営戦略をサポートします。




【本件のお問い合わせ先】
東京都港区浜松町1丁目30番5号 浜松町スクエア (受付6F)
プロパティデータバンク株式会社 広報担当: 須田
電話番号:03-5777-4651 メールアドレス:a-suda@propertydbk.com





8213