メンバーズ、全社員約1,800名を対象にベースアップの実施と決算賞与の支給を決定 2022年3月期決算は売上収益・営業利益ともに過去最高

2022 年 5 月 10 日




東 京 都 中 央 区 晴 海 1 丁 目 8 番 10 号
株 式 会 社 メ ン バ ー ズ
代 表 取 締 役 社 長 剣 持 忠
[ コード番号:2130 東証プライム市場 ]


メンバーズ、全社員約 1,800 名を対象にベースアップの実施と決算賞与の支給を決定
~多様な働き方と生産性向上を同時に実現し、2030 年までに年収 1.6 倍の実現を目指す~


株式会社メンバーズ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:剣持 忠、以下「メンバーズ」)は、2030年
までに基準年収を1.6倍へと引き上げることを目指す「Creator's Value 1.6」を推進し、2022年4月からの給
与改定において全社員約1,800名を対象にベースアップを実施いたします。また、5月10日に発表した2022年3
月期決算における業績伸長に伴い、決算賞与の支給を決定しました。


● 背景
少子高齢化が進展し、労働力人口の減少が見込まれる日本社会において、国全体でデジタルテクノロジー
を活用した労働生産性向上に取り組むことが求められる中、政府は成長と分配の好循環による新しい資本
主義を実現する分配戦略の柱として「賃上げ」と「人への投資」を掲げています。


一方、2030年には最大79万人のIT人材が不足する(※1)と予測されていることや、IT人材の平均年収は
欧米と比べ約1.6倍もの差があるとも言われており、IT人材の育成・輩出と同時に、IT人材の価値向上に
取り組むことが急務とされています。


メンバーズでは、2030年までに自社で1万人の人材採用を実行し、デジタルクリエイター(※2)として育
成、デジタル経済社会における価値創出の主役として世の中へ輩出し、それらの人材育成ノウハウを日本
中のあらゆる人々に教育プログラムとして提供することで、日本社会の持続的成長の実現に取り組んでい
ます。


2016年から取り組んだ3カ年計画「みんなのキャリアと働き方改革」
(※3)では、月平均残業時間15時間
と年収27.5%アップを達成、2020年からはデジタルクリエイターの価値向上を目的として、2030年までに
社員の基準年収を欧米並みの水準まで引き上げることを目指す「Creator's Value 1.6」を推進していま
す。社員の多様な働き方推進と労働生産性の向上を同時に実現することで、適切な利益を伴った成長と社
員への報酬としての還元を続けています。


● ベースアップの実施と決算賞与の支給について
この度、
「Creator's Value 1.6」の一環として、さらなるIT人材の価値向上と適切な報酬を社員に還元する
ことを目的に、ベースアップの実施と決算賞与の支給を決定しました。





ベースアップの概要
対象:メンバーズグループ全社員
ベースアップ率:0.2~1.2% ※等級に応じて変動
時期:2022年4月から実施


決算賞与の概要
対象:メンバーズグループ全社員
支給額:10,525~63,715円 ※等級に応じて変動
支給日:2022年6月15日


今回のベースアップの実施と決算賞与の支給により、リーダー層のリーディングプレイヤー等級の最上位
グレードの場合、2.0%の賃上げ率となりました。


● Creator's Value 1.6について
2020年5月8日に発表したVISION2030(※4)では、重要施策の1つとして2030年までに社員の基準年収を現在
の約1.6倍にあたる欧米並みの水準まで引き上げることを目指す「Creator's Value 1.6」を掲げています。
具体的な引き上げ額に関しては、リーダー層のリーディングプレイヤー等級の最上位グレードの場合、2020
年時点の年収500万円(残業代含まず)を2030年には1.6倍の800万円に引き上げるため、ベースアップと決
算賞与で年6%ずつ引き上げていく計画です。


Creator's Value 1.6推進施策 第1弾(2021年2月10日リリース)
2020年10月に全社員約1,500名を対象に7,000円のベースアップを実施しました。さらに2021年4月には若
手層を対象にしたベースアップと新卒初任給22,000円の引き上げも行いました。
https://www.members.co.jp/company/news/2021/0210.html


Creator's Value 1.6推進施策 第2弾(2021年5月11日リリース)
2021年3月期業績に基づき、全社員約1,500名を対象にベースアップと決算賞与の支給を行いました。2020
年10月に実施したベースアップを合わせると賃上げ率は最大7.1%となり、「Creator's Value 1.6」で計
画する年6%の賃上げを達成しました。
https://www.members.co.jp/company/news/2021/0511.html


今後もメンバーズは顧客への高い価値提供と生産性向上を同時に実現し、それらの成果に連動したルールに基
づいて賃上げを実施していきます。デザイン思考とアウトプット志向を有するデジタルクリエイターが、今後
の経済活動と社会課題を解決する中心であることを示していくとともに、経済の好循環の実現に向けて貢献し
てまいります。





※1 経済産業省 IT人材需給に関する調査(概要)
(2019年4月発表)
https://www.meti.go.jp/policy/it_policy/jinzai/gaiyou.pdf
※2 デジタルテクノロジーに精通し、新たな価値を創造するデザイナーやエンジニア、ディレクター、プラ
ンナー、プロデューサーなどの専門性の高い人材のこと
※3 2019年5月10日 メンバーズ、3カ年計画「みんなのキャリアと働き方改革」を推進 月平均残業時間15
時間と年収27.5%アップを同時実現し、通期業績において売上利益とも過去最高を更新
https://www.members.co.jp/company/news/2019/0510_4.html
※4 VISION2030:https://www.members.co.jp/company/vision2030.html


● 株式会社メンバーズ
所在地:東京都中央区晴海1丁目8番10号
晴海アイランド トリトンスクエアオフィスタワーX 37階(受付35階)
代表者:代表取締役社長 剣持 忠
資本金:963百万円(2022年3月末時点)
URL:https://www.members.co.jp/
Facebook:https://www.facebook.com/Memberscorp
Twitter:https://twitter.com/Members_corp


● 本リリースに関するお問い合わせ
株式会社メンバーズ
広報担当 岡田
mail: press@members.co.jp





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