早稲田大学 理工学術総合研究所との共同研究のお知らせ

2021 年 1 月 29 日
各 位


会 社 名 プロパティデータバンク株式会社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 板 谷 敏 正
(コード番号:4389 東証マザーズ)
問 合 せ 先 常務取締役 企画管理本部長 大田 武
(TEL. 03-5777-3468)


早稲田大学 理工学術院総合研究所との共同研究のお知らせ



当社は、早稲田大学 理工学術院総合研究所との間において、
「建築プロジェクトと Whole-life
cost※1のマネジメント手法に関する研究」について共同研究を開始したことを、下記の通りお知
らせいたします。





1.研究内容ならびに当社目的
昨今、建築産業全体で BIM(Building Information Modeling) ※2や VDC(Virtual Design and
Construction)※3の導入などの ICT 技術を通じた生産性向上の取組みや、プレゼンテーション方
法の工夫による発注者と受注者間での共同作業による質の高い建築物を実現する仕組みの実現が図
られています。本共同研究においては、BIM の普及に伴う建築プロジェクトの実施方法の変化に関
する現状調査を実施した上で、基本計画、基本設計、実施設計、施工、運用、解体に至る建築物の
ライフサイクル全般における建築プロジェクトのあるべき姿について研究を行っています。
当社が取り組んでいる BIM 事業を共同研究していくことにより、当社 BIM 事業ならびに建設産業
全体の更なる発展に貢献できるよう取り組んで参ります。


2.今後の見通し
本共同研究が2021年3月期の業績に与える影響は、現時点で軽微であります。


3.本件に関するお問い合わせ先
プロパティデータバンク株式会社 経営企画部
TEL:03-5777-3468
E-mail:PDB_IRinquiries@propertydbk.com



※1 Whole-life cost とは、LCC(ライフサイクルコスト)に替わる新しい考え方で、企業が保
有する不動産資産の一生涯にかかる支出と収入の管理・評価を行い、資産の価値向上の取組も併せ
て評価する国際的概念
※2 BIM とは、Building Information Modeling(ビルディング インフォメーション モデリン
グ)の略称で、コンピュータ上に作成した3次元の建物のデジタルモデルに、コストや仕上げ、管
理情報などの属性データを追加した建築物のデータベースを、建物の設計、施工から維持管理まで
のあらゆる工程で情報活用を行うためのソリューションであり、また、それにより変化する建築の
新しいワークフロー


※3 VDC とは、Virtual Design and Construction(バーチャル デザイン アンド コンス
トラクション)の略称で、仮想空間で三次元モデルに情報を付加した BIM を用いて、設計から
エンジニアリング、建設における情報管理を統合的に行い、仮想空間上で施工前に三次元モデ
ルをつくることで設計したものを検証、再検討、解析、そして高度な最適化を実現することで
実際に施工する際の手戻りを極力少なくするという手法
以 上

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