当社所蔵品の化学遺産認定に関するお知らせ

2021 年 3 月 9 日
各 位

会 社 名 マナック株式会社
代 表 者 名 代表取締役社長
村田 耕也
コ ー ド 番 号 4364 東証第二部
問 合 せ 先 取締役企画管理本部長
大村 元宏
(TEL) 03-3242-2561

当社所蔵品の化学遺産認定に関するお知らせ
この度、 当社が所蔵する石製臭素蒸留塔、蒸留塔の有孔板等について、日本における臭素製造の歴史を
現代に伝える貴重な資料であるとして、公益社団法人日本化学会第 12 回「化学遺産」として認定された
ことをお知らせ致します。当社の大株主である東ソー株式会社が所蔵する臭素関連資料と併せて、化学
遺産第 56 号「苦汁・海水を原料とする臭素製造設備と磁製臭素容器」として認定されております。


(1) 認定対象
以下の3つの資料になります。




石製蒸留塔 蒸留塔の有孔板 磁製臭素容器
(穴のあいている板)

(2) 認定背景
日本では古くから瀬戸内地方の製塩副生の苦汁を原料として臭素が生産されていました。瀬戸
内の塩田をルーツに持ち臭素化合物を製造している当社は、1983年に有限会社吉川化学工業所が
使用していた石製臭素蒸留塔(キュビルスキー塔)を譲り受け、当社福山工場(広島県福山市)
に移築して臭素記念塔として展示を開始いたしました。現在は蒸留塔の有孔板および東ソー株式
会社から譲り受けた磁製臭素容器も併せて、蒸留塔の周囲に展示しております。
詳細情報は公益社団法人日本化学会のホームページからもご覧頂けます。
URL:https://www.chemistry.or.jp/news/isan2021.html

以 上

2352