アグリマス株式会社 認知症対策事業の経済産業省「平成29年度健康寿命延伸産業創出推進事業」採択について

NEWS RELEASE 平成 29 年 10 月 17 日


株式会社メディカルシステムネットワーク
代表取締役社長 田 尻 稲 雄
(東証第1部 証券コード4350)


アグリマス株式会社 認知症対策事業の
経済産業省「平成 29 年度健康寿命延伸産業創出推進事業」採択について

当社子会社であるアグリマス株式会社(本社:東京都大田区、代表取締役社長:小瀧歩、以下「アグリ
マス」という。
)は、経済産業省が実施する「平成 29 年度健康寿命延伸産業創出推進事業(※)
」において
「大森地区における医師会との協業による「エビデンスに基づく」早期の認知症対策事業」
(以下、
「本実
証事業」という。
)を提案し、東京都大田区大森地域の代表団体として採択されましたのでお知らせいたし
ます。


アグリマスは、地域の健康コンシェルジュとして、
「薬に頼らない本物の健康を」地域の皆様に提案する
介護予防デイサービス『東京マルシェ』及び介護予防プログラムの動画配信『健幸TV』を運営していま
す。
わが国における介護の方向性として「自立支援」が求められる中、身体面のみならず認知症への対応は
大きな社会問題といえますが、その効果的な解決策はいまだ確立されているとは言えません。


本実証事業では、特に「認知症の初期段階」における対策として、大森医師会の考える早期の認知障害
を判定するプログラムにコミュニケーション、食事、運動、睡眠及びコミュニティーなどの面から具体的、
かつ継続的なアプローチを行うことで、認知症の重症化を予防しようというものです。
具体的には、東京都初となる「地域版ヘルスケア産業協議会」を設立し、軽度の認知症があると認めら
れる参加者(要介護認定を受けていない者を想定)を 50 名募り、大田区大森地域の複数の病院、認知症
カフェ及びデイサービスにおいて、1 回 90 分程度のプログラム(ヨガ、太極拳、コグニサイズ、アロマハ
ンドマッサージ、音楽療法、映画鑑賞等)を週1~2回提供します。
併せて、大森医師会が監修した「認知症予防弁当」 「機能性野菜のスムージー」 味の素株式会社の
や 、 「機
能性飲料」を提供するとともに、ソニーモバイルコミュニケーションズ株式会社が開発した「FAIT」によ
る継続的な体力測定、株式会社トータルブレインケア「脳活バランサー」によるモニタリング、MRI 等の
エビデンスを蓄積し、日本早期認知症学会での発表も行っていく予定です。


既に大田区でも導入済みの介護予防プログラムの動画配信『健幸TV』を利用して、出来る限り人的負
担なしで運動や食事などの認知症重症化予防に効果的なプログラムを効率的に提供することを目指し、数
年後には地方、過疎の村及び離島など遠隔地での展開も視野に入れ、認知症対策として全国のもの忘れ外
来とも連携しながら事業化できるモデルを目指してまいります。


※平成 29 年度健康寿命延伸産業創出推進事業
経済産業省の補助事業として、地域の実情に応じたビジネスモデルの確立に向けた実証事業を実施する事業者の費
用を補助することによって、補助事業を総合的にサポートし、生活習慣病予防や地域包括ケアシステムに関する取組
と連携したビジネスモデルを構築することにより地域に根ざしたヘルスケア産業を創出することを目指すものです。
【事業の全体概要図(イメージ)】




【本件に関するお問い合わせ先】
株式会社メディカルシステムネットワーク 薬局事業本部 地域薬局事業部
TEL:03-5532-1323 FAX:03-3581-5071 E-Mail:info@msnw.co.jp

アグリマス株式会社
TEL:03-3751-1139 FAX:03-3751-1129 URL:https://tokyo-marche.jp/

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