FinTechベンチャーのTranzax株式会社と資本業務提携

2017 年 6 月 8 日
株式会社 電通
代表取締役社長執行役員 山本 敏博
(東証第1部 証券コード:4324)


FinTech ベンチャーの Tranzax 株式会社と資本業務提携
― 電子記録債権活用で、金融×マーケティングの新サービスを開発 ―


株式会社電通(本社:東京都港区、代表取締役社長執行役員:山本 敏博)は、金融と IT を
融合した FinTech 分野のベンチャーである Tranzax 株式会社(トランザックス/本社:東京都
港区、代表取締役社長:小倉 隆志)に出資し、資本業務提携することで合意しました。


Tranzax は、金融庁から電子債権記録機関の指定を受け、日本発の FinTech として電子記録
債権を活用したトランザクション・ファイナンス(事業受注に伴う資金調達)を提供していま
す。サプライチェーン全体の金融コストを引き下げ、さらに大企業に比べ資金調達の条件に厳
しい中小企業やベンチャー企業に対し新たな金融チャンスの創出を目指しています。本提携の
きっかけは、電通グループが FinTech 領域における R&D プロジェクトの中核として運営する
「The FinTech Center of Tokyo, FINOLAB」(以下「FINOLAB」http://finolab.jp)に、
Tranzax が加盟したことにありました。


電通と Tranzax は、両社が保有する顧客基盤とネットワークを相互に活用し、これまで以上
に幅広い顧客企業に対して、金融とマーケティングの両面から、資金調達から取引先の開拓ま
でを含めた企業の成長に寄与するコンサルティングや提案を行っていきます。さらに、Tranzax
が今後構築していく地方金融機関とのネットワークを活用することで、成長性を秘めた潜在顧
客に対する営業機会を提供します。また、両社の強みを生かした幅広いソリューション提供や
電子記録債権を活用した新サービスの開発を行っていくことで、 ・
中小 ベンチャー企業の成長、
ひいては日本経済の活性化に貢献していきたいと考えています。


今後も電通グループは FINOLAB を中心に、ベンチャー企業とのオープンイノベーションを
通じ、第 4 次産業革命の経済基盤となる FinTech 領域への R&D および事業開発を推進してま
いります。


Tranzax の会社概要は次のとおりです。




<Tranzax の会社概要>
社 名 : Tranzax 株式会社(旧社名:株式会社日本電子記録債権研究所)
URL:http://www.tranzax.co.jp
本 社 : 東京都港区虎ノ門 1-12-9 スズエ・アンド・スズエビル 6 階
代表者 : 代表取締役社長 小倉 隆志
設 立 : 2009 年 7 月 7 日
資本金 : 1,015,975,000 円/資本準備金 555,300,000 円
事業内容: Tranzax 株式会社は、日本の活力を金融面で支えることをめざし、資産(Asset)
中心の守りの金融から、企業活動と商流を裏付けとする攻めの金融(トランザクシ
ョン・ファイナンス)へのシフトのために、利用者の利便性が高く、革新的なサー
ビスを提供しています。


以 上


【本件に関する問い合わせ先】
株式会社電通 コーポレートコミュニケーション局 国内広報部
渓、山田 TEL:03-6216-8041





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