電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」、スポーツ観戦向けVRプラットフォームを開発する米国「ライブライク社」に出資

2016 年 9 月 21 日
株式会社 電 通
代表取締役社長執行役員 石井 直
(東証第1部 証券コード:4324)


電通が運用するベンチャーファンド「電通ベンチャーズ」、
スポーツ観戦向け VR プラットフォームを開発する米国「ライブライク社」に出資


株式会社電通(本社:東京都港区、社長:石井 直)が運用するコーポレート・ベンチャーキ
ャピタル・ファンド「電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド」
(以下「電通ベンチャーズ」)
は、放送局やスポーツチームに向け、スポーツ観戦の没入型ライブ中継サービスを提供する
VR(バーチャルリアリティー)プラットフォームを開発する米国の「LiveLike Inc.」(本社:ニ
ューヨーク州、創業者 CEO:Andre Lorenceau、以下「ライブライク社」
)に出資しました。


電通ベンチャーズは、まだ見ぬ未来をつくり出していく野心的なスタートアップ企業への投
資と、投資先との協業を通した当社グループのオープンイノベーションを実現するために、
2015 年 4 月に設立したファンドです。資金提供のみならず、当社グループならではの課題解決
に向けたソリューションやリソースを提供することで事業や起業家を支援しています。


ライブライク社のプラットフォームで、放送局やスポーツチームは、VR 撮影専用の設備を
用意しなくても、既存の映像設備の活用でライブ VR 配信が可能になります。ライブライク社
のストリーミングテクノロジーを活用したライブ配信アプリ(iOS、Android 対応)により、ユー
ザーはバーチャル空間上の VIP 専用席からゲームを楽しむことができ、プレーヤーの統計情報
を見たり、プレー映像を様々な角度で視聴することが可能になります。現在対応しているヘッ
ドセットは Gear VR、Google Cardboard などです。

電通ベンチャーズは、今後拡大が見込まれるスポーツ VR 市場において、ライブライク社の
ようなテクノロジーを有するスタートアップとの連携により、放送コンテンツの付加価値創造
や VR 空間のマーケティング活用など新しいビジネスモデルへの挑戦が可能になると期待して
います。


ライブライク社のサービスイメージ画像ならびにライブライク社と電通ベンチャーズの概要
は以下のとおりです。





<ライブライク社のサービスイメージ画像>




<ライブライク社の概要>
社名 LiveLike Inc.
本社所在地 米国ニューヨーク州ニューヨーク市
代表者 Andre Lorenceau (CEO)
従業員数 12 名
事業内容 ライブ VR 配信テクノロジーとサービスの開発・提供
URL http://www.livelikevr.com/


<電通ベンチャーズの概要>
名称 電通ベンチャーズ 1 号グローバルファンド(Dentsu Ventures Global Fund I)
ファンド総額 50 億円
ファンド組成時期 2015 年 4 月
運用期間 2022 年 3 月までの 7 年間を予定
投資地域 欧米・アジアなどの海外を中心に、グローバルに投資
シード/アーリーステージを中心としつつ、ミッド/レイターステージも含む
投資ステージ
幅広いバランス投資
(1)広義のマーケティング/コミュニケーションビジネスを変革しうる領域
投資領域
(2)上記に当てはまらなくともイノベーティブでポテンシャルの高い新領域
URL http://dentsu-v.com/


以 上
【リリースに関する問い合わせ先】
株式会社電通 コーポレート・コミュニケーション室 広報部
河南、長澤 TEL:03-6216-8041


【投資に関する問い合わせ先】
株式会社電通 「電通ベンチャーズ」 Email:info@dentsu-v.com



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