メディカルビッグデータを用いたダッシュボード公開のお知らせ

2023 年 4 月 13 日
各 位
会 社 名 日本システム技術株式会社
代 表 者 の
代表取締役社長 平林 武昭
役 職 氏 名
(コード番号 4323 東証プライム市場)

問い合わせ先 総務部長 濵田 季教

( T E L 06-4560-1000)



メディカルビッグデータを用いたダッシュボード公開のお知らせ

当社は、医療 DX 推進を目的としたデータの視覚化ツールである「Tableau」を活用したメディカルデ
ータダッシュボードの無償公開を別紙のとおりお知らせいたします。
なお、本件が2024年3月期の連結業績に与える影響は、2023年5月12日発表予定の業績予想に含まれ
ます。今後の進展によって公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。


以上
NEWS RELEASE



報道関係者各位
2023 年 4 月 13 日
日本システム技術株式会社




メディカルビッグデータを用いたダッシュボード公開のお知らせ



日本システム技術株式会社は、医療 DX 推進を目的としたデータの視覚化ツールである「Tableau」を活
用し、メディカルデータダッシュボードの無償公開を開始しました。本ダッシュボードでは、当社が保有す
る匿名化された約 800 万人のレセプトデータ(※1)および健康診断データをソースとしたメディカルビ
ッグデータ「REZULT」を用いています。


本ダッシュボードにて公開するデータは、「基本データ」「ICD10(※2)別データ」「新型コロナウイル
スデータ」の 3 種類から構成されています。それぞれ都道府県別にデータを可視化し、性別や年代といった
属性の比率と月別の患者数を確認することが可能です。実際のダッシュボードでは都道府県をクリックす
ることでそのエリアにおけるデータを確認できるような直観的に分かりやすいものとなっています。


■メディカルデータダッシュボード公開ページ
JAST Lab HP:https://www.jastlab.jast.jp/opendata/
Tableau Public:https://public.tableau.com/app/profile/jastlab




図:メディカルデータダッシュボード
NEWS RELEASE



■今後の展望
本ダッシュボードにて、より多くの方々に当社のメディカルビッグデータにおける具体的なイメージを
掴んでいただくことで、各種共同研究や共創 DX の活性化に繋げてまいります。また、本ダッシュボードの
内容も含め多様なデータ提供が可能となりますので、メディカルビッグデータのご利用についてはお気軽
にお問い合わせください。


■未来共創Labについて
当社未来共創Labは医療ビッグデータ事業として、医療現場や各種保険者様が抱える課題の解決へ向
けて、メディカルビッグデータ(レセプト、健康診断データ等)を利用した医療 DX を推進しております。
当社ではデータの価値を高め、お客様の課題を解決するための可能性を広げるべく、今後も引き続き本研究
における分析を進めてまいります。
また未来共創Labでは、SDGs(Sustainable Development Goals)目標3「すべての人に健康と福祉
を」、目標9「産業と技術革新の基盤を作ろう」へ向けて、メディカルビッグデータを利活用した健康増進
を目的とし、産学連携での商材開発・共同研究を実施しております。




※1:レセプトデータについて
レセプトとは、患者が受けた保険診療について、医療機関が保険者(市町村や健康保険組合)に請求する医
療報酬の明細書のことです。医科・歯科の場合には診療報酬明細書、保険薬局における調剤の場合には調剤
報酬明細書、訪問看護の場合には訪問看護診療費明細書とも言います。1患者、1か月、1医療機関あたり
で1件のレセプトにまとめられており、患者が医療機関を受診した原因となる疾病情報や、医療費を支払っ
ている情報等を保持しています。当社ではこれらの各種情報をデータベース化して保持しています。


※2:ICD10 について
ICD は「疾病及び関連保健問題の国際統計分類:International Statistical Classification of Diseases and
Related Health Problems」の略称で、異なる国や地域から異なる時点で集計された死亡や疾病のデータを
体系的に記録、分析、解釈及び比較を行うため、世界保健機関憲章に基づき、世界保健機関(WHO)が作
成した分類です。ICD の第 10 版である ICD-10 は 1990 年の第 43 回世界保健総会において採択され、現
在、国内では ICD-10(2013 年版)に準拠した分類が使用されています。(厚生労働省のウェブページ「疾
病、傷害及び死因の統計分類」
(https://www.mhlw.go.jp/toukei/sippei/)を参照)
NEWS RELEASE




【本件に関するお問い合わせ先】
日本システム技術株式会社 未来共創Lab
お問い合わせはこちら ※別窓で外部サイトへ遷移します。
未来共創Labサイト:https://www.jastlab.jast.jp/




以上

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