医療データのネットワーク化と利活用を推進するメディカル・データ・ビジョン株式会社と協業

Press Release
2016 年 8 月 8 日
報道関係各位




医療データのネットワーク化と利活用を推進する
メディカル・データ・ビジョン株式会社と協業
~両社のシステム連携により、医療機関と患者が診療情報の一部を共有できる仕組みを
実現するとともに、両社の事業拡大を目指す~




株式会社CEホールディングス(東証一部、以下 CEHD)で、電子カルテシステムの開
発・販売を行う株式会社シーエスアイ(代表取締役社長:杉本惠昭、本社:札幌市白石区、
以下 CSI)は、医療データのネットワーク化と利活用を推進するメディカル・データ・ビ
ジョン株式会社(東証マザーズ 本社:東京都千代田区 代表取締役社長:岩崎 博之 以下、
MDV)と協業し、両社で医療機関の患者サービス向上を支援すると共に、両社の事業拡大
を目指すこととなりましたので、お知らせいたします。



【協業の内容と目的】


CSI は、電子カルテメーカーとして医療機関と共に歩んできた経験をもとに、常に付加
価値の高いサービスを提供し、医療機関の様々な課題の解決と患者サービスの向上に取り
組んでいます。
また、MDV は従来から、より一層の医療の質向上、患者メリット創出を目的として、
医療データのネットワーク化と利活用を推進しています。


このような状況下、CSI と MDV は以下を主な内容とする協業を行うこととなりまし
た。
 CSI の電子カルテ「MI・RA・Is シリーズ」と、MDV の患者向け WEB サービス「カル
テコ」などの仕組みを含む「CADA-BOX(仮称)」を連携させることで、診療情報の
活用に同意した患者の情報を MDV のデータベースにリアルタイムに蓄積するととも





に、患者がその情報の一部(傷病名、検査結果、診療中に使われた薬(投薬)、処置・
手術、処方された薬、など)を「カルテコ」で閲覧できる(無償)ようにする。
 両社の顧客基盤やノウハウを生かしながら、営業連携(「MI・RA・Is シリーズ」および
「CADA-BOX(仮称)」の販売)を行う。


診療情報の一部を医療機関と患者がインターネットを通じて「カルテコ」で共有するこ
とによって、患者の医療機関に対する信頼感がより強固なものとなる、患者が積極的に治
療参加する、離れて暮らす患者の親族(患者のお子さんなど)が患者の健康状態を確認し
安心できる、といった効果が期待されます。
また、CSI の「MI・RA・Is シリーズ」は、患者が Web 上で診療情報の一部を確認できる
電子カルテとして他社製品との大きな差別化が期待でき、MDV は蓄積する診療データの
リアルタイム性と多様性の向上が可能となります。


なお、「MI・RA・Is シリーズ」と連携する「CADA-BOX(仮称)」の本格的な提供は、
本年秋以降を予定しています。



【スキーム図】





【株式会社シーエスアイ 会社概要】
〒003-0029 札幌市白石区平和通 15 丁目北 1 番 21 号
代表取締役社長 杉本 惠昭
事業内容:電子カルテシステムの開発・販売
Web サイト:http://www.csiinc.co.jp


【メディカル・データ・ビジョン株式会社 会社概要】
〒060-0002 東京都千代田区神田美土代町 7 番地 住友不動産神田ビル 10 階
代表取締役社長 岩崎 博之
事業内容:医療情報統合システムの開発・販売、医療データの分析・調査
Web サイト:https://www.mdv.co.jp/


【プレスリリースに関するお問合わせ先】
株式会社CEホールディングス 経営企画室
TEL:(011)861-1600
E メール:k-kikaku@ce-hd.co.jp





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