光学用アクリルフィルム生産能力増強に関するお知らせ

2022 年2月 10 日
各 位
会 社 名 大 倉 工 業 株 式 会 社
代表者名 代 表 取 締 役 社 長 執 行 役 員
神田 進
(コード番号 4221 東証第 1 部)
問 合 せ 先 取締役常務執行役員コーポレートセンター総務広報、
人事、サステナビリティ推進、DX推進 担当
田中祥友
(TEL 0877-56-1111)

光学用アクリルフィルム生産能力増強に関するお知らせ


当社は、新規材料事業部において光学用アクリルフィルムの生産能力増強を目的とした新工場建設及び製造装
置の増設を決定致しましたので、概要を以下の通りお知らせ致します。





1.光学用アクリルフィルム生産能力増強の背景
液晶ディスプレイに使用される偏光板の偏光子保護用アクリルフィルムは、従来より使用されているTAC
フィルムに比べ吸水性が小さいことから、寸法安定性が必要とされる大型液晶テレビに採用が拡大しておりま
す。今後液晶テレビの更なる大型化、高精細化、高輝度化に伴い、アクリルフィルムの需要はますます拡大す
ると見込まれております。
当社としましては、今後も拡大する市場に対応するため、仲南工場敷地内に光学用アクリルフィルム用の新
工場を建築し、新たな一貫製造装置を増設することを決定致しました。
今回の増強により、光学用アクリルフィルムの生産能力は、現行の約2倍になります。
今後も世界へキーパーツを発信すべく、新製品の開発及び生産性向上に努めて参りますので、引き続きご支
援賜りますよう、お願い申し上げます。


2.工場及び製造装置増設の概要
(1)建設予定地:香川県仲多度郡まんのう町佐文 773 番地 6 号 当社仲南工場敷地内
(2)工場概要 :製造装置設置スペースと倉庫を備えた約 6,900 ㎡の工場を新設
(3)導入設備 :製品幅 2,600mm 対応溶融押出・縦横延伸一貫製造装置
(4)着 工 :2022 年 2月
(5)量産開始 :2023 年 12 月(予定)
(6)投 資 額 :約 60 億円


以 上

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