【IRリリース】3社連携によりスマートメーター連携機能を共同開発

【IRリリース】



2022年10月19日
スパイダープラス株式会社
(東証グロース:4192)

3社連携によりスマートメーター連携機能を共同開発

スパイダープラス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:伊藤謙自)は、株式会社
きんでん(本店:大阪市北区、取締役社長:上坂 勇、以下、「きんでん」)及び大崎電気工
業株式会社(本社:東京都品川区、取締役社長 渡辺光康、以下、「大崎電気工業」)との共同
開発により、電気設備工事向けスマートメーター連携機能(以下、「本機能」)を2022年10
月19日にリリースしたことを発表いたします。

本機能により、建設DXサービス「SPIDERPLUS」の電気設備工事向けオプション機能が拡
充されます。国内のスマートメーター市場は、電力インフラのデジタル・ネットワーク化を背
景に旧来型の電力量計からスマートメーターに順次置き換わっており、建設現場での活用も含
めて急速に市場が拡大しております。電力業界のメガトレンドを踏まえた本機能のリリースに
より、スマートメーター市場の拡大による「SPIDERPLUS」の活用機会増加とともに、建設現
場のデジタルシフト及び生産性向上をさらに推進いたします。

なお、本機能は各業界のリーディングカンパニーによる共同開発であり、当該3社による共
同リリースも発表しております。共同リリース内では、3社それぞれのコメント等も記載して
おりますので、そちらもぜひご覧ください。

共同リリースURL:https://spiderplus.co.jp/news/news-release/7363/
1. 本機能開発の背景

当社は、建設DXサービス「SPIDERPLUS」を2011年にリリースして以来、自社開発のみな
らず、建設業界を代表する各企業との共同開発を行いながら、建設現場の生産性向上に貢献す
る様々な機能・サービスを開発してまいりました。

その事例として、電気設備工事業界向けには業界大手のきんでんと、「電力量計確認機能」
や「OCR連携機能」を共同開発しております。きんでんと当社は現在も建設業界を取り巻く人
手不足の問題に対して、作業員個々人のスキルや作業品質に依存しない機能の開発・改良を模
索しております。

また、2021年からは電力量計スマートメーター国内トップシェアである大崎電気工業と、主
に建設業界同様に高齢化などによる人手不足の課題を抱えるビル・メンテナンス業界向けとし
て、スマートメーター連携機能の共同開発を開始しています。

本機能は、建設業界とビル・メンテナンス業界に共通する人手不足という深刻な社会課題を
解決すべく、各業界のリーディングカンパニーである3社が技術と知見を組み合わせ、より高
い次元の課題解決を実現するため共同開発に至ったものです。

2. 本機能の特徴

電気設備工事及びそのメンテナンス業務は、現場によっては数百台から数千台を越える電力
量計から10桁以上の数字を暗所で目視確認する必要があるなど、非効率かつヒューマンエラー
の発生しやすい業務となっております。電力量計の情報取得は、目視で読み取り、手入力した
情報の確かさを担保するために、複数人による複数回のチェックを課すことで多くの労力が必
要でした。

本機能は、大崎電気工業のスマートメーターと「SPIDERPLUS」を連携させ、電力量計の電
力量、製造番号、パルスレート、乗率、相線式、定格電圧、定格電流など、必要な情報を自動
的に得ることができるため、目視作業やOCRよりも簡単で、遥かに精度の高い読み取りによっ
て高品質な検査の実施が実現します。


【本件に関するお問合せ】

スパイダープラス株式会社 経営企画部IR担当
メール問い合わせ先:ir@spiderplus.co.jp 電話問い合わせ先:03-6709-2834
以上

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