エコモットと古野電気、GLONASSに対応した新型「DANA CLOUD」を「2019 Japan IT Week 春」に展示

報道関係者各位
プレスリリース

2019年 4⽉ 5⽇
エコモット株式会社

(東証マザーズ/札証アンビシャス コード:3987)

NEWS RELEASE

エコモットと古野電気、GLONASSに対応した新型「DANA CLOUDTM」を
「2019 Japan IT Week 春」に展⽰
GLONASS対応により北向き斜⾯の測位安定性が⼤きく向上


エコモット株式会社(本社︓北海道札幌市、代表取締役︓⼊澤 拓也、以下「エコモット」)と古野電気株
式会社(本社︓兵庫県⻄宮市、代表取締役社⻑︓古野 幸男、以下「古野電気」)は、地盤変位や⼈⼯構造
物の変位をミリメートルオーダーで計測し、計測データをクラウド上で管理することのできるクラウド型
GNSS⾃動変位システム「DANA CLOUD™(ダーナクラウド)」に機能を追加し、ロシアの衛星測位シス
テムGLONASSに対応いたしました。
本機能はGLONASS対応の新型GNSSセンサー「MG-100」を利⽤することで実現し、従来の「DANA
CLOUD™(ダーナクラウド)」で使うセンサー「MG-87シリーズ」で利⽤可能であったGPS、QZSS(み
ちびき︓準天頂衛星システム) などで信号の遮蔽が発⽣しやすかった北向き斜⾯での測位安定性が⼤きく向
上します。
エコモットは本製品を、2019年4⽉10⽇(⽔)より東京ビッグサイトで開催される「2019 Japan IT Week 春[前期]
IoT/M2M展」内エコモットブースにおいて展⽰いたします。会期中、展⽰ブースには古野電気より招聘したDANA専属説
明員に常駐していただく予定です。




GNSS(Global Navigation Satellite System)とは
複数台の⼈⼯衛星から送信される位置情報・時刻情報と電波を受信した僅かな時間差を計算することで、 ⾼
精度な位置情報の測位を実現させるシステムです。
⽶国のGPS、ロシアのGLONASSなどに加え、4機の⼈⼯衛星からなる準天頂衛星システム(QZSS / みちび
き)の運⽤が2018年度から開始されたことにより、 より⾼精度で安定した衛星測位サービスの提供が可能と
なりました。
■今後の取り組みについて
⼟⽊建設への就業者数は漸減を続けており、 ⼈⼝減少社会の到来や⼟⽊建設市場の担い⼿不⾜といった問題
がクローズアップされる機会も増えています。当社はそうした課題をICTによる⽣産性向上によって解決し
ていく「i-Construction」の考え⽅に準拠した商品・サービス開発や、現場ロイド事業の積極的展開を通じ
て、実効性のある⽣産性向上への取り組みをひきつづき強化してまいります。


■i-Construction(アイ・コンストラクション)について
国⼟交通省では、2008年より建設施⼯の⽣産性向上、品質確保、安全性向上、熟練労働者不⾜への対応な
ど、建設施⼯が直⾯している諸課題にICTを活⽤した「情報化施⼯」の普及を推進していました。さらに
2016年からは、⾰新的なICT技術の登場、さらなる建設現場の⽣産性向上の必要性から、測量・設計から、
施⼯、さらに管理にいたる全プロセスにおける情報化を実現し、2025年までに建設現場の⽣産性を2割向
上する事を⽬指す取り組みを「i-Construction」として推進しています。
昨年開催されたi-Construction 推進コンソーシアム 技術開発・導⼊WG主催のマッチングイベントにおい
て、国⼟交通省中部地⽅整備局より提⽰されたニーズに対し、本製品を⽤いた変位計測技術が
i-Constructionに対応する技術シーズとして採択されました。

参考︓クラウド版GNSS⾃動変位計測システムDANA CLOUD™が国⼟交通省中部地⽅整備局の現場ニーズに対する新技術マッチン
グに採択(2019.03.18)




本件に関するお問い合わせ先
エコモット株式会社 経営企画部︓國塚・薄⽊
TEL︓011-558-6600 MAIL︓press@ecomott.co.jp
■エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・⾃社開発通信デバイスの提供を⾏うとと
もに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能に
するソリューションを提供しています。2017年6⽉に札幌証券取引所アンビシャス市場、2018年6⽉に東京証券取引所マ
ザーズへ上場いたしました。また、2019年1⽉にKDDI株式会社と資本業務提携いたしました。


所在地 ︓ 〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東2丁⽬5番2号 札幌泉第1ビル1階
代表 ︓ 代表取締役 ⼊澤 拓也
設⽴ ︓ 2007年2⽉
資本⾦ ︓2億95百万円(2018年12⽉末現在)
事業内容︓IoTソリューションの企画、およびこれに付随する端末製造通信インフラ、アプリケーション開発、並びにクラウド
サービスの運⽤・保守に関する業務のワンストップでの提供
URL ︓ https://www.ecomott.co.jp/


■古野電気株式会社について
古野電気(東京証券取引所市場第⼀部、コード番号︓6814)は1948年に世界ではじめて⿂群探知機の実⽤化に成
功して以来、「新たな価値創出を通じて社会の役に⽴ち続ける」ことを企業価値に据えて、「みえないものをみる」ことで「安
全安⼼・快適、⼈と環境に優しい社会・航海の実現」を⽬指している世界トップシェアの船舶⽤電⼦機器総合メーカーです。
近年は通信・GNSSソリューション事業やヘルスケア事業といった産業⽤分野に加えて、⾝近な安全安⼼を⽀援する防災・
監視ソリューション事業を強化しております。


所在地 ︓ 〒662-8580 兵庫県⻄宮市芦原町9-52
代表 ︓ 代表取締役社⻑ 古野 幸男
設⽴ ︓ 1951年5⽉
事業内容︓ 船舶⽤電⼦機器および産業⽤電⼦機器などの製造・販売
URL ︓ https://www.furuno.co.jp/


■2019 Japan IT Week 春 [前期] IoT/M2M展について
無線通信技術、センサーをはじめ、遠隔監視、⽣産管理などの アプリケーション、AIを活⽤したデータ分析など様々なソリュ
ーションが⼀堂に集結する展⽰会です。
製造業をはじめ、社会インフラ(電気、ガス、⽔道など)、流通サービス業などの企画・開発、システム、⽣産部⾨の責任
者ならびに担当者が来場し、出展企業と活発な商談を⾏っています。


開催期間 ︓2019年4⽉10⽇(⽔)〜12⽇(⾦)
10:00〜18:00(最終⽇のみ17:00終了)
会場 ︓東京ビッグサイト ⻄2ホール
ブース位置︓5-38
URL ︓https://www.japan-it-spring.jp/ja-jp/about/iot.html

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