エコモット、トップファームグループらと共同で牛の分娩時兆候である陣痛をAI画像解析で検出するシステム構築に技術供与

報道関係者各位
プレスリリース

2020年 2⽉ 26⽇
エコモット株式会社

(東証マザーズ/札証アンビシャス コード:3987)

NEWS RELEASE

エコモット、トップファームグループらと共同で
⽜の分娩時兆候である陣痛をAI画像解析で検出するシステム構築に技術供与
機械学習のための教師データ⽣成および、複数台のカメラ映像をエッジで解析するAIシステムを構築


エコモット株式会社(本社︓北海道札幌市、代表取締役︓⼊澤 拓也、以下「エコモット」)は、株式会社
オックス(本社︓北海道常呂郡佐呂間町、代表取締役︓井上 登)、株式会社トップファーム(同左)、北
⾒⼯業⼤学と共同で⽜の分娩時兆候である陣痛をAIによる画像解析で検出し、アラートを⾏うシステムを
構築します。

本システムは、検知した分娩兆候である陣痛のアラートをもとに的確な分娩介助を⾏うことで、畜産農家
の課題となっている和⽜の死産率を低下させ、農家の所得向上を⽬的としています。
また、これまで把握が困難であった個体毎の分娩難易度をデータとして蓄積し、和⽜のもつ遺伝⼦配列パ
ターンと突合することで、遺伝情報と分娩難易度の関連性についての研究をすすめることが可能となりま
す。これによって分娩難易度を⾼い精度で予測可能とする新しい⽣産技術の確率が期待されています。




本システムの技術的特徴として、10台の汎⽤ネットワークカメラから送られる映像を⼀台のエッジAIカメ
ラで並列に処理するアーキテクチャを採⽤しており、すでに稼働している複数のネットワーク監視カメラ
をアドオンでAI化するレトロフィットソリューションとしての展開が可能な点が挙げられます。
エコモット株式会社について
エコモットは2007年の創業以来IoT専業のソリューションベンダーとして、センサー・⾃社開発通信デバイスの提供を⾏うとと
もに、多様な顧客ニーズに応じたカスタマイズ、現場での設置ノウハウを提供し、あらゆる「モノ・コト」からセンシングを可能に
するソリューションを提供しています。2017年6⽉に札幌証券取引所アンビシャス市場、2018年6⽉に東京証券取引所マ
ザーズへ上場。2019年1⽉にKDDI株式会社と資本業務提携いたしました。

所在地 ︓ 〒060-0031 北海道札幌市中央区北1条東2丁⽬5番2号 札幌泉第1ビル1階
代表 ︓ 代表取締役 ⼊澤 拓也
設⽴ ︓ 2007年2⽉
資本⾦ ︓ 6億12百万円(2019年3⽉末現在)
事業内容︓ IoTソリューションの企画、およびこれに付随する端末製造
通信インフラ、アプリケーション開発、並びにクラウドサービスの
運⽤・保守に関する業務のワンストップでの提供
URL ︓ https://www.ecomott.co.jp/


株式会社オックスについて
株式会社オックスは、昭和62年に常呂郡佐呂間町で素⽜の⽣産を⽬的に設⽴した株式会社トップファームの酪農部⾨
のグループ会社である。グループの経営理念は、「北海道の⼤地に根ざした農業を⾏います」「地域社会と共に発展していき
ます」「仕事を通して豊かな⼈間性の創造をめざします」とし、北海道という⾵⼟、地域との共⽣、社員教育を重点に畜産
を取り巻く時代のニーズに合わせ、経営の複合化と飼養規模の拡⼤を図ってきた。また経営の特⾊は、マネージメントと社
員教育の⼿段として「農場HACCP」に取り組み、「JGAP家畜・畜産物」の認証も得ている。また、グループ会社と
して、⾁⽜肥育のサロマ⽜肥育センター株式会社、⿊⽑和⽜繁殖・⼀貫肥育のパシフィックファーム株式会社がある。

所在地 ︓ 〒093-0506 北海道常呂郡佐呂間町字富武⼠555番地3
代表 ︓ 代表取締役 井上 登
設⽴ ︓ 2015年7⽉17⽇
資本⾦ ︓ 2,500万円
事業内容︓ 酪農事業
URL ︓ https://top-farm.jp/




本件に関するお問い合わせ先
エコモット株式会社 経営企画部︓國塚
TEL︓011-558-6600 MAIL︓press@ecomott.co.jp

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