連結営業利益5億円・時価総額向上達成への事業戦略概要 セキュリティツール 事業環境および製品戦略

2022 年 3 月 8 日
株主および投資家の皆様 株式会社フーバーブレイン



連結営業利益5億円・時価総額向上達成への事業戦略概要
セキュリティツール 事業環境および製品戦略

サイバーセキュリティカンパニーの株式会社フーバーブレイン(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:輿水 英行、東
証マザーズ 3927)が目指す連結営業利益5億円達成について、実現に向けた当社グループの事業戦略の概要をお伝えし
ます。


当社は、連結営業利益5億円達成と時価総額向上を目指し、当社グループの事業活動に取り組んでおります。
今回は、当社の連結営業利益5億円・時価総額向上に向けた事業戦略の一つとして、当社が提供するセキュリティツールの
事業環境および製品戦略概要をご紹介します。


■サイバーセキュリティ対策が事業継続に不可欠な時代に
仕入先1社に対するサイバー攻撃(ランサムウェア)に
より、国内最大手自動車メーカーの国内全工場の停止へ
と発展する事件が起こりました。今日において、様々な企
業間でネットワークやプラットフォームなどが共有化さ
れ、同一の基盤システム上で事業活動が行われる時代と
なりました。ビジネスの効率性が上がり、展開スピードが
加速しましたが、1社の被害が同一ネットワークのすべて
の企業に波及してしまうリスクも拡大し続けています。
警察庁が公表した「令和3年におけるサイバー空間を
めぐる脅威の情勢等について(速報版)」(※)では、都道 ビジネスがネットワークレベルで融合する時代
府県警察が認知したランサムウェア被害件数の急増が
確認されます。被害企業・団体等へのアンケート調査結果では、「被害から復旧に要した期間」として、約 48%が復旧に 1 週
間以上を要しており、また、「被害の調査・復旧に要した総額」では、半数で 500 万円以上の金額を要しています。
今日のビジネススピードの時間軸において、1 週間以上の事業停止は著しい損失になりかねません。その復旧自体に
500 万円以上の費用が発生する場合には、国内企業の大部分を占める中小企業にとっては事業存続が危ぶまれる事象で
す。事業継続という観点において、サイバーセキュリティ対策は必要不可欠な時代となっています。
ランサムウェアに限らず、世界的に被害が急増した Emotet(エモテット)についても、2022 年1 月頃から当社サポート窓口
への問い合わせが再度、増加しています。
当社は、創業から提供する独自エンドポイントセキュリティをはじめ、WAF・UTM、クラウドネットワークサービスなど、時代
に求められるセキュリティツールを提供しています。これからますます高まるサイバーセキュリティ対策需要に対して、培っ
てきたセキュリティノウハウを駆使して、対応していきます。
※出展:警察庁「令和3年におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(速報版)」
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R03_cyber_jousei_sokuhou.pdf


■PC1 台の感染が致命傷
企業内の PC・サーバーなど IT 機器は、同一ネットワーク内で稼働しています。たった 1 台の感染が、企業全体
へと拡大する可能性があります。




当社が創業から提供するエンドポイントセキュリティソフトウェアは、コーポレート(法人)向けセキュリティとして
「会社全体を守る」をコンセプトに、社内セキュリティの一元管理機能を標準搭載しています。社内 PC・サーバーの
セキュリティ状況が確認でき、社内全体のセキュリティリスクを可視化します。その有用性を評価いただき、これま
で延べ 40,000 以上の企業・組織・官公庁に導入いただきました。
社内のセキュリティ状況を可視化しつつ、PC・サーバーを、従来型の検知手法が有効ではない新たな脅威にも
対応する「先進型振る舞い検知(ATC)」、PC 内の該当ファイルを自動で保護された領域にバックアップを行う「バッ
クアップ・リストア機能」など、先進テクノロジーを駆使した強固なセキュリティで保護します。
ATC について、世界的に被害が急増した Emotet(エモテット)にも有効性を確認しています。「バックアップ・リスト
ア機能」では、ランサムウェアによる不正暗号化被害においても、保護領域内のバックアップデータから早期復旧を
可能にします。
詳細:https://www.fuva-brain.co.jp/products_services/eye247_antimalware/


■場所を選ばず徹底したセキュアな環境を提供
在宅勤務などのテレワークでは、従業員自身が用意したネットワークや利用施設で提供されるネットワーク環境
下で業務が行われます。社外における業務活動に対して、企業はセキュアな環境を従業員に提供しなければなり
ません。
当社は、強固な VPN 構築を可能にする UTM や、先進のクラウドネットワークサービスを提供しています。UTM
では、当社の主要顧客層である中小企業において導入が進んでいます。当社のエンドポイントセキュリティとのセッ
ト販売により、ネットワークからエンドポイントをカバーする多層防御を提供します。
クラウドネットワークサービスでは、国内全国展開の企業や、世界展開するグローバル企業への提供など、顧客
企業のレイヤーは多種多様に提供しており、当社の今後の主力商材とするべく、販売拡大に努めています。


当社は、自社開発製品・パートナー商材含め、常に時代に求められるセキュリティの提供に努め、販売実績を拡大します。
クラウドネットワークサービスについては、世界展開するグローバル企業への提供など、これまでにない企業層への販
売が進捗しており、当社が目指す連結営業利益5億円と時価総額向上の達成に向けた新しい事業基盤の一つとしていきま
す。
今後の展開にご期待ください。



■株式会社フーバーブレインについて
当社は、サイバーセキュリティソリューションとして、情報通信技術(ICT)を悪用した外部からの不正プログラム
(マルウェア)攻撃に対する防御の提供と、企業の内部関係者によるデータベースへの不正アクセス、情報漏えい
等を防止する対策に加え、業務状況の可視化による業務効率改善および働き方分析の支援を行っています。当社
は、セキュアなプラットフォームで生産性とクオリティオブライフ向上を支援し、これからの第 4 次産業革命に向けた
成長の加速を実現します。


【会社概要】
会社名: 株式会社フーバーブレイン
代表: 代表取締役社長 輿水 英行
本社: 〒102-0094 東京都千代田区紀尾井町 4-1 ニューオータニガーデンコート 22F
TEL 03-5210-3061(代表)
WEB: https://www.fuva-brain.co.jp/
設立: 2001 年 5 月 8 日
資本金: 796 百万円(2021 年 12 月 31 日現在)(東京証券取引所市場マザーズ:証券コード 3927)
事業内容: ●サイバーセキュリティソリューションの提供
●テレワーク環境の構築
●生産性およびクオリティオブライフ向上支援
●受託開発・SES(子会社)


<本件へのお問い合わせ先>
株式会社フーバーブレイン 管理部
TEL:03-5210-3061





8927