総エントリー1412件から受賞10社を発表 「プレスリリースアワード2022」 茨城、東京、愛知、和歌山、大阪、京都、広島のスタートアップから老舗まで

Press Release
報道関係各位
2022 年 10 月 28 日
株式会社 PR TIMES

総エントリー1412 件から受賞 10 社を発表 「プレスリリースアワード 2022」
茨城、東京、愛知、和歌山、大阪、京都、広島のスタートアップから老舗まで
側島製罐、池部楽器店、ファブラボ広島安芸高田、クラダシ、筑波メディカルセンター、
菊水産業、nakatx 、ひさだアートインダストリー、Creative Project Base、ettü が受賞




プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社 PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口
拓己、東証プライム:3922)は、2022 年の「プレスリリースの日」10 月 28 日(金)、プレスリリースの可能性
拡大に貢献した企業と担当者を讃える「プレスリリースアワード 2022」の受賞企業 10 社を発表いたします。
特設サイト:https://prtimes.jp/pressreleaseawards/2022/
※同時発表の「プレスリリースエバンジェリスト」初代 9 名発表プレスリリースはこちら。
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001229.000000112.html
※2022 年 10 月 28 日(金) 11:30 より授賞式&発表会を LIVE 配信(PR TIMES LIVE)
https://www.youtube.com/watch?v=hmKsO-6prys

プレスリリースアワードは、プレスリリースの可能性拡大に貢献した企業と担当者を讃えるアワードです。
1 年間に日本国内で発信されたプレスリリースを対象にエントリーを受け付け、社会性・公共性・共感性・将来
性等の視点から、プレスリリースの可能性拡大に貢献したものを審査・選考し、表彰します。
※「プレスリリースアワード 2022」のエントリー対象とエントリー受付期間は以下の通り
エントリー対象:2021 年 9 月 1 日~2022 年 8 月 31 日に発信されたプレスリリース
エントリー受付期間:2022 年 7 月 25 日~2022 年 9 月 5 日


議論が盛り上がり、審査は延長。3 度の審査を経て、受賞企業 10 社が決定。
プレスリリースアワード 2022 は、初年度開催となる昨年の 3 倍を超え
る総計 1412 件(初年度開催時の総計エントリーは 420 件)にエントリーいただ
きました。審査員 8 名により行われた一次審査を経て、44 件のプレス
リリースが最終審査へ。最終審査会は審査員が一堂に会し、ノミネート
したプレスリリース一つひとつに対する意見を交わしました。審査員は
メディア関係者をはじめ、パブリック・リレーションズに関する見識を
持つ方々で構成しています。見る観点やプレスリリースに求めること、
役割が共通する点もあれば、全く異なる見解も。審査会が延長するほど
議論は盛り上がり、検討を繰り返した結果、3 度の審査を経て 10 社の
受賞プレスリリースを決定しています。
「プレスリリースアワード 2022」審査員 8 名について https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000001211.000000112.html


プレスリリースアワード 2022 受賞プレスリリース
茨城、東京、愛知、和歌山、大阪、京都、広島のスタートアップから老舗までが受賞しています。
受賞したプレスリリース、プレスリリースの発表に携わった担当者を紹介いたします。審査員から寄せられた
受賞理由と併せてご覧ください。
<インフルエンス賞>
発信と活用により社内外へ最も広く好意的な影響をもたらしたプレスリリースに贈る賞
【老舗缶屋の挑戦】「いつか一緒におしゃべりしようね」親子の絆を深める缶”Sotto”
新発売!
側島製罐株式会社 石川 貴也/古田美千子/木原綾
受賞理由:株式会社 PR TIMES 広報 PR 管掌取締役 三島映拓より
製品発売のプレスリリースでありながら、その背景ストーリーが濃密で、思わず語
りたくなる。年商が落ち込み苦闘する老舗缶メーカーが、 「宝物を託される人になろ
う」という新たに策定したビジョンの下で、下請けでなく当事者として挑戦した新
製品。文面と小見出し、写真からひしひしと伝わる想いが、この製品に価値を乗せ
ている。ビジョンの下でとても真摯にものづくりしてきた様子が伝わる、リブラン
ディングの好例。

<ソーシャル賞>
社会とのつながりを表現し深めることに最も貢献したプレスリリースに贈る賞
「楽器は強い。武器よりもずっと。 」環境マンガ家 本田亮さんのイラストをイケシブ
で緊急展示!池部楽器店では全店でウクライナ緊急支援チャリティ企画を開始いた
しました。
株式会社 池部楽器店 林征生/福井崇人/青山紀恵・大橋希美・福井崇人(一般社団法
人 2025PROJECT 福井ラボ塾)/本田亮(株式会社本田亮事務所)/朝野俊一(株式会社アド
·シーズ)
受賞理由:國學院大學 観光まちづくり学部 准教授 河炅珍より
ウクライナ情勢への関心が高まっているいま、事業分野を問わず、反戦や平和をテーマに取り上げる企業や組織が増えていま
す。そんな中、池部楽器店は、本田亮さんとのコラボレーションを通じて、世界へのメッセージを視覚化し、見事に表現して
いると思います。募金活動の実施をはじめ、何よりも、音楽を楽しむ/楽器を奏でる経験そのものを、反戦・平和意識と結び
つけ、音楽ファンにとって戦争を「自分事」として捉える機会を与えたのではないでしょうか。企業と社会のつながりはもち
ろん、私たち一人ひとりの日常と社会のつながりに強く訴え、ウクライナの現状を、世界の平和を、そして音楽の意味を、よ
り身近でより本質的な問題として考えさせてくれる素晴らしいプレスリリースだと思います。

<パブリック賞>
情報の平等と信頼を実現することに最も忠実なプレスリリースに贈る賞
プラスチックゴミのアップサイクルを楽しく体験できるガチャガチャをオープンソ
ースで公開
ファブラボ広島安芸高田 渡辺 洋一郎/中島慎太郎・内田真由美・市川大翔(Yahoo!
LODGE)/小野光基(安芸高田市)/金島聡史(株式会社マルシン)
受賞理由:日経ビジネス編集長 磯貝高行より
子どもたちが集めたボトルキャップが直接ガチャガチャの景品に変換されるという
体験を分かりやすく説明している。プレスリリースの中で自動再生されるミニ動画
が、見る人の目を楽しませる。サーキュラーエコノミーへの関心を呼び起こす公共
性を評価したい。

<エンパシー賞>
受け手の心を動かし共感を育むことで最も飛躍したプレスリリースに贈る賞
KURADASHI、2 月 15 日よりバレンタイン POPUP を期間限定で開催
株式会社クラダシ 徳山 耕平/中野奈緒子/齊藤友香/小平佳鈴/溝口りりか
受賞理由:NewsPicks 執行役員 CXO 池田光史より
これはもう、「私たちのバレンタインは 2 月 15 日から始まります。
」のコピーが秀逸
すぎます。世間を見渡せば、一方で「フードロス」が叫ばれるのに、他方でのんき
にバレンタインデーやホワイトデーを過ごすところでした。改めてハッとさせられ
たし、社会全体で考えるきっかけになりうる POPUP ではないでしょうか。

<ヒューマン賞>
プロダクトや社員、顧客に対する愛と情熱が最も感じられるプレスリリースに贈る賞
#病院にアートを|茨城県産ヒノキに囲まれた家族控室が、 緩和ケア病棟内に誕生
公益財団法人 筑波メディカルセンター 遠藤友宏/池井宏代/古谷亜津子/窪田蔵人/
橘内大/矢吹律子/筑前谷香澄/岩田祐佳梨・水畑日南子・菅原楓(特定非営利活動法人
チア・アート)
受賞理由:東京都市大学メディア情報学部教授 奥村倫弘より
病院の家族控室で患者を待つ家族は不安でいっぱいです。その部屋は殺風景なこと
が多く、不安を収めてくれることはありません。そんな家族控室が、クラウドファ
ンディングの力を借りて温かみのある空間に生まれ変わりました。リリースでは、
支援にかかわった人たちの問題意識や思いをインタビュー動画などにまとめ、とり
くみを改めて発信。プロジェクトの開始時だけでなく、終了後にもメッセージを発信することの意義を感じました。高齢化社
会をリードする日本に明るさをもたらす内容であり、よりパブリックに広がってほしい取り組みです。
<ストーリー賞>
人に語りたくなるストーリーを最も有しているプレスリリースに贈る賞
【社長になって 1 ヶ月で会社全焼】祖父の会社を守りたい!日本で 2 社のみとなっ
た国産つまようじメーカーが会社再建のためのクラウドファンディングを開始。
菊水産業株式会社 末延 秋恵
受賞理由:東洋経済オンライン編集長 吉川明日香より
大変な状況の中で実施されたクラウドファンディングに続き、3 日後にプレスリリー
スもあわせて発信したことで、当初予定を上回るより広い支援を得ることに成功し
た事例と感じました。火災で建物はじめ多くのものが物質的に失われるなか、これ
までの家族と事業の思い出を写真とともに掲出することで、失われたものの大きさを読む人に伝えています。動画も効果的で
す。自社の危機を訴えるにとどまらず、なぜ自社の事業が存続する意義があるのかも的確に表現されており説得力がありまし
た。様々な表現手法を駆使したプレスリリースの柔軟な活用法として、また広く人の心を揺さぶる家族と事業の物語の表現と
して、人に語りたくなるストーリーを持ったプレスリリースであり、大変印象に残りました。

<特別賞>
上記賞にあてはまらないが表彰したいプレスリリースや発表者の行動を讃える賞
ネコ好きに愛されて累計 5,500 箱突破!日本初の猫専用こたつ付きみかん『猫と、こ
たつと、思い出みかん』2 月 22 日の「スーパー猫の日」に本年度の予約受付スター
ト。
有限会社 nakatx 中田直希/岡山耕二郎
受賞理由:Forbes JAPAN 執行役員 Web 編集長 谷本有香より
大変面白い。そもそもの視点やプロダクトが面白いのだが、数種の猫のタイプの写
真を使うことで、より理解や興味を深めることにつながっている。一度見たら、こ
のビジュアルを人に是非見せたいと思う作品。

近場消費やマイクロツーリズムで進む京都のヘアケア需要の多様化に合わせ、老舗
美容室が創業初となるシャンプーの量り売りを開始
ひさだアートインダストリー株式会社 久田智史/西井成弘/久田美樹
受賞理由:東洋経済オンライン編集長 吉川明日香より
目を引いたのは、量り売りの意義の見出し方です。量り売りといえば、包装材が省
けてエコであるとか、楽しいとかいったイメージが浮かびますが、ひさだアートイ
ンダストリー様が考える意義は、お客様とのコミュニケーションという意外なもの
でした。流行の言葉に流されることなく、地域のお店だからこその視点をもち、か
つそれを丁寧に言語化し、発信する姿勢は、大変目を引くものでした。なぜ持ち込
み容器にしないのか、衛生面への配慮とその説明も説得力があります。プレスリリ
ースとは顧客など第三者とのコミュニケーションの一形態ですが、その本質、根本にあるのは、何を伝えたいか、どう伝える
かという姿勢です。その本質を突き詰めていることを感じさせられるプレスリリースでした。

インバウンド観光客に向けた「日本全国英語スローガン」プロジェクトスタート。
1都市目は天理市。スローガンは「Time Travel City」に決定。
株式会社 Creative Project Base 倉成 英俊
受賞理由:Forbes JAPAN 執行役員 Web 編集長 谷本有香より
日本全体の課題であるイシューを、非常に素晴らしい取り組みによってシンプルに
伝えている。国内向けのプレスリリースでありながらも、国外を見据えた内容で大
変好感が持てる。

出産祝いに『幸せ』を贈ろう。赤ちゃんと家族のためのベビー靴下『Angel Ring
Socks』 本日、Makuake にて先行販売開始!
ettü 愛甲 日路親
受賞理由:株式会社宣伝会議 月刊『広報会議』編集長 浦野有代
何を贈ったらいいのか迷いがちな「出産祝い」をタイトルに入れ、 「あなのあいた靴
下を贈ろう」のコピーを付けた画像で読み手の関心を引き付けています。読み進め
ると、認知がまだ低い「ヘアターニケット」の事故が国内でも発生していること、
その解決策として開発されている商品であることが分かり、理解を促しています。
ヘアターニケットを知らない人向けに、イラストの解説も加えて啓発しているほ
か、あながあいていることで、靴下を履かせやすいメリットにも訴求。様々な気づきを与える内容になっています。


プレスリリースの新たな可能性を信じることができたプレスリリースアワード 2022
【プロジェクト責任者より】
PR TIMES MAGAZINE 編集長 兼 プレスリリースアワード 2022 運営責任者 丸花由加里
プレスリリースの発信機会の広がりと表現方法の多様化
二回目のプレスリリースアワード。初年度である昨年を大きく上回る 1412 件のエントリーひとつずつに運営事務局メンバー
全員で目を通しました。発信されたニュースは実にさまざまで、発信機会はあきらかに広がっています。また、形式的な発信
でなく、読み手の共感を生むものや画像・動画を駆使した視覚に訴えるもの、Web のプレスリリースに手書きの文書を掲載
することで当事者の熱量をそのまま伝えるものなど、自由な表現方法に触れ、多様化していることもあらためて感じました。
配信機会の広がりや表現の多様化は、プレスリリースの新たな可能性を示しています。
世の中を投影し、ストーリーを交えた人を動かすプレスリリース
昨年のエントリー(応募対象:2020 年 10 月 1 日~2021 年 9 月 30 日)は新型コロナウイルス感染症
にまつわる発信が多く見られましたが、今回のエントリー(応募対象:2021 年 9 月 1 日~2022 年 8
月 31 日)は、SDGs に関連した発信やイベントに関連するエントリーが増え、私たちを取り巻く環境
が変わっていることを物語っています。また、単なるニュースの発信でなく、受け取り手に共感や人
に行動を促すものが多数。近年よく発信されるクラウドファンディングや資金調達に関する発表や新
商品・新サービスの発表にも必ずと言ってよいほど、発表にまつわるストーリーや担当者の想いが書
かれています。発信の目的やこだわり、発信後の効果などのエントリー企業から寄せられたコメント
からは、発信一つひとつに対する熱量を感じることができました。

プレスリリースアワード 2023 に向けて~発表に携わる担当者の活躍を伝える機会に~
プレスリリースの普及と発展のために
プレスリリースアワード 2022 は、エントリーいただいた総計 1412 件より、一次
審査を通過したプレスリリース 44 件すべてに、審査員がノミネートした理由やその
他意見をフィードバックさせていただきました。また、プレスリリース発信の参考
にしていただけるよう、審査員がプレスリリースを見るポイント、ノミネートされ
たプレスリリースに対するコメントをまとめた冊子をお送りさせていただきます。
これは、ノミネート企業だけでなく、エントリーいただきましたすべての希望者を
対象としています。
単なる表彰の場ではなく、受賞したプレスリリースが評価されたポイントや審査
員が着目することを知ることで、今後のプレスリリース発信につなげていただく。
そして、本アワードを立ち上げた目的であるプレスリリースの普及と発展につなげ
てまいります。
発表に携わる担当者の活躍を伝える機会に
プレスリリースアワードのもうひとつの目的は、発表を担う担当者に光を当てること。 「一年間の自身がやってきたことを
振り返り、見直すきっかけになった」「広報 PR 活動に対する表彰はあるが、
『担当者に光をあてる』という開催の目的がうれ
しい」「来年は、発表したプレスリリースすべて自信をもってエントリーできるようにしたい」など、本アワードに対する共
感や今後のプレスリリース発表に対する意向など、プレスリリースアワード 2022 のエントリー時にたくさんのお声をいただ
きました。今後もプレスリリースを通して1年間を振り返る機会、そして発表に携わる担当者の活躍を伝える機会にしてまい
ります。

株式会社 PR TIMES について
PR TIMES(読み:ピーアールタイムズ)は、「行動者発の情報
が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げ、企業とメデ
ィア、そして生活者をニュースでつなぐインターネットサービス
「PR TIMES」を 2007 年 4 月より運営しています。報道機関向けの
発表資料(プレスリリース)をメディア記者向けに配信するとと
もに、「PR TIMES」およびパートナーメディアに掲載し、生活者
にも閲覧・シェアされています。利用企業数は 7 万 2000 社を突
破、国内上場企業 51%超に利用いただいています。情報収集のた
め会員登録いただくメディア記者 2 万 4000 人超、サイトアクセス
数は月間 6200 万 PV を突破、配信プレスリリース件数は累計 100
万件を超えています。全国紙 WEB サイト等含むパートナーメディ
ア 220 媒体以上にコンテンツを掲載しています。
クライアントとメディアのパートナーとして広報 PR 支援を行う PR パートナー事業や、ストーリー配信サービス「PR TIMES
STORY」の運営、動画 PR サービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」の提供、タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」や
カスタマーサポートツール「Tayori」の運営も行っています。
【株式会社 PR TIMES 会社概要】
ミッション:行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名 :株式会社 PR TIMES (東証プライム 証券コード:3922)
所在地 :東京都港区赤坂 1-11-44 赤坂インターシティ 8F
設立 :2005 年 12 月
代表取締役:山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
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