スマホを1日何時間使っている?意識と実態に3時間差 「スマートフォン利用に関する生活者実態調査」公開

Press Release
報道関係各位
2021 年 3 月 31 日
株式会社 PR TIMES

スマホを 1 日何時間使っている? 意識と実態に 3 時間差
「スマートフォン利用に関する生活者実態調査」 公開
- ミクロな行動実態から次の一手を導く生活者調査プロジェクト 「Mikke(みっけ)」 始動 -

プレスリリース配信サービス「PR TIMES」等を運営する株式会社 PR TIMES(東京都港区、代表取締役:山口拓
己、東証一部:3922)は、2021 年 3 月 31 日(水)より、生活者の行動実態を調査するプロジェクト「Mikke
(みっけ)」を始動し、その第一弾として「スマートフォン利用に関する生活者実態調査」を実施いたしました。
「Mikke」では、従来調査対象とされづらかったミクロな行動実態から、次の兆しを見つけ、新しい取り組みを
はじめる行動者が生活者の実態に沿ったアクションを起こす指針となるような調査を続けてまいります。




本調査結果 詳細資料の申込フォーム(無料):https://tayori.com/f/mikke01


ミクロな行動実態から、次の取り組みのヒントに。生活者実態調査プロジェクトを始動します
PR TIMES は「行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ」というミッション実現に向け事業を展開する中で、
「クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR 支援」を行ってきました。この度、クライアント企業の
広報・PR 担当者の次なる行動や、メディアの次なる取り組みのきっかけやヒントとなるように、行動実態を調
査・公開するプロジェクト「Mikke」を始動しました。
誰かの心を、できるだけ大きく揺さぶるためには、その人たち一人ひとりの実態を知ることが近道となります。
実際にどのような状況に置かれ行動をしたのか、実態をよりリアルに知ることで、その人の心を揺さぶる次の行
動を考えやすくなります。一方で、まだ明らかになっていない実態を調査するには、時間も費用もかかります。
そこで PR TIMES では、少しでも多くの人の心を、少しでも大きく揺さぶる情報発信のサポートをするべく、こ
れまで調査対象にされづらかったミクロな行動実態を調査し公開するプロジェクトを開始します。その第一弾と
して、「スマートフォン利用に関する生活者実態調査」の結果を今回発表します。
「スマホを思ったより使っている」 意識と実態に大きな差。スマホ利用時間を 8 割超が過小評価
本調査の対象は、スマートフォン国内利用シェアの多い iOS12 以降の使用者、つまり iPhone ユーザー(1,300
名)です。利用状況の実態調査にあたっては、回答者自身の iPhone 画面キャプチャ機能を使用して、「スクリ
ーンタイム」画面の情報を提供いただき集計しています。

<調査概要>
調査名:スマートフォン(iPhone)利用に関する生活者実態調査
実施期間:2021 年 2 月 1 日~2 月 5 日
調査対象者:10 代~60 代の男女 1,300 名
調査方法:インターネット調査・・・選択式の回答と、iPhone キャプチャ画面の提出(下記イメージ)
本調査結果 詳細資料の申込フォーム(無料):https://tayori.com/f/mikke01




まず、スマートフォンの利用時間の意識と実態について調査を行いました。意識については「1 日の内に何時間
くらい利用していると思うか」を伺い、選択肢から回答いただきました。実態については、ご利用の iPhone「ス
クリーンタイム」から、「先週の」結果画面キャプチャを提出していただき、その日ごとの平均値を算出しまし
た。




意識調査の結果は、「2 時間台」(22.2%)をピークとした山を描き減少していく結果となりました。一方で、ス
クリーンタイムのキャプチャから集計した実態(有効画像回答 n=642)は、「5 時間台」(14.2%)がピークとな
っています。全体的にグラフの山が右側にずれている形で、意識よりも実態の方が総じて時間が長い結果となっ
ています。
この意識評価と実態の数値が一致・不一致(過小評価 or 過大評価)の割合を見ていくと、一致した人は 10.9%と
なり、残りの 9 割の人は利用時間の意識と実態が食い違う結果となりました。不一致者の中では、意識よりも実
態が大きい「過小評価」をする人が 81.9%と圧倒的に多く、思った以上にスマホを利用しているという現状に気
づいていない可能性が示唆されます。


スマホ持ち上げ回数の 1 日平均は 52 回、通知回数は 53 回(中央値)
次に「スマホをどの時間帯に触っているか」、「よく使うアプリ・Web サービスはどれか」について選択肢から
回答いただきました。




よく触る時間帯は、平日は朝 7 時頃、昼 12 時頃、夜 22 時頃の 3 つの山をつくる結果となりました。休日は、平
日と比べて朝が減少し、昼 10~12 時頃、夕方はあまり下がらず、夜 22 時頃の 2 つの山をつくる結果でした。
よく利用するアプリについて選択肢の中から意識調査を行いました。トップは「LINE」(79.4%)、次いで
「YouTube」(63.2%)、「Twitter」(44.2%)となりました。

よく触る時間帯やよく使うアプリを意識調査で伺いましたが、実際に 1 日何回スマホを「持ち上げ(=スマホ暗
転状態から立ち上げ」たか、1 日「何回通知されているのか」、その実態を見ていきます。結果、通知回数の平
均値は 88 回、中央値が 53 回となりました。通知回数の多かった人の最多アプリを見ていくと、「Twitter」が上
位を占めて、1 位の人は 3,000 回/日平均を超える通知回数を記録していました。持ち上げ回数を見ると平均値は
56 回、中央値は 52 回となりました。持ち上げ回数の多かった人が、スマホ立ち上げ後に最初に立ち上げたアプ
リは「メルカリ」「LINE」「Twitter」が上位となり、1 日数百回以上起動していることがわかりました。
ホーム画面の最下部「Dock」にはどんなアプリが置かれているか。人気の「LINE」はどこに?
最後に、アプリの利用実態を別視点で調べるために、ホーム画面のキャプチャ画面から、ホーム最下部の Dock
行にどんなアプリを置いているのか、前出のよく使うアプリ調査で 1 位だった「LINE」はどこに置かれているの
かを見ていきます。




元々Dock のデフォルトアプリは以下となります。

電話-Safari-メッセージ-ミュージック

ここから全くカスタマイズしていない完全デフォルト状態
の人は 7.7%となりました。残りの 92.3%の人は何らかのカ
スタマイズを行っています。




Dock にアプリを 4 つ置いている人の設置状況を集計すると、以下画像のような結果となりました。iPhone 標準
のアプリが占める中、「LINE」が唯一上位に入りました。Dock の一番左「d-1」の位置は「電話」が圧倒的です
が、d-2~d-4 に関しては、「電話」ほどデフォルトが強い状態ではなく、カスタマイズされやすいようです。
Dock にも多く登場する「LINE」ですが、どこに配置している人が多いかを見てみます。今回の集計からは、もっ
とも置かれている場所はスマホの右下「d-4」(20.7%)でした。また、フォルダ内に LINE を格納している人も
一定数存在しており(8.4% | フォルダ内 2 ページ目以降の格納はキャプチャ画面から判別できないので未集計)、
フォルダの場合は、「d-2」に置く人がもっとも多い結果となりました。




「Mikke(みっけ)
」担当者コメント
株式会社 PR TIMES
PR パートナー事業部 プロジェクトリーダー
小林 保 Tamotsu Kobayashi
PR パートナーとして色々なお客さまと伴走していく中で、以前よりも一人ひとりのこと
をリアルに考えることが多くなってきました。一度の施策で、全員に振り向いてもらお
うとすることは非常に条件が厳しく多くの場合現実的ではありません。まずは一人ひと
り、自分たちにとって大切な人たちにどうにか届いてほしい…、を丁寧に誠実に考えて
いった結果、次の打ち手のヒントが見つかることも少なくありません。この調査プロジ
ェクトでは、そうした一人ひとりの行動に思いを巡らせることの大切さを感じるきっか
けにほしいと思っています。隠れていた何かを見つけた時の、「あ!みっけ!」の声が
この調査を見てくれた人の頭に響くと嬉しいです。
カスタマーリレーションズ本部
島津 愛恵 Manae Shimazu
日々、「PR TIMES」をご利用いただくお客様のサポート対応をさせていただく中で、た
くさんの方が幅広い情報を必要としているなと感じることがとても多いです。「そうそ
う、こんな調査結果がほしかった」とか「やっと見つけた!」と思ってもらえるような
調査が私たちのプロジェクトで行えればいいなと思っております。一人ひとりの行動に
焦点を当てることが、多くの方の成功体験に導くことができるようなきっかけになれた
ら嬉しく思います。

メディア事業部
山田 麻彩 Maaya Yamada
Web メディア「isuta」を運営する中で、記事を読んでくださる方々が、“誰かに話したく
なるような嬉しい新発見”を見つけられる場でありたいと日々思っております。
「Mikke」では、マクロデータの中に埋もれてしまっている個々の行動実態を調査し、さ
まざまな観点からみた結果や傾向をプレスリリースとして配信しています。みんなが実
は知りたかったけれど、誰もまだやっていない。そんな調査を世の中に発信すること
で、“誰かに話したくなるような嬉しい新発見”を作り出すきっかけになれれば幸いで
す。


株式会社 PR TIMES について
PR TIMES(ピーアールタイムズ)は、「行動者発の情
報が、人の心を揺さぶる時代へ」をミッションに掲げ、
企業とメディア、そして生活者をニュースでつなぐイン
ターネットサービス「PR TIMES」を 2007 年 4 月より運
営しています。報道機関向けの発表資料(プレスリリー
ス)をメディア記者向けに配信するとともに、「PR
TIMES」およびパートナーメディアに掲載し、生活者に
も閲覧・シェアされています。利用企業数は 2021 年 2
月に 5 万社を突破、国内上場企業 44%超に利用いただい
ています。情報収集のため会員登録いただくメディア記
者 2 万人超、サイトアクセス数は月間 5000 万 PV を突
破、配信プレスリリース件数は月間 2 万件を超えていま
す。全国紙 WEB サイト等含むパートナーメディア 201
媒体にコンテンツを掲載しています。
クライアントとメディアのパートナーとして広報 PR 支援を行う PR パートナー事業や、ストーリー配信サービス「PR
TIMES STORY」の運営、動画 PR サービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」の提供、タスク・プロジェクト管理ツール
「Jooto」やカスタマーサポートツール「Tayori」の運営、スタートアップメディア「BRIDGE」等のメディア運営も行ってい
ます。

【株式会社 PR TIMES 会社概要】
ミッション: 行動者発の情報が、人の心を揺さぶる時代へ
会社名 : 株式会社 PR TIMES (東証一部 証券コード:3922)
所在地 : 東京都港区南青山 2-27-25 ヒューリック南青山ビル 3F
設立 : 2005 年 12 月
代表取締役: 山口 拓己
事業内容 :- プレスリリース配信サービス「PR TIMES」(https://prtimes.jp/)の運営
- ストーリー配信サービス「PR TIMES STORY」(https://prtimes.jp/story/)の運営
- 広報・PR の効果測定サービス「Web クリッピング」(https://webclipping.jp/)の運営
- クライアントとメディアのパートナーとして広報・PR 支援の実施
- 動画 PR サービス「PR TIMES TV」「PR TIMES LIVE」(https://prtimes.jp/tv)の運営
- クラウド情報整理ツール「Tayori」(https://tayori.com/)の運営
- タスク・プロジェクト管理ツール「Jooto」(https://www.jooto.com/)の運営
- スタートアップメディア「BRIDGE」(https://thebridge.jp/)の運営、等
URL : https://prtimes.co.jp/

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