回答者の62%がダウンロード後7日以内にアプリを削除した経験あり アプリストア利用実態調査結果を公表

2022 年 12 月 26 日
株式会社アイリッジ



回答者の 62%がダウンロード後 7 日以内にアプリを削除した経験あり
アプリストア利用実態調査結果を公表
53%の人が星評価を理由にダウンロードをやめた経験あり
若年層では、個人情報やログインを求められた際にアンインストールの傾向も

店舗集客や販促を目的とした企業の O2O/OMO アプリの開発やマーケティングの支援、ファン育成プラットフ
ォーム「FANSHIP」導入において 300 以上の実績を持つ株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役
社長:小田 健太郎、東京証券取引所グロース:3917、以下「アイリッジ」)は、スマートフォンを利用してい
る 15〜69 歳の男女を対象に、「スマートフォンアプリの利用に関するアンケート調査」を実施し、調査結果を
まとめましたのでお知らせします。

調査の背景
コロナ禍で DX が進み、顧客とのタッチポイントとしてアプリを強化する企業が増えています。消費者側にお
いても、アイリッジが 10 月に公開したスマートフォンアプリの利用動向では、20 代の 7 割、全年代でも 6 割の
人がアプリのポイント・クーポンを利用していると回答しており、店舗アプリや企業アプリの利用が浸透してい
ることがわかりました。一方で、回答者の半数以上が既に 31 個以上のアプリを入れていると回答するなど、競
争率も上がっており、新規ダウンロードや継続利用のハードルは高くなっていることが予想されます。このよう
な状況を踏まえ、アプリストアを有効活用するために役立つ情報をホワイトペーパーとして提供するとともに、
本リリースにてその一部をご紹介します。

■ダウンロードのきっかけは「アプリストア」が最多、参考にする情報 1 位は両ストアとも「星評価」




アプリストア内の検索やおすすめがアプリダウンロードのきっかけという回答が最も多く、次いで多かったの
が公式サイト経由のダウンロードだった。一方でキャンペーン施策や広告経由が少ない傾向だった。アプリスト
ア内での施策や公式サイトでのアピールを工夫することで、ユーザーの目に留まりやすくなると考えられる。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
また、ダウンロードに際して参考にする情報の上位 3 つはどちらのアプリストア利用者も変わらず、1 位「星
評価」、2 位「アプリの説明文」、3 位「レビュー内容」となっている。Google Play ではダウンロード数、App
Store ではユーザーレビュー数もランクインしており、レビューの内容だけでなく利用者数も判断に影響を与え
ていると言える。

■ダウンロードに際しては 56%の人が星 3.5 以上を望む。若年層ほど星評価を気にする傾向




アプリをダウンロードしてもいいと思える星評価は 3.5〜3.9 が最多で、3.5 以上をすべて含めると 56%とな
る。男女別では、男性の方がより高い評価値を好む傾向があった。App Store より Google Play の方が評価値が
高くなる傾向にあるため、Android ユーザー単独で見た場合は星 4.0 以上が最多となっている。
星評価の数がきっかけでアプリダウンロードをやめたことがある人が全体の 53%。10 代で 60%、20 代では
70%を超えるなど突出しているが、他の年代でも概ね 40%と、ダウンロードするかどうかに大きな影響を与え
ていると言える。

■62%がダウンロード後 7 日以内のアンインストール経験あり。事前情報とのギャップが最大要因に




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
ダウンロード後 7 日以内にアプリをアンインストールした経験がある人が約 62%と、半数を大きく上回った。
最も少ない 50 代でも、ほぼ半数の 49%が経験ありと回答した。




ダウンロード後すぐにアプリをアンインストールした理由は、「思っていたものと違っていたから」が最も多
く、特に 30 代で顕著。その他に若年層では、個人情報の登録やログインの必要がある場合にアプリをアンイン
ストールする傾向にあった。ミスマッチが起こらないよう、アプリストアでしっかり情報提供を行う必要がある。


株式会社アイリッジ カスタマーサクセス部 西井 幸子(にしい さちこ)コメント
調査では、アプリの新規ダウンロードには、アプリストア内の検索やおすすめで見つけてもらうことが重要と
わかりました。検索キーワード最適化などの ASO 対策(アプリストア最適化)を行うこと、またアプリストア
広告(ASA 広告)もアプリストア内での存在感を高めるには有効と言えるでしょう。

また、ダウンロード後 7 日以内という短期間でのアプリ削除をした経験をもつユーザーが 6 割以上もいること
に驚かれた方は多いのではないでしょうか。その理由として最も多かったのは「思っていたものと違った」とい
う声で、アプリストアや広告で得た事前情報との乖離をうかがわせるものでした。アンインストールが多いとア
プリストアでの表示順位にも影響してきます。説明文などでアプリをより良く見せたい気持ちを抑え、正確で誠
実な説明で、真にそのアプリを必要とするユーザーを獲得することが重要になってきます。

星評価については、アプリに不満があるときにアプリの評価をするというユーザーが一定数いるため、何も対
策をしない状態では低い評価が増えてしまいがちです。適正に評価してもらうためにも、アプリ内でユーザーに
評価をオファーする施策がおすすめです。

今回公開するホワイトペーパーではこの他に、レビューの使い方詳細や、一定期間使わなかったアプリを再び
利用するようになるケースについてなどもご紹介しています。レビューについては、男性は直近のレビューおよ
び低評価レビューを、女性は高評価レビューを見たい傾向が見られるなど、ユーザー属性に合わせた対策のヒン
トがあるかと思います。

また、アイリッジでは「ASO 支援サービス」を通じて、キーワード最適化によるアプリストア内検索順位の改
善だけではなく、アプリページの改善、ストアレビューの改善によるコンバージョン率(CVR)の最適化支援も
行っています。今後もさまざまな角度から、お客様のアプリ事業を成長させ、得られる成果を最大化するための
ご支援を目指してまいります。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
・ホワイトペーパーダウンロードページ
アプリストア利用動向:https://www.fanship.jp/white_paper/contact_appstore_survey/
(10 月公開)アプリプッシュ通知動向:https://www.fanship.jp/white_paper/contact_push_survey/
※関連プレスリリース:https://iridge.jp/news/202210/33029/


調査概要
調査名:スマートフォン アプリの利用に関するアンケート
対象:スマートフォンを利用している 15〜69 歳の男女
調査期間:2022 年 7 月 14 日〜2022 年 7 月 18 日
調査方法:インターネットリサーチ
有効回答数:442 名(10 代・60 代:10%ずつ /20〜50 代:20%ずつ)


アイリッジの ASO(アプリストア最適化)
支援サービスとは
ASO は「アプリストア検索での順位上昇」と
「ダウンロード率向上を図る」施策です。アイリ
ッジの ASO は、キーワード最適化による検索順
位の改善だけではなく、アプリページの改善、ス
トアレビューの改善によるコンバージョン率
(CVR)の最適化にも重点を置いています。低評
価を上回るほどの高評価を集める施策をすること
で、レビュー改善を実現し、レビュー点数が 1 点代のアプリを 4 点以上に改善した事例も多数。AppStore・
GooglePlay においてユーザーの目に留まる可能性を高め、企業アプリのロングテール集客を実現します。
https://www.fanship.jp/aso/


FANSHIP(ファンシップ)とは
「FANSHIP」は、顧客を優良顧客へと育成し売上・利益を最大化するファン育成プラットフォームです。顧客
のオンライン行動履歴やオフライン行動履歴、CRM データを取得・分析して結び付きの強さ(ファンレベル)ご
とにセグメンテーションし、自社アプリや LINE などの外部プラットフォームを通じたコミュニケーションが行
えます。リテール業界や、メガバンクをはじめとする金融業界、MaaS 関連企業を中心にさまざまな業界の 300
アプリ以上に導入されています。
https://www.fanship.jp/



株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジは、 「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日より
も便利な生活を創る。 」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業の OMO(Online Merges with Offline)支
援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、VUI(音声インターフェース) 、業務支援等、幅広い領域で DX を支援し
ています。OMO 支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリマーケティングにも強みを持
ち、データに基づく施策でユーザーを優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買促進
や CX 改善の支援を行っています。
https://iridge.jp/


※記載されている各社の会社名、サービス名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325

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