スクラッチ/パッケージ開発・機能拡張のすべてに対応するアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」提供開始

2023 年 2 月 2 日
株式会社アイリッジ




スクラッチ/パッケージ開発・機能拡張のすべてに対応する
アップボックス
アプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」提供開始
開発工数を従来比最大 3 割減、他社開発アプリの機能拡張にも対応し内製化も支援
小売など会員管理や基幹システム連携を要する業種を中心に 3 年後 200 社導入を目指す

株式会社アイリッジ(本社:東京都港区、代表取締役社長:小田 健太郎、東京証券取引所グロース:3917、
以下「アイリッジ」)は、2023 年 4 月より、企業向けアプリビジネスプラットフォーム「APPBOX(アップボ
ックス)」(https://iridge.jp/service/appbox/)の提供を開始することを発表します。

「APPBOX」は、アプリで使う各種機能群(SDK※)を組み合わせることで、ゼロからのアプリ開発や既存ア
プリの機能拡張、マーケティング施策まで、アプリビジネスに必要なすべてを支援するプラットフォームです。
他社で開発したアプリの機能拡張にも活用でき、また、各種他社ツールとの連携も柔軟におこなえるのが特長で、
小売企業などの会員システムを導入している企業や、基幹システムとの連携が必要な企業を中心に導入を進め、
3 年後の 200 社導入を目指します。

※SDK(Software Development Kit):ソフトウェアを開発するのに必要なプログラムや API、文書、サンプルなどをまとめ
てパッケージ化したもの




アプリビジネスプラットフォーム「APPBOX」提供開始の背景
アイリッジでは、小売・流通業界や、金融業界、鉄道・MaaS 関連業界の大手企業を中心とした、さまざまな
企業の OMO アプリの開発支援実績があります。これらの企業においては、会員システムや基幹システムとアプ
リとのサーバー連携など、大規模なシステム開発が必要になることが多く、アプリ開発コストは年々上昇の傾向
にあります。また企業の DX への取り組みの一つとして内製化や複数の外部企業・ツールとの連携も出てくる中、
アプリ開発・運用を取り巻く環境はますます複雑になってきています。このような中で、開発環境や連携ツール
を問わず、コストを下げつつスピーディな開発・運用のおこなえる「APPBOX」を提供することで、アプリを活
用したビジネスをおこなうすべての企業の課題解決を目指します。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
「APPBOX」が提供する 5 つの価値について
「APPBOX」は、「BOX 機能」と呼ばれる 30 種類以上の SDK をそろえたアプリビジネスプラットフォームで
す。必要な「BOX 機能」を組み合わせることで、スクラッチ開発・パッケージ・機能拡張のすべてのアプリ開発
と、アプリの運用・マーケティング施策に対応できます。「APPBOX」は以下の 5 つの価値を提供します。

1.工数/工期を抑えたスクラッチ開発(費用は個別見積もり)
スクラッチ開発では、企業様のビジネスに最適なアプリをカスタマイズして開発します。「BOX 機能」の活用
により、ゼロから機能を作るよりスピーディに開発でき、通常のスクラッチ開発に比べて最大 3 割程度の工数削
減ができる見込みです。

2.捨てずに拡張できるパッケージアプリ(初期費用 75 万円、月額 10 万円~ ※税抜)
パッケージアプリでは、最短 1 ヵ月でミニマム機能のアプリ開発と開発後のマーケティングも可能です。最大
の特長は、「BOX 機能」の追加により、機能拡張する際に、既存のパッケージアプリを捨てることなくそのまま
スクラッチ開発へと移行できる点です。まずは素早く立ち上げ、アプリ利用者が増えてきたらカスタマイズする、
といった戦略を可能にします。

3.ベンダーフリーで内製化も妨げない機能拡張(初期費用 25 万円~、月額 10 万円~ ※税抜)
他社開発アプリを含む既存アプリの機能拡張にも利用可能で、任意の「BOX 機能」を組み込むことで、ゼロか
ら機能を作るより早期にバージョンアップがおこなえます。ベースとなるアプリの開発元を問わずに組み込める
点は類似サービスにはない特長で、内製開発アプリにも本格的なエンタープライズ型同様の機能を追加できます。

4.高速 PDCA を可能にするマーケティング支援機能




ホーム画面だけでなく全画面をアップデートなくレイアウト変更でき、その効果を AB テストで検証できます。
マーケティング施策の基本となるプッシュ通知やアプリ内メッセージも AB テストが可能で、PDCA を高速に回
すことができます。静的なコンテンツだけでなく動的なコンテンツもフリーレイアウトおよび AB テストがおこ
なえ、例えば CMS で投稿したニュースコンテンツ等にも対応できます。また、新規ユーザーの翌週継続利用率
約 1.7 倍を実現した実績や、商業施設アプリにおける購買率 2.9 倍アップ、会員ランクアップ率 3.5 倍アップな
どの支援実績を持つ専門チームによるアプリ成長支援サービスも提供しています。




株式会社アイリッジ 広報担当 Email:pr@iridge.jp TEL:03-6441-2325
5.「APPBOX コネクト」をはじめとする柔軟な他社連携・カスタマイズ
通常は、サーバー間のデータ連携においては、入力データ・出力データ間でのフォーマットの違いや連携方式
などの違いによって個別開発を行う必要がありますが、データ連携部の手続きを共通化し、仕様差を吸収可能な
「APPBOX コネクト」を利用することで他社連携もスムーズに実現します。例えば会員システムや POS と連動
したアプリも通常に比べて簡単に開発できます。「APPBOX コネクト」に対応するサービスは順次拡大していく
予定です。他にも、これまでの開発でおこなってきた多くのカスタマイズ、連携実績を活かし、さまざまなご要
望に対応可能です。

■APPBOX BOX 機能一覧
機能分類 機能名
アプリ機能 フリーレイアウト/ホーム画面/スプラッシュ・チュートリアル/強制アップデート/ニュー
ス・記事/店舗一覧・検索/カタログ・アイテム/お気に入り/会員証/クーポン/ポイント
/店内モード
データ収集 ユーザー属性/イベントトラッキング(ノーコードトラッキング)/ID link/CRM データ連携
データ分析 AB テスト/KPI 分析/レポート/来店検知/アプリデータ外部連携
施策実行 プッシュ通知/プッシュ通知お知らせ一覧/アプリ内メッセージ/セグメント設定・配信
運用 管理者向け機能提供/管理者向け API 提供/ユーザー向け API 提供/サンドボックス環境/各
種カスタマイズ

※現在開発中の機能を含むため、仕様が変更される場合があります。



株式会社アイリッジ

株式会社アイリッジは、「Tech Tomorrow:テクノロジーを活用して、わたしたちがつくった新しいサービスで、昨日より
も便利な生活を創る。」という理念のもと、スマートフォンアプリを活用した企業の OMO(Online Merges with Offline)
支援を軸に、リテールテック、フィンテック、MaaS、VUI(音声インターフェース)、業務支援等、幅広い領域で DX を支
援しています。OMO 支援ではアプリの企画・開発における業界トップクラスの実績に加え、アプリマーケティングにも強み
を持ち、データに基づく施策でユーザーを優良顧客へと育成するファン育成プラットフォーム「FANSHIP」を通じて、購買
促進や CX 改善の支援を行っています。
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