情報セキュリティで最大の脅威となっているランサムウエア攻撃等から重要データを確実に保護するセキュリティ製品の販売開始

報道関係者各位
プレスリリース




2022 年 11 月 15 日
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社


情報セキュリティで最大の脅威となっているランサムウエア攻撃等
から重要データを確実に保護するセキュリティ製品の販売開始
~サイバー空間の深刻な脅威に対応し、持続的な社会経済活動に寄与~


独立系システムインテグレーターであるデジタル・インフォメーション・テクノロジー株式
会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:市川 聡、東証プライム市場、証券コード 3916、
以下 DIT)は、被害が右肩上がりで増加しているランサムウエア攻撃等から重要データを保
護するため、データを確実に保護する機能(データプロテクション機能)を搭載した
「WebARGUS(ウェブアルゴス) for Ransomware(ランサムウエア)」の販売を開始しました。


■市場背景
情報処理推進機構(IPA)が本年 5 月に発表した「情報セキュリティ 10 大脅威 2022(※1)」
によると、脅威の第 1 位がランサムウエアによりデータが暗号化され、復旧のために金銭を要
求される被害であり、また、警察庁が本年 9 月に発表した「令和 4 年上半期におけるサイバー
空間をめぐる脅威の情勢等について(※2)」においても、国内のランサムウエアによる感染被
害が右肩上がりに多発し、社会経済活動のみならず、国家安全保障にも大きな影響が生じ得る
事態となっています。
ランサムウエアによる被害は、企業・団体等の規模や業種を問わず、広範囲に及んでおり、
被害への対応が喫緊の課題となっています。

(※1)https://www.ipa.go.jp/files/000096898.pdf

(※2)https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R04_kami_cyber_jousei.pdf



■開発・販売経緯
近年、SDGs の進展に伴い、BCP(事業継続計画:Business Continuity Planning)において、
基幹業務やビジネス基盤を支えるサーバの安定稼働が一層強く求められています。
サーバの安定稼働を妨げるシステム改ざんの攻撃要因は多様化し、対策の主流は、要因別対
応から「改ざんされることを前提に、いち早くシステム改ざんを検知し、迅速にシステムを復
旧するシステムレジリエンス」へと移行しています。
当社は、2014 年に改ざんされても検知し、 秒未満で元の状態に復旧する WebARGUS を
0.1
いち早くリリースし、大手金融機関をはじめ多くのお客様に導入いただいております。
また、当社は数年前からマルウエア等から重要なデータを確実に保護する技術の研究・開発
に取組み、この度、重要なデータを確実に保護する機能(データプロテクション機能)を搭載し
た「WebARGUS for Ransomware」の販売を開始しました。


■WebARGUS for Ransomware の特徴
WebARGUS の本来の機能である「改ざん検知・復旧機能」と新たに搭載した「データプロ
テクション機能」がそれぞれの対象領域を分担して重要なデータを確実に保護します。


「改ざん検知・復旧機能」と「データプロテクション機能」がそれぞれ対象とする領域
(青が検知・復旧機能、赤がデータプロテクション機能)



改ざん検知・復旧




データプロテクション




当社の「データプロテクション機能」は、代表的なランサムウエア対策の「マルウエア検知
(※1)
」や「バックアップからの復旧(※2)
」と異なり、OSのデータ変更等の命令をリア
ルタイムで監視することで攻撃を無効化するまったく新しい考え方です。
WebARGUS for Ransomware により、現在のシステムの状態を維持すると共に、重要な復
旧用のバックアップデータの暗号化を阻止し、確実に保護します。


※1 ランサムウエア(マルウエア)のハッシュ値や振る舞いを判別し、検知する仕組み。
未知の攻撃(ゼロデイ攻撃)などに対し脆弱な部分がある。
※2 予めサーバのイメージをバックアップし、ランサムウエア被害にあった場合、バック
アップファイルからサーバを復旧する仕組み。復旧までに時間がかかることと、大量
のバックアップ領域が必要なことが難点としてあげられる。


■「DIT Security」ブランドについて
当社は、情報セキュリティ分野に 20 年来取り組んでおり、情報セキュリティ事業を主力事
業の一つとして位置付け、
「DIT Security」ブランドを立ち上げています。
情報セキュリティ分野全般に対応すべく、独自製品を主に、海外を含むサイバーセキュリテ
ィ企業との協業による製品やサービスを拡充させ、今後一層「DIT Security」ブランドの確立
に努めてまいります。


■製品概要
・製品名 :「WebARGUS for Ransomware (ウェブアルゴス フォー ランサムウエア)

Linux サーバ版
・発売日 :2022 年 11 月 15 日
・販売価格:年額ライセンス 198 万円(税込)/1サーバ
・販売目標:2024 年 6 月までに累計ライセンス金額 1.5 億円を目標
・販売方法:直接販売及び代理店販売
・URL :https://www.webargus.com/
https://security.ditgroup.jp/webargus/


■お客様からのお問合せ先
デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
ITS 事業部
E-mail :webargus-sales@ditgroup.jp

■セミナー情報
・タイトル:経営者が知るべき、ランサムウエア対策の問題点
〜なぜ、巷のウイルス対策ソフトでは被害を防げないのか?〜
・日時 :2022 年 11 月 24 日(木)10:00~11:00 (9:45 受付開始)
・開催方法:WEB セミナー
・内容 :現在、被害が拡大しているランサムウエア被害の基礎知識から経営者が知ってお
くべきランサムウエア対策を当社の WebARGUS for Ransomware を通じてご説
明します。
・申込方法:下記 URL からお申し込みください。
https://majisemi-security.doorkeeper.jp/events/146288

■DIT 会社概要(東証プライム市場、証券コード 3916)
会社名 :デジタル・インフォメーション・テクノロジー株式会社
本社所在地:東京都中央区八丁堀 4-5-4 FORECAST 桜橋5階
代表者 :代表取締役社長 市川聡
設立 :2002 年 1 月 2 日
URL :https://www.ditgroup.jp/
事業内容 :業務系・組込み開発を安定基盤とする独立系 IT 企業で 12 期連続増収増益を達
成。Web 改ざんを瞬間検知・瞬間復旧するセキュリティ商品 WebARGUS「ウェブアルゴ
ス」や、働き方改革を支援する業務自動化プラットフォーム商品 xoBlos(R)「ゾブロス」と
いった独自商品で更なる成長を図る。

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