【ALBERT】SBI証券が推進するマーケティングDXの支援を強化

報道関係者各位


2022 年 3 月 28 日
ア ル ベ ル ト
株式会社ALBERT


【ALBERT】SBI 証券が推進するマーケティング DX の支援を強化
~共同開発したマーケティング最適化 AI モデル実装と新たな AI モデルの開発開始により、
個人投資家の中長期的な資産形成を支援~



×




データ分析・AI 社会実装を手掛ける株式会社 ALBERT(アルベルト、本社:東京都新宿区、代表取
締役社長:松本 壮志、以下「ALBERT」
)は、株式会社 SBI 証券(本社:東京都港区、代表取締役社
長:髙村 正人、以下「SBI 証券」
)と金融サービス高度化に向けた AI モデルの開発に取り組んでお
り、2021 年 12 月から、SBI 証券におけるマーケティングシステムに ALBERT の開発した AI モデル
が実装されました。また SBI 証券が取り組むネオ証券化(手数料ゼロ化:オンラインでの国内株式取
引の手数料や現在投資家が負担している一部費用の無料化を図ること)に向け、さらなるマーケティ
ング DX を推進するため、ALBERT は各種 AI モデルの開発、ビッグデータ解析、マーケティング組織
の運営支援(データに基づく PDCA)を組み合わせて支援します。
ALBERT と SBI ホールディングス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:北尾吉孝、以下
「SBIHD」
)は 2021 年 6 月に資本業務提携を開始しており、SBI グループの保有する知見やビッグデ
ータと ALBERT の持つ分析技術や AI プロダクトを融合させ、SBI 証券のデジタルトランスフォーメ
ーション(DX)の推進に向けて協業しており、本取組みはその一環になります。



■背景
「老後 2,000 万円問題」や「人生 100 年時代」を背景として「貯蓄から資産形成へ」の関心が高まり
を見せる中、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う世界的な金融緩和による市況の影響もあり、直近 1
年間の SBI 証券の新規口座開設者は 100 万人を超え、うち 20 代・30 代が約 6 割、株式投資未経験者
が約 8 割を占めるなど、若年層や投資初心者を中心に個人投資家の裾野は着実に広がっています。
若年層をはじめとする個人投資家の中長期的な資産形成を支援するべく、新たに開発した AI モデル
を活用して、中長期的な顧客との関係構築に貢献するマーケティングの最適化・デジタルマーケティン
グの高度化を実現し、一人ひとりの投資意向に合わせた顧客提供価値の最大化を目指します。
■取組概要
・実装されたマーケティング最適化 AI
従来、短期的かつ個別のマーケティング施策の効果を分析し評価していたのに対して、顧客との中長
期的な関係性を前提に最適化されたマーケティング施策を実現するため、様々なマーケティング施策を
定量的に評価し顧客属性ごとに適切な商品提案を可能とする AI モデルを開発、実装しました。これに
より、新規顧客の獲得や既存顧客のサービス利用頻度向上のためのマーケティング効果の検証を精緻化
し、中長期的にはデータに基づいたパーソナライズマーケティングの実現に貢献します。


・ビッグデータ解析に基づく顧客成長パスの解析
SBI 証券の保有する膨大な顧客データや取引データから、顧客の資産形成パターンを分析・クラスタ
リング*1 することにより顧客の成長パスを分析します。顧客が所属するクラスターごとに的確なマーケ
ティング施策を行うことで、顧客にとってより良い資産形成方法等有用な情報を提示します。


・マーケティング組織運営の支援
SBI 証券と ALBERT の合同プロジェクトチームを組成し、各種マーケティング施策の企画・立案と
PDCA を高速で実施します。開発した AI やビッグデータ解析から得られた示唆を実際のマーケティン
グ活動に反映させ、サービスの早期提供や高度化を支援します。


*1…クラスター(cluster)とは、英語で「房」「集団」「群れ」のことで、似たものがたくさん集まっている様子を表します。クラスタ
ー分析とは、異なる性質のものが混ざり合った集団から、互いに似た性質を持つものを集め、クラスターを作る方法です。対象となる
サンプル(人、行)や変数(項目、列)をいくつかのグループに分ける、簡単にいえば「似たもの集めの手法」です。
https://www.albert2005.co.jp/knowledge/data_mining/cluster/cluster_summary




■株式会社 SBI 証券 執行役員 事業開発部長 喜志 武弘 氏
SBI 証券は、お客さまの利益を最優先する「顧客中心主義」を貫き、これまでも、その時代の革新的
な技術を積極的に活用してまいりました。SBI 証券は、さらなる「顧客中心主義」の徹底を図るため、
①AI モデルの開発、ビッグデータ解析に関する確かな技術力、②業界最大規模のデータサイエンティス
ト数、③金融業界に関する深い知見を有する ALBERT 様と共に、マーケティング領域にとどまらない、
各事業および経営資源への AI の導入と活用を、積極的かつ迅速に推進してまいります。


■株式会社 ALBERT 代表取締役社長 松本 壮志 氏
ALBERT は日本屈指のデータサイエンスカンパニーとして、産業に実装される AI 開発やデータサイ
エンティスト育成を通して社会に貢献してまいりました。SBI グループが保有するビッグデータ活用や
AI モデル開発支援により、SBI 証券様のマーケティング DX 推進を一層加速させるものと確信しており
ます。産業の枠を超えたデータシェアリングを創発する「CATALYST 戦略」のもと、今後も一層 SBI 証
券様との連携を強化し、データサイエンスを通じた新たな顧客価値を共創してまいりたいと考えており
ます。


■今後の展望
ALBERT では、本取組みを通じて SBI 証券の DX を推進すると共に、顧客一人ひとりの投資意向・投
資行動に合わせて資産形成をサポートできるようなマーケティング施策の高度化、最適化の実現に向け
て支援をしてまいります。
■株式会社 ALBERT

所 在 地 :東京都新宿区北新宿 2 丁目 21-1
設 立 日 :2005 年 7 月 1 日
代 表 者 :代表取締役社長 松本壮志
証券コード :3906(東京証券取引所マザーズ)
事業内容 :データソリューション事業
AI 活用コンサルティング / ビッグデータ分析 /
AI アルゴリズム構築とシステム開発・運用 / AI を用いた独自プロダクトの提供 /
データサイエンティストの育成支援
U R L :https://www.albert2005.co.jp/

【本リリースに関するお問い合わせ先】
■ 株式会社 ALBERT ブランド戦略室 鈴木
TEL:03-5937-1389 Mail:press@albert2005.co.jp




■ 株式会社 ALBERT 経営戦略部 鈴木
TEL:03-5937-1389 Mail:press@albert2005.co.jp

8245