アイル、業界初の業態を超えたボーダレスなバックヤード業務管理を実現するクラウドサービス「BACKYARD」を、2023年11月より提供開始

P RE SS R ELEAS E 2023 年 9 月 8 日
株 式 会 社 アイル
( コ ード :3 8 5 4 東 証 プラ イム )




業 界 初 、 業 態 を 超 え た ボ ー ダ レ ス な バック ヤ ード 業 務 管 理 を 実 現 す る
クラ ウド サ ー ビ ス 「 B A C K Y A R D ™ 」 2 0 2 3 年 1 1 月 より 提 供 開 始 。

業 界 初 ※ の バック ヤ ード 専 用 拠 点 「 B A C K Y A R D T O K Y O 」 バック ヤ ード 専 用 棚 「 B A C K Y A R D B O X 」

バック ヤ ード の “ らしさ ” に 光 を 当 て るメディア 「 L O V E b y B A C K Y A R D 」 を 同 時 公 開 。 ※自社 調 べ




株式会社アイル(本社:大阪市北区・東京都港区、代表取締役社長:岩本哲夫、証券コード:3854)は、ボー
ダレスなバックヤード業務管理を実現するクラウドサービス「BACKYARD™(バックヤード)」の提供を開始します。


【サービス提供の背景】
現在、そして今後の市場は、業種業態(ネット通販 / メーカー / 卸 / 小売) ビジネス
や、 (B)とコンシューマー(C)、
WEB と REAL、国内と海外、メールやチャットツール・SNS など、実業務では境目がなくなりつつあり、複数チャ
ネル化が加速しています。この市場の流れに反して、現状の業務管理システムでは、境目のある個別管理のまま
対応するために、システムの分散化や継ぎはぎの改修、CSVなど人力によるデータ連携の増加と、より業務が複
雑化していくことが予測されます。
この状況を解決するため、ボーダレス化と複数チャネル化に対応する管理機能と連携機能、自動処理による効率
化とデータ融合により、ネットショップの範囲だけではなく、すべての業態を含めたバックヤード※ 業務全体の一元
管理を、クラウド業務管理サービス「BACKYARD™」で実現しました。



※ 企業やネットショップ、実店舗のバックサイドで、受注処理、発注処理、出荷作業、入荷作業、商品登録、在庫管理、お客様対応などを行っている人やチーム、
場所のことを指します。
■ クラウド業務管理サービス「BACKYARD™」について




「BACKYARD™」は、EC、小売、卸などの業態を超えたボーダレスなバックヤード業務一元管理を実現する業界
初(自社調べ)のクラウドサービスです。企業やショップの基幹システムとなり、業務管理から接客支援まで日々
運用を行っているバックヤードの業務管理を支援します。

株式会社アイルでは、複数ネットショップ一元管理サービス「CROSS MALL(クロスモール)」を提供してまいり
ました。お客様と 10 年以上にわたり一緒に歩んできたことで、8,000 件以上のご要望をいただいてきました。
「BACKYARD™」には、 「
これまでいただいたバックヤード現場のリアルな声を反映して、 BACKYARD™」のプラッ
トフォームと機能を構築しています。

「BACKYARD™」のサービスプラットフォーム 「CROSS/ 連携管理」「ORDER/ 注文管理」「ITEM/ 商品管理」
は、 、 、 、
「STOCK/ 在庫管理」 「COMMUNICATION/ 接客支援」 つの管理機能で構成されています。
、 、5

「自動化」 見える化」 カスタム」 コミュニケーション」をテーマにした機能実装により、

「 、
「 、
「 効率化だけではなく、バッ
クヤードの創意工夫を反映して運用をつくることができ、バックヤードチームや顧客とのコミュニケーションを促進
することで、「ONE by 1」 を実現する機能です。


※ ONE by 1
ボーダレスな 1 つのプラットフォームでオンリー ONE なショップらしさを実現する、BACKYARD が目指すバックヤード運営の新しいスタンダードとなるビジョンです。




「BACKYARD™」の業務管理機能は、EC業態であるネットショップ管理からの提供となりますが、今後は、小売
業態の実店舗管理、卸業態の受発注管理や販売管理、接客支援の問合せ管理をバージョンアップ、またはオプショ
ンサービスとして順次提供していく予定です。連携管理では、ネットショップのモール・カートの連携追加、物流
倉庫サービスや WMS との連携追加を始め、POS、メール共有サービス、SNS、決済サービスとの連携を順次行っ
ていくことで、業態のボーダレスだけではなく、業界サービスとのボーダレスも進めていきます。
サービス提供は、2023 年 9 月 8 日より問合せ受付開始、 10 月より申込開始、 11 月より利用開始予定となっ
同 同
て います。利 用 料 金 は、初 期 費 用 無 料、月 額 30,000 円∼。料 金 詳 細 は 10 月 の 申 込 開 始タイミングで、
「BACKYARD™」サービスサイトにて公開されます。


「BACKYARD™」
SERVICE SITE : https://backyard.site/
■「BACKYARD™」の機能について


【 CROSS / 連携管理】




ネットショップや受発注サイトを構築しているモール・カートと注文データ、売上データ、商品データ、在庫データ
の連携ができます。「楽天市場」「Amazon」「Yahoo!ショ
、 、 ッピング」「au PAY マーケッ 、
、 ト」「ZOZOTOWN」、
「&mall」 「futureshop」 「MakeShop」 「BASE」 「Shopify」 「メルカリShops」との連携からスタートし
、 、 、 、 、
ますが、今後の連携実装により、他モールやカートとの連携を順次提供予定です。接客支援では、今後の問合せ
管理の提供に合わせて、モールの問合せデータも連携可能になる予定です。


・物流倉庫サービス連携
入出荷管理や商品管理、在庫管理を行う物流倉庫サービスと出荷依頼データ、出荷済データ、商品データ、在庫デー
タの連携ができます。「楽天スーパーロジスティクス」 「ヤマト運輸フルフィルメントサービス」 「Amazon FBA
、 、
マルチチャネルサービス」との連携からスタートしますが、今後の連携実装により、物流倉庫サービスや倉庫管理
システム(WMS)との連携を順次提供予定です。


・送り状発行システム連携
配送会社の送り状発行システムと連携することができます。発送対象の送り状発行データを「BACKYARD™」
から出力し、送り状を発行することができます。発行後、送り状番号が付与された配送情報を「BACKYARD™」
に一括登録すると、送り状番号の入った発送連絡メールの自動送信も可能になります。同時に、出荷実績をモー
ル側へ自動反映(※特定モールのみ)することができます。


今後、POS、メール共有サービス、SNS、決済サービスとの連携を順次提供予定です。
【 ORDER / 注文管理】




CROSS 機能で連携しているネットショップ(モール・カート)の受注データを自動で取り込み、電話や FAX から
の注文も受注登録することで、受注・売上データの一元管理ができます。今後の機能実装により、実店舗や卸の
受注・売上データを含めた一元管理ができる予定です。


受注管理機能としては、
・注文の処理状況が一目でわかる「受注ステータス機能」
・自動出荷などのまかせることができる受注処理はすべて自動で行うことができ、ショップごとの設定で運用をカ
スタムできる「自動処理機能」
・今、どの注文に、どのような受注処理が必要かが自動でわかる「自動タスク機能」
・複数の受注情報をひとつの作業でまとめて変更できる「注文情報変更機能」
・配送トラブルを正しい住所情報で未然に防ぐための「住所確認機能」
・ひとつの注文を複数に分割する「注文分割機能」
・複数の注文をひとつにして発送する「同梱機能」
・各ネットショップやステータス、注文ごとに、きめ細かな対応や自動送信を可能にする「メール送信機能」
・すべての受注帳票と送り状をひとつの作業でまとめて処理できる「送り状 / 帳票発行機能」
・受注処理しながら外部倉庫への出荷依頼が直接可能な「データ連携機能」
・発送処理が完了した受注データをネットショップにまとめて反映する「発送完了データ更新機能」など
すべてひとつの受注一覧画面から処理できる機能になります。


これらの機能は、自動化と見える化、カスタム化をベースとしたボーダレスにひとつで管理する機能です。特に、
自動処理やステータス、自動タスク機能では、カスタム設定できるため、バックヤードの創意工夫を反映し、独自
の受注管理運用を作ることができる機能です。


今後の連携実装により、発注仕入管理、実店舗売上管理、卸向け販売管理機能を提供予定です。
【 ITEM / 商品管理】




「BACKYARD™」に登録している商品情報(アイテム)、商品バリエーション情報(SKU 情報)、セット品情報、
商品ページ情報(商品画像 / 商品説明文)など、全ての販売チャネルに関する商品情報を一元管理できます。
ネットショップ商品は、運営しているモールやカートごとに必要な商品ページ項目をすべて管理することができます。


商品管理機能としては、
・商品の処理状況が一目でわかる「商品ステータス機能」
・複数の商品情報をひとつの作業でまとめて変更できる「商品情報変更機能」
・ひとつの商品情報から、すべてのネットショップ商品を複製できる「商品複製機能」
・ひとつの商品情報から、モール・カートに合わせたバリエーションを自動で作成できる「商品バリエーション調整
機能」
・商品を横断したバリエーション情報で、新しい商品販売ページを簡単に作成できる「商品横断販売ページ機能」
・「BACKYARD™」からネットショップに、商品ページ情報をダイレクトに公開できる「出品機能」
・すべての商品画像をまとめて管理できる「画像保管庫機能」など
ショップごとにバラバラになり、複雑になりがちな商品情報を、ひとつにまとめて管理できる機能になります。


これらの機能は、自動化と見える化、カスタム化をベースとしたボーダレスにひとつで管理する機能です。特に、
商品項目には、オリジナル項目を追加できるカスタム項目機能があるため、バックヤードの創意工夫を反映し、独
自の商品管理運用を作ることができます。
【 STOCK / 在庫管理】




すべ て の 販 売チャネルに関する在 庫 情 報を、「BACKYARD™」で 一 元 管 理 できます。商 品 バリエーション別
(SKU 別)に管理する実在庫数と、受注残数を引いた販売可能在庫数を管理することが可能です。在庫登録は、
実在庫数と販売可能在庫数で登録することができ、「上書き」と「加算・減算」が選択できます。


在庫管理機能としては、
・売り場の在庫数をすべて自動更新し、販売機会損失と売り越しを同時に防ぐ「在庫自動連携機能」
・セット商品の在庫数を自動で更新し、単体商品在庫とセット商品在庫の共通運用を可能にする「セット商品機能」
・すべての場所にある実在庫を見える化し、 どの商品が、
今、 どこにあるのか一目でわかる「在庫ロケーション管理」
・入庫、出庫、移動による商品の出入りをひとつの画面で管理できる「入出庫 / 移動機能」
・準備から実地カウント、登録、差異、在庫評価まで棚卸の運用をひとつのシステムで完結できる「棚卸機能」
・在庫の動きを見える化し、在庫数が合わない原因も一目で探せる「在庫変動履歴機能」
・発注点管理で販売機会損失を防ぎ、適正な在庫数をキープする「発注点機能」など
誤差の生じやすい在庫を見える化し、計画的な在庫運用を実現する機能になります。


これらの機能は、自動化と見える化、カスタム化をベースとしたボーダレスにひとつで管理する機能となっています。
すべての場所の在庫を自動連携し、すべての場所の在庫を見える化することで、バックヤードの創意工夫を反映し、
独自の在庫運用を作ることができます。


今後は、「滞留在庫管理」 「ロッ
、 ト別・賞味期限別管理」機能、「スマートフォン向け在庫管理アプリ」を提供予
定です。
【 COMMUNICATION / 接客支援】




CROSS 機能で連携しているネットショップ・受発注サイト(モール・カート)、電話 や FAX など、受注登録した
注文者の一元管理が可能になります。注文者は、ネットショップ・受発注サイト(モール・カート)、電話や FAX
などの各販売チャネルごとに管理することができます。
※モールからの注文者は、各モール別管理になります。


接客支援機能としては、受注した注文者情報を管理する「注文者管理」と、注文履歴や、接客した対応履歴を
まとめて確認することができる「履歴機能」があります。注文者情報と受注情報、履歴情報が連動しているため、
どの画面からも必要な情報を確認することができます。受注した注文内容に対する対応が発生しても、注文履歴
と対応履歴が紐づいて管理されているため、他の担当者による引継対応や、過去の対応を参照しながら接客する
ことができます。


これらの機能は、自動化と見える化、カスタム化をベースとしたボーダレスにひとつで管理する機能となっています。
バックヤードによる「おもてなし対応」や「ファン対応」に取り組む企業やショップの接客を支援します。


今後は、「問合せ管理」 「問合せ者管理」機能を提供予定です。

■ バックヤード拠点「BACKYARD TOKYO」について




「BACKYARD™」のサービスやダンボール棚のショールーム、メールやオンライン、電話に次ぐバックヤード運用
相談のリアルサポート窓口、バックヤードイベントの開催、バックヤードのコミュニケーションスペースなど、業界初(自
社調べ)のバックヤード専用拠点です。東京・神田の高架下に 2023 年 10 月オープン予定です。
家具や什器のほとんどに、リサイクル素材であるダンボールを採用してオリジナル製作することで、環境負荷に配
慮した取り組みを行ってまいります。


BACKYARD TOKYO エントランスイメージ




BACKYARD TOKYO
https://backyard.site/tokyo/

ADRESS:東京都千代田区鍛冶町 2-11-5(東京・神田駅から徒歩 2 分)
BACKYARD TOKYO 内イメージ 1(ダンボールデスク・ダンボールカウンター・ダンボール棚)




BACKYARD TOKYO 内イメージ 2(ダンボールソファ・ダンボールチェア・ダンボールテーブル)
■ オリジナルダンボール棚「BACKYARD BOX」について




BACKYARD BOX
https://backyard.site/box/




「BACKYARD BOX」は、商品管理や在庫管理が必要なバックヤードで利用するオリジナルダンボール棚です。
重量のあるスチール棚と比べ軽く、気軽に動かせるため、季節やイベントなど販売や出荷タイミングに合った在庫
配置を柔軟に行うことができます。バックヤードの創意工夫を反映できる、効率的でクリエイティブな商品在庫管
理を支援する棚となっています。リサイクル素材であるダンボール製で、他に何も使わず単体で組み立てることが
できるため、環境負荷に配慮した商品になります。また、
「BACKYARD™」の在庫管理では、今後提供予定の「ス
マートフォン向け在庫アプリ」と「BACKYARD BOX」が連動する予定です。「BACKYARD BOX」は、在庫ア
プリの 提 供 に 合 わ せ て 今 後 バックヤ ード 向 け に 製 品 化 を 予 定して い ます。製 品 化 まで は、「BACKYARD
TOKYO」にて展示予定です。
「BACKYARD BOX」スタッキングイメージ 1




「BACKYARD BOX」スタッキングイメージ 2




「BACKYARD BOX」組み立てイメージ
■ バックヤードメディア「LOVE by BACKYARD」について




バックヤードの方々をよりクリエイティブに支援し、ネットショップの購入者の方々にも、便利さだけではなく「人」
が行っているサービスであることの気づきにつながればと考え、2017 年より、バックヤードにいる人や普段目に見
えないバックヤードの活動や想い、業務への創意工夫などに光を当て、STORY と TOPIC として伝えるバックヤー
ド特化型メディア「B.Y(ビーワイ)」を運営してきました。(B.Y:https://crossbackyard.com)


「B.Y」の運営を通して学んできたことは、バックヤードやショップ、会社が「大切にしていること」が、バックヤー
ドとの接点を通して見えるようになると、「大切にしていること」への共感が生まれ、その共感がファンにつながる
ということでした。この「大切にしていること」は、お客様に対する想いが多く、お客様のために何とかしようと
する想いや行動にこそ共感が生まれていました。「BACKYARD™」の接客支援機能は、この背景から実装するこ
とになった支援機能です。私たちはこの「大切にしていること」を“LOVE”と表現し、バックヤードの“LOVE”

に光をあてるメディア「LOVE by BACKYARD」を立ち上げ、 LOVE”から生まれるバックヤード“らしさ”、ショッ
プ“らしさ”、企業“らしさ”を支援してまいります。




LOVE by BACKYARD 記事
B.LEAGUE プロバスケットボールチーム

横浜ビー・コルセアーズ
https://backyard.site/love/bcorsairs/
LOVE by BACKYARD 記事
マルカファーム
https://backyard.site/love/marukafarm/




LOVE by BACKYARD 記事
フィル(壁紙屋本舗 /WALPA)
https://backyard.site/love/fill/




SONG by 福原タカヨシ
ムービーで使用している曲は、ミュージシャン福原タカヨシがバックヤードメディア「LOVE by BACKYARD」のために書き下

ろしたオリジナルソングです。福原タカヨシは、プロのミュージシャンであり、バックヤードを支援するアイルの社員です。
社 名: 株式会社アイル(東証プライム:3854)
会社概要
代表者: 代表取締役社長 岩本哲夫
設 立: 1991 年
資本金 : 3 億 54 百万円(2023 年 7 月末時点)
社員数 : 868 人<連結>
(2023 年 7 月末時点)
売上高 : 159 億 24 百万円<連結>
(2023 年 7 月期実績)
本 社:大阪本社:大阪市北区 / 東京本社:東京都港区
U R L:https://www.ill.co.jp/



お 問 い 合 わせ サービスに関するお問い合わせ先
株式会社アイル サービスお問い合わせ窓口
TEL:0120-829-732 / E-MAIL:webmarketing@ill.co.jp


報道関係者さま向けのお問い合わせ先
株式会社アイル  広報担当 : 吉野(よしの)
TEL:070-7607-2538 / E-MAIL:info@ill.co.jp

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