インフォテリアが「ウッドスタートプログラム」に参画し、熊本県小国町で森林保全活動と間伐材利用促進プログラムを展開!

報道発表資料
2015 年 9 月 4 日
インフォテリア株式会社

インフォテリアが「ウッドスタートプログラム」に参画し、
熊本県小国町で森林保全活動と間伐材利用促進プログラムを展開!
~ ASTERIA 導入 5,000 社突破記念「Infoteria Green Activity」が本格始動 ~

インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下、インフォテリア)は、主力製品である ASTERIA※3導入 5,000 社突破を記念して
2015 年 7 月より持続的な社会・自然環境の構築に貢献する活動「Infoteria Green Activity※1」を
開始しています。インフォテリアではその第一弾の施策として「ウッドスタートプログラム※2」
に参画するとともに熊本県小国町が産地であるブランド材「小国杉」の森林保全活動や間伐材利
用促進、また林業・林産業の再生に向けた取り組みを 2015 年 9 月から行うことを発表します。

■ 熊本県小国町で行う具体的な活動内容
「小国杉」の森林保全活動ならびに間伐材利用促進プログラム、林業、林産業の再生に向けた取
り組みとして以下の活動を実施することについて、小国町と協定を締結しました。

項目 具体的な内容
小国町保有の町有林の保全、および間伐作業費用の支援ととも
町有林保全のための
に、後継者育成プログラムの実施など林業・林産業の再生に向け
小国町に対する寄付
た活動をサポートするために、年間 100 万円の寄付を行います。

小国町内で伐採された間伐材の一部を当社の企業ノベルティの原
料として活用し、当社顧客や投資家等に配布します。ノベルティ
間伐材の有効利用
には小国産であることを明記することで、需要の低迷が続いてい
る国産材の普及促進を図る啓蒙活動に繋げます。


小国町西里地区の約 11ha
を「インフォテリアの森」
とし、当社の小国町での活
「インフォテリアの森」 動におけるシンボルとしま
を小国町内に設置 す。また、この森は当社社
員の研修等で日本の林業が
抱える課題や森林保全の重
要性を深く認識する場とし
ても活用します。

■ 今後の展開
小国杉の間伐材を利用した企業ノベルティの第一弾として「うち
わ(右写真)」の製作が完了し、今後の PR・IR 活動の中で活用す
る予定です。
現在、子供向けのおもちゃの製作にも着手しており、子供のころ
から国産材の良さを理解させうる親しみやすい玩具の開発を進めて
まいります。また、企業ノベルティについても、バリエーションを
増やしていくことで、間伐材の利用を推進し国産材の需要喚起に繋
がる活動を継続する方針です。


※1:ASTERIA 導入社数 5,000 社突破の背景と「Infoteria Green Activity」の概要
ASTERIA は 2002 年に販売を開始したデータ連携
ミドルウェアで、インフォテリアの主力製品です。
販売開始以降、順調に販売を拡大し 2015 年 5 月末の
導入社数は 5,020 社となり導入社数が 5,000 社を突破
しました。この要因は、ノン・プログラミングによる
使いやすさなど、製品力によるユーザーへの貢献に加
え、ASTERIA パートナー各社と強固なパートナーシ
ップを築き、メーカー、パートナー、ユーザー3者の
「共存“協”栄」を実現することができたことによる ASTERIA シリーズの主力製品
と考えています。 「ASTERIA WARP(アステリア ワープ) 」
現在の地球上には、地球温暖化、大気・水質汚染、自然破壊、森林の荒廃など、自然環境にお
けるエコシステムの崩壊により地球環境の継続性が危ぶまれています。今回新たに策定しました
「Infoteria Green Activity」では、こうした問題に対処する活動を社会動向も踏まえた中で選択
し、中長期的な視点で展開していくものです。インフォテリアは、ビジネスの現場でのパートナ
ーシップとなる「エコシステム」を作り上げることだけではなく、自然環境における「共存協
栄」を実現する「エコシステム」の整備にも注力し、持続可能な社会の構築に貢献していきたい
と考えています。そこで私たちは 5,000 社突破を記念し、 「Infoteria Green Activity」を 7 月 1 日
にスタートしました。この活動を通じて「地球環境・自然」と「人間社会・産業」との間の「エ
コシステム」の構築に向けた様々な施策を中長期的な視点で展開し、サステナブルな社会の実現
を目指してまいります。
ASTERIA パートナーとの 自然環境における
「エコシステム」 「エコシステム」




・SIer: 企業などの組織の業務内容を分析し問題に合わせた情報システムの企画、構築、運用などの
業務を一括して請け負う IT 企業、システムインテグレータのこと。こうした企業が当社のパ
ートナーを担い、ASTERIA を取り入れた IT システムを開発・納入します。
・ISV : 独立系のソフトウェア企業で、ASTERIA がより使いやすくなるアプリケーション等を開発
しエンドユーザーの細かいニーズにも対応する役割を担うパートナー。
※2:ウッドスタートプログラムの概要( Web サイト http://mokuikulabo.info/ws/ )
日本の森は国土の約 7 割を占め、森林率で見ると世界第 3 位に位置する世界有数の森林大国で
す。しかしながら、日本における木材の自給率は 30%を切る状況で、需要低下に伴い手入れが行
き届かなくなった森林は荒廃が深刻化しています。こうした問題に対してインフォテリアでは、
日本の樹木の需要を改めて喚起し林業・林産業を再生することの重要性に着目。日本グッド・ト
イ委員会、東京おもちや美術館などが推進する“木育”行動プラン「ウッドスタートプログラ
ム」を通じて熊本県小国町と提携し、荒廃が危惧される森林の再生に対する支援を行うことを決
定しました。また、地元木材を活用したノベルティの製作や小国町の森林で木育に関する社員教
育等を行うなど、林業および林産業の再生に向けた活動を展開します。
「ウッドスタートプログラム」は、認定 NPO 法人日本グッド・トイ委員会が展開している「木
育」の行動プランで、20 を超える市町村、企業が公式宣言をしています。この活動では、「木」

を真ん中に置いた子育て・子育ち環境を整備し、子どもをはじめとする全ての人たちが、木の温
もりを感じながら、楽しく豊かに暮らしを送ることができるようにしていく取り組みです。全国
の自治体向けには、生まれた赤ちゃんに地産地消の木製玩具を誕生祝い品としてプレゼントする
事業や、子育て環境に地域材をふんだんに取り入れ、木質化・木育化する事業など、計 6 項目を
展開しています。また、地域材の利活用を推進している地方自治体と企業のマッチングにも注力
し、企業も取り込んだ活動として広がりを見せています。
※3:「ASTERIA」について( Web サイト http://www.infoteria.com/jp/asteria )
ASTERIA シリーズは、2002 年に販売を開始したインフォテリアの主力製品で、異なるコンピ
ューターシステムのデータをノンプログラミングで連携できる ASTERIA WARP を中心とするデ
ータ連携ミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、
様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えるこ
とが評価されています。また、企業向けデータ連携製品(EAI/ESB 製品)の国内市場において 8
年連続市場シェア No.1 を獲得。2015 年 5 月に導入社数が 5,000 社を突破するなど、業界をリー
ドする製品として成長を続けています。
【ASTERIA 導入社数 5,000 社突破までの経緯】
時期 2002/06 2008/09 2009/12 2011/3 2012/04 2013/10 2015/05

導入社数 販売開始 500 社 1,000 社 2,000 社 3,000 社 4,000 社 5,020 社
突破 突破 突破 突破 突破
・市場シェア出典:
テクノ・システム・リサーチ社「2014 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」
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■「インフォテリア株式会社」について( Web サイト http://www.infoteria.com/ )
1998 年に国内初の XML 専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、
企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・
販売しています。主力製品の ASTERIA は、異なるコンピューターシステムのデータをプログラ
ミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に導入社数を着実に伸ばし、
2015 年 5 月に 5,000 社を突破しました。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資
料などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダー
ドとして、現在 800 件以上(2015 年 3 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■「熊本県小国町」について( Web サイト http://www.aso-oguni.com/ )
小国町は環境モデル都市であり、「ウッドスタートプログラム」にも参画する自治体で、全国
的に知られているスギ「小国杉」の産地です。小国杉は、その強度と色つやが特徴でもありま
す。その象徴が大型木造建築「小国ドーム」(町民体育館)です。抗菌作用、カビ防止の効果は
もちろん、調湿機能や宝物の劣化を防ぐ力が優れていることから、「九州国立博物館」等の収蔵
庫の内装材にも利用されています。また九州でも有数の温泉地であることから、天然の地熱蒸気
を利用した木材乾燥施設もあり、まさに環境に優しいスギとしても知られています。その価値を
全国の方々に知ってもらおうと、様々な取り組みが始まっています。

<プレスリリース 掲載 URL>
http://www.infoteria.com/jp/news/press/2015/09/04_01.php

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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
インフォテリア株式会社 コミュニケーション部 広報担当:長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@infoteria.com
インフォテリア、ASTERIA、Handbook はインフォテリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

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