マネーフォワードとインフォテリアが協業し、経費精算の自動化を実現する「MFクラウド経費アダプター」を提供

報道発表資料
2018 年 6 月 15 日
インフォテリア株式会社
株式会社マネーフォワード


マネーフォワードとインフォテリアが協業し
経費精算の自動化を実現する「MF クラウド経費アダプター」を提供
「ASTERIA」が「MF クラウド経費」と基幹システムを繋ぎ、経費精算の自動連携を実現!


インフォテリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下、インフォテリア)と株式会社マネーフォワード(本社:東京都港区、代表取締役社
長 CEO:辻 庸介、証券コード:3994、以下、マネーフォワード)は、マネーフォワードが提供
するクラウド型経費精算システム「MF クラウド経費」と連携するインフォテリアのデータ連携ソ
フト「ASTERIA」専用の「MF クラウド経費アダプター」の提供を 2018 年 6 月 19 日より開始す
ることを発表します。

< MF クラウド経費アダプターを使った連携イメージ図>




■MF クラウド経費アダプターの提供を開始する背景
ここ数年、経理業務を取り巻く環境は大きく変化しています。背景として、2015 年度、2016
年度に、電子帳簿保存法におけるスキャナ保存要件が緩和されたことにより、スマートフォンや
デジタルカメラ等による撮影でレシートの電子化と保存が認められました。
クラウド型経費精算システム「MF クラウド経費」は、「電帳法スキャナ保存ソフト法的要件認
証」を経費精算システムとして国内第一号で取得しており、経費精算業務におけるペーパーレス
化に積極的に取り組んでいます。「MF クラウド経費」を使うことで、従来手間のかかっていた領
収書の手入力、保管・管理および貼付作業、訪問先の経路や料金の検索などの業務の自動化が可
能です。また、入力処理をスマホで完結できるため、経費精算にかかる時間や手間を大幅に削減


できることが評価され、導入企業が拡大しています。
一方で、基幹(会計)システムとの仕訳データ連携や人事システムとのマスタ連携及び給与システ
ムとの経費データ連携において、導入までのリードタイムが長いだけでなく、経費精算業務の一
部に手作業が残ってしまうなどの課題が顕在化してきました。
この課題を解決するため、マネーフォワードとインフォテリアが協業し EAI/ESB 製品の国内市
場において 11 年連続市場シェア No.1※1製品である ASTERIA シリーズに対応する「MF クラウ
ド経費アダプター」の提供を開始しました。本製品を利用することにより、「MF クラウド経費」
の導入期間が大幅に短縮されると共に、各種システムとシームレスに連携することにより、経費
精算業務の自動化が実現されます。

■近年のクラウドサービスの利用状況
2018 年 5 月 25 日に公表された総務省による「平成 29 年(2017 年)通信利用動向調査」(図
表1参照)では「クラウドサービスを利用している企業の割合は上昇傾向が続き今回調査対象の
半数を超えた。」とされており、近年、クラウドサービスの普及が顕著です。
今回の協業をきっかけに、インフォテリアでは、「MF クラウド経費」をはじめとするクラウド
サービスに対応するアダプターを拡充することで、ASTERIA シリーズの利用シーンをより一層広
げていく方針です。

< クラウドサービスの利用状況の推移(図表1)>
出典:総務省平成 29 年通信利用動向調査、公表日:2018 年 5 月 25 日




■MF クラウド経費アダプターについて

MF クラウド経費側の各データ項目の抽出および書き込みが可能
アダプターの機能概要 RDB 連携と同等の SQL を利用可能
スキーマ情報の自動取得により GUI で SQL を自動生成する支援機能


アダプター名称 MF クラウド経費オプション

販売価格(税別) 20,000 円~(月額)


■今後の展開
今後、両社は技術協力だけではなく、マーケティング・営業活動においても協業を進め、企業
のバックオフィス業務の自動化・効率化を支援してまいります。

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■ MF クラウド経費について( Web サイト https://biz.moneyforward.com/expense )
「MF クラウド経費」は、 「完全自動化 ※2 」 「スマホで完結」 「ペーパーレ
、 、
ス」を特長とし、面倒な経費に関する作業を大幅に削減するクラウド型経費精算
ソフトです。中小企業の経営者や経理等のご担当者、確定申告の準備中の方から
経費精算申請をするビジネスマンまで、経費に関わる全ての方がご利用いただけ
ます。

■「ASTERIA シリーズ」について( Web サイト https://www.infoteria.com/jp/asteria )
EAI/ESB 製品の国内市場において 11 年連続シェア No.1 製品である
「ASTERIA シリーズ」は、異なるコンピューターシステムのデータを、
ノンプログラミングで連携できる ASTERIA WARP を主力製品とするミド
ルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフト
まで、様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプ
ログラミングなしで行えることが評価されています。

■「株式会社マネーフォワード」について( Web サイト https://moneyforward.com/ )
2012 年 5 月に設立。 「お金を前へ。人生をもっと前へ。 」というミッションを掲げ、すべての人
のお金の課題解決を目指す Fintech 企業。主に、個人向け自動家計簿・資産管理サービス『マネー
フォワード』 (https://moneyforward.com/)やビジネス向クラウドサービス『MF クラウドシリー
ズ』 (https://biz.moneyforward.com/)などを提供。2015 年の Fintech 研究所をきっかけに、
Fintech 産業の振興や政策提言への働きかけにも貢献するほか、資本業務提携、API 連携など金融
機関との協業実績も多数。2017 年 6 月には MF KESSAI 株式会社(グループ会社)が、企業間後
払い決済『MF KESSAI』 (https://mfkessai.co.jp/)を提供開始。2017 年 9 月に東京証券取引所マ
ザーズ市場に上場。

■「インフォテリア株式会社」について( Web サイト https://www.infoteria.com/ )
1998 年に国内初の XML 専業ソフトウェア会社として設立されたインフォテリア株式会社は、
企業内の多種多様なコンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・
販売しています。主力製品の「ASTERIA」は、異なるコンピューターシステムのデータをプログ
ラミングなしで連携できるソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 6,771 社(2018 年 3 月末
現在)の企業に導入されています。また、「Handbook」は、営業資料や商品カタログ、会議資料
などあらゆる電子ファイルをスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダード
として、1,384 件(2018 年 3 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

※1:テクノ・システム・リサーチ「2017 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」
※2:クレジットカードや IC カードの利用履歴の自動取得やオペレーター入力を組み合わせることで、手入力がゼロになる状況
のことを意味しています。


<プレスリリース 掲載 URL>
https://www.infoteria.com/jp/news/press/2018/06/15.php
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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口) 】
インフォテリア株式会社 広報・IR 室 長沼史宏
TEL:03-5718-1297 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: press@infoteria.com
【製品に関するお問い合わせ先】
インフォテリア株式会社 エンタープライズ本部 営業推進部 製品担当:東出武也
TEL:03-5718-1250 / FAX:03-5718-1261 / E-mail: pm@infoteria.com
インフォテリア、ASTERIA、Handbook はインフォテリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。

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