「ASTERIA Warp」がサイバーエージェントのデータ連携に採用

報道発表資料
2021 年 7 月 29 日
アステリア株式会社

「ASTERIA Warp」が サイバーエージェント のデータ連携に採用!
クラウド DWH「Snowflake」連携で社内のあらゆるデータを迅速に収集・蓄積・分析
ノーコード で データ連携の開発工数を 1/10 に削減
全社的な テレワーク 対応のための社内 IT インフラ最適化も実現!

アステリア株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役社長:平野洋一郎、証券コード:
3853、以下 アステリア)は、企業データ連携(EAI/ESB)製品の国内市場においてソフトウェア
市場で 14 年間市場シェア No.1※1を継続している「ASTERIA Warp」(アステリア ワープ)が
インターネット企業大手の株式会社サイバーエージェント(本社:東京都渋谷区、代表取締役:
藤田晋、以下 サイバーエージェント)に採用され、利用事例を公開したことを発表します。
サイバーエージェントは ASTERIA Warp の導入により、社内の様々な部署やシステム(サー
ビス)ごとに散在しているデータや、異なるフォーマットで作成していた売上データをノーコー
ドで連携。多様なデータの迅速な収集・統合を行うことで、社内業務システムの連携がスムーズ
になりました。また、ノーコード開発により、エンジニアの開発工数を 1/10 に削減するなど、業
務効率の向上も実現しました。
■『ASTERIA Warp』の導入背景と今後の取り組み
サイバーエージェントが提供するサービスの多くは各サービスに最適なテクノロジーを採用し
ているため、サービス毎にデータ管理・蓄積のためのソフトウェア・システムが異なります。
従来、新規サービス立ち上げ時にはシステム毎にデータベースの仕様が異なるため、社内の売
上管理システムとの連携による開発工数が増大。サービス内のデータ構造の変更時には追加の修
正開発が発生するなど、開発・調査・修正までを担うエンジニアの工数が拡大することや、各種
データベースとの接続・変換の仕様が複雑なためシステム運用の属人化や障害時の対応が課題と
なっていました。
そこで、これらの課題を解決するため「ASTERIA Warp」を採用し、社内のあらゆるデータを
連携。ASTERIA Warpの各種アダプターを活用してOracle/MySQLなどのデータベース、Google
Spreadsheetやboxなどのクラウドサービス、RedshiftやBigQueryなどのデータウェアハウス
(DWH※2)に直接接続し、データを取得する方式に変更。ノーコードでのシステム連携を構築す
ることで、売上管理システムをリプレースしました。
この連携により、サービスの追加や修正によるエンジニアの開発工数を1/10に削減。また、コ
ロナ禍の全社的なテレワーク増加のため、VPNやビデオ会議システムの利用が急増し、接続が困
難になるなどの課題を抱えていましたが、社内でのシステムの活用時間のログをSnowflakeに収
集・蓄積することで利用集中時間
を解析し利用を分散するなど、社
内ITインフラの最適化も同時に実
現しました。
今後は、様々なデータを
ASTERIA Warpを活用し
Snowflakeに集約し活用すること
で、より一層コストの削減、業務
の自動化、効率化や、サービスの
品質向上につなげるなど、DXを推
進していく方針です。



■今後の ASTERIA Warp ビジネスの展開
アステリアの ASTERIA Warp は順調な拡大を継続しており、現在の導入社数は 9,000 社以上
と企業データ連携市場(EAI/ESB)では 14 年連続シェア No.1 を継続。2021 年度 3 月期通期決
算では、サブスクリプション型製品「ASTERIA Warp Core」の売上が過去最高を記録するな
ど、アステリアは業界のリーディングカンパニーとしての地位を更に強固なものにしています。
今後も引き続き、ASTERIA Warp の多様なデータソースとの連携機能を様々な業界に拡販する
とともに社会の要請に応じた機能強化を継続することで、オフィス業務の効率化・自動化を実現
します。また、データの連携の活用により、業務プロセスの省力化や残業時間の削減、リモート
ワーク環境下での新しい生活様式における適用の拡大も推進してまいります。

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■「アステリア株式会社」について( Web サイト https://www.asteria.com/ )
アステリア株式会社(2018 年 10 月にインフォテリアから社名変更)は、企業内の多種多様な
コンピューターやデバイスの間を接続するソフトウェアやサービスを開発・販売しています。主
力製品の ASTERIA Warp は、異なるコンピューターシステムのデータをノーコードで連携でき
るソフトウェアで、大企業、中堅企業を中心に 9,208 社(2021 年 3 月末現在)の企業に導入され
ています。また、Handbook は、営業資料や商品カタログ、会議資料などあらゆる電子ファイル
をスマートフォンやタブレットで持ち運べるサービスのスタンダードとして、1,607 件(2021 年
3 月末現在)の企業や公共機関で採用されています。

■「ASTERIA Warp」について( Web サイト https://www.asteria.com/jp/warp/ )
EAI/ESB 製品の国内市場において 14 年連続シェア No.1 製品である「ASTERIA Warp」は、
異なるコンピューターシステムのデータを、ノーコードで連携できる ASTERIA Warp を主力製
品とするミドルウェアです。メインフレームやクラウド上のサーバーから表計算ソフトまで、
様々なシステム間の接続とデータの変換を行うロジックを複雑なプログラミングなしで行えるこ
とが評価されています。ASTERIA Warp Core は、ASTERIA Warp の厳選された機能を初期費用
0 円、月額 30,000 円からのサブスクリプション形式で「手軽」にご利用いただけます。様々なシ
ステムやサービスと迅速に連携することで業務自動化やデータ活用を実現します。

※1:テクノ・システム・リサーチ社「2020 年ソフトウェアマーケティング総覧 EAI/ESB 市場編」 EAI/ESB は、
それぞれ Enterprise Application Integration、Enterprise Service Bus の略で企業内外のデータ連携を司る
製品カテゴリーを指す。
※2:業務で発生したあらゆる情報を時系列に保存したデータベースのこと。


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【プレスリリースに関するお問い合わせ先(報道機関窓口)】
アステリア株式会社 広報・IR 部:長沼史宏、齋藤ひとみ
TEL:03-5718-1297 / E-mail: press@asteria.com

【製品に関するお問い合わせ先】
アステリア株式会社 マーケティング本部:東出武也
TEL:03-5718-1250 / E-mail: pm@asteria.com
アステリア、ASTERIA、Handbook はアステリア株式会社の登録商標です。
本文中の商品名は、各社の商標または登録商標です。





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