ユアサ商事株式会社、INSネット(ディジタル通信モード)サービス終了を機にDX推進も見据えEDIシステム基盤をACMS Apexに刷新

Press Release
2023 年 2 月 24 日
株式会社データ・アプリケーション


ユアサ商事株式会社、INS ネット(ディジタル通信モード)サービス終了を機に
DX 推進も見据え EDI システム基盤を ACMS Apex に刷新
~複数 EDI ソリューションの運用から統合管理に変わり運用負荷の削減、
インターネット EDI 効果で処理時間も約 7 時間から 5 秒へ~



株式会社データ・アプリケーション(本社:東京都中央区、代表取締役社長:安原 武志、略称:
DAL、スタンダード市場:3848)は、ユアサ商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役
社長:田村 博之、以下、ユアサ商事)が、2024 年 1 月の INS ネット(ディジタル通信モード)
サービス終了に伴うインターネット EDI への移行と DX 推進を見据え、エンタープライズ・デー
タ連携基盤 ACMS Apex を採用したことをお知らせします。


<エンタープライズ・データ連携基盤 ACMS Apex について>
https://goto.dal.co.jp/l/933963/2023-02-20/5wk3fr


ユアサ商事は、創業 1666(寛文 6)年、初代湯淺庄九郎が京都に木炭商を開いたことに端を発す
る、
「モノづくり」
「すまいづくり」
「環境づくり」
「まちづくり」に関わる商材・サービスを取り扱
う複合型専門商社です。同社では、NTT 東西の INS ネット(ディジタル通信モード)サービス終
了の発表を受け、インターネット EDI への移行を決断。また、これを機に既存の従来型 EDI シ
ステムで抱えていた以下の課題を解決するため、対応通信プロトコルやデータ変換機能、拡張性、
クラウド対応の要件を満たすソリューションを比較し、選ばれたのは ACMS Apex でした。


<課題>
⚫ 通信プロトコルごとに EDI ソリューションが異なるため、現場では複数の運用画面を見る必
要があり、属人化していたこと
⚫ データ変換や加工は、プログラム開発によって実現しており、リプレースを検討しているメ
インフレームで行っていたこと
⚫ オンプレミスでの運用だったため、インフラ環境を 5 年周期で見直す必要があり、その調査
やシステム選定に工数をとられていたこと
⚫ 本番環境がテスト環境をかねており、本番運用の合間を見てテストを実施していため、設定
を戻し忘れるといった潜在リスクがあったこと
選定理由について、ユアサ商事株式会社 情報システム部 課長補佐 遊佐 学様から、次のコメン
トをいただいております。
「システム選定に先だって、ACMS Apex と RACCOON を 1 ヶ月にわたって検証しました。
ACMS Apex はわかりやすかったですね。EDI の状況が把握しやすいので、これなら人を選ばず
運用できるのではないかと思いました。また、データの送受信では中断したり、異常終了するこ
ともありますが、ACMS Apex はリカバリー操作が容易でした。そして、処理速度ですね。複雑な
データ処理を行ったときの速度が非常に速いというのが一番の決め手となりました。
ACMS シリーズの中でも、今回 ACMS Apex を選んだのは DX 推進の観点からです。Web API 連
携機能などを持っており、これなら EDI のみならず、データ連携基盤の役割を果たしてくれると
期待を寄せました。



クラウド環境への構築期間は 3 ヶ月で完了し、現在、取引先 46 社のうち 7 社が ACMS Apex で
の EDI をスタート、8 社が通信テスト中です。残りは、2023 年 9 月の移行完了を目指し、一社一
社進めています。また、7 社の移行で得た効果は、処理速度の向上と運用現場の効率化でした。通
信回線がインターネットになり、また帯域が広がったため、また EDI ソリューションを ACMS
Apex に統合したことで多重同時並行での受信もが可能になりました。これにより、これまで約 7
時間要していた処理が 5 秒で終了するようになりました。また、既存の従来型 EDI では受けられ
るデータ量に限りがあり、取引先と通信時間を調整する必要がありましたが、その作業もなくな
りました。


運用効率について、ユアサシステムソリューションズ株式会社 カスタマサポート部 データ交換
チーム中丸 侑様から、次のコメントをいただいております。
「ACMS Apex に統合されたことで見るべき管理画面が一つになり、運用負荷が軽減しました。
また、属人性も解消され、データ交換チームみんなで管理に当たれるようになったことも大きい
です。何より、別途テスト環境が確保できたため、受信データの状況に関わらず、今日がダメで
もまた明日というスピード感で取引先との疎通テストが行えたり、運用効率化を図るためにいろ
いろ試行錯誤できるようになりました。

今後、ユアサ商事では、小規模な取引先向けに、ACMS Apexのオプションであるファイル交換
ツール ACMS Web/deTrade IIの導入を検討しており、ACMSシリーズでの統合管理を維持。ま
た、DXを推進するためERPやSFAなど他システムとの連携も視野にいれています。


DAL は、2024 年 1 月の PSTN マイグレーションにむけたインターネット EDI への移行や Web
による企業間取引のペーパーレス化・デジタル化を支援し、データの利活用を促進、ビジネスス
ピードを高める企業の DX を支援してまいります。
以上


■ユアサ商事株式会社様の導入事例
https://goto.dal.co.jp/l/933963/2023-02-20/5wk3j8


【ユアサ商事株式会社について】
ユアサ商事株式会社は、「モノづくり」「すまいづくり」「環境づくり」「まちづくり」に関わる商
材・サービスを取り扱う複合型専門商社です。創業は 1666(寛文 6)年。初代湯淺庄九郎が京都
に木炭商を開いたことに端を発する。時代に合わせた経営の近代化、工業化を推し進めながら、
今日まで商社機能を発展させてきた。歴史の長さを反映して、取引先は約 26,000 社と圧倒的な数
を誇る。また商品販売だけではなく、企画・開発から施行・保守サービスまでの一貫したシステ
ムインテグレーションの提供を重視している点にも大きな特長がある。
【HP】https://www.yuasa.co.jp/


【株式会社データ・アプリケーション(DAL)について】
DAL は、1992 年に UNIX 向けの製品をリリースして以来、EDI(電子データ交換)を中心にデ
ータ連携分野において信頼性の高いパッケージソフトウェア「ACMS (Advanced Communication
Management System) シリーズ」を提供してきました。
「ACMS シリーズ」は、国内の EDI パッ
ケージ市場でリーダーシップを確立しており、すでに 2600 社 13500 サイトを越える企業のミッ
ションクリティカルなシステムで稼働しています。ビジネス変化に強く、新たなイノベーション
を生み出す企業のデータ連携ソリューションを今後も提供してまいります。
【HP】https://www.dal.co.jp/
【Facebook】https://www.facebook.com/DataApplications/
【Twitter】https://twitter.com/dal_acms
【本件についてのお問い合わせ先】
報道関係 お客様
マーケティング本部 営業本部
Tel:03-6370-0909 Tel:03-6370-0909
Fax:03-3567-1151 Fax:03-3567-1151
E-Mail:pr@dal.co.jp E-Mail:sales@dal.co.jp


※DAL, ACMS, ACMS Apex, AnyTran, E2X, WebFramer, RACCOON, OCRtran は、株式会社デ
ータ・アプリケーションの日本および海外での商標または登録商標です。
※本文中に記載されている会社名、製品名等は、各社の登録商標または商標です。

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