神奈川県「令和4年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」 導入実証の結果を受け配膳ロボットα8号機2台導入へ、事業報告セミナーでも事例紹介

NEWS RELEASE
2023 年 3 月 9 日
各 位
会 社 名 株式会社アルファクス・フード・システム
(コード番号︓3814 東証グロース)
問合わせ先 常 務 執 ⾏ 役 員 菊 本 健 司
電話番号 0836-39-5151
U R L https://www.afs.co.jp/


神奈川県「令和 4 年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」
-導入実証の結果を受け AFS 配膳ロボットα8号(通称︓アルファエイト)2台導入へ、
事業報告セミナーでも事例紹介されました-

2022 年 10 月 24 日に PR 開⽰いたしました、神奈川県の「令和 4 年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事
業」において、
「湯本富士屋ホテル(神奈川県⾜柄下郡箱根町)」でのロボットの導⼊実証は無事終了し、当社の配膳 AI ロ
ボットα8号(通称︓アルファエイト)2台をご導⼊いただきました。湯本富士屋ホテルにおいて導⼊実証を実施したロ
ボットの中で、本日時点で唯⼀の導⼊事例となりました。
また、この導⼊実証の内容は、2023 年2月 28 日に開催されたセミナー『ロボット活⽤の最前線〜神奈川県「新型コロ
ナウイルス感染症対策ロボット実装事業報告」〜』(主催︓神奈川県、㈱NTT データ経営研究所、モノづくり日本会議)
の第2部「商業・宿泊・医療施設が推進するロボット活⽤-令和 4 年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業
の成果報告-」にて紹介されました。




出典︓㈱NTT データ経営研究所



➀神奈川県「令和 4 年度新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業」の取組概要
神奈川県は、
「さがみロボット産業特区」の取組などを通じて、⽣活⽀援ロボットの実⽤化や普及・活⽤を推進されてお
り、本事業は、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に資する⽣活⽀援ロボットの実装に意欲的に取り組む施設 4 カ所に
対し、県が課題を解決する⽣活⽀援ロボット 11 種類を選定し(選定作業には施設にも加わっていただいています)、令和
5 年 3 月までにロボットの導⼊実証及び効果検証後、実装を検討していただく取組です。実装に向け県が選定した実装⽀
援事業者(㈱NTT データ経営研究所) 実証に係る経費⽀援に加え、
が、 安全対策やより良い運⽤⽅法を提案するとともに、
効果検証等を⽀援されました。
➁『ロボット活⽤の最前線〜神奈川県「新型コロナウイルス感染症対策ロボット実装事業報告」〜』にて報告された効果
検証
2023 年 2 月 28 日に開催されたセミナー『ロボット活⽤の最前線〜神奈川県「新型コロナウイルス感染症対策ロボッ
ト実装事業報告」〜』
(主催︓神奈川県、㈱NTT データ経営研究所、モノづくり日本会議)の第2部では、㈱NTT データ
経営研究所 ビジネスストラテジーコンサルティングユニット シニアコンサルタントの吉原 理⼈⽒より事例報告があり、
当社を取り上げていただいたほか、第3部のパネルディスカッションでは、導⼊施設である湯本富士屋ホテルより副⽀配
⼈の秋山 敏之⽒が登壇され、当社ロボットの導⼊の感想やロボット導⼊のポイントについてお話しされました。
第2部で報告されたロボット導⼊実証の効果検証の結果によると、特に効果があったのは、100m 超に及ぶ厨房間のバ
ックヤードでの料理搬送業務です。これをロボット2台に置き換えたところ、1カ月間で 432 分(7時間 12 分)の料理
搬送時間をロボットに置き換えることができ、営業時間の約 23%に当たる搬送時間を削減したと報告されました。従業
員アンケートでもこの業務の⼿間削減にロボットが役に⽴ったと回答した⽅は 88%にのぼり、高評価であったことが紹
介されました。
セミナーの第1部で「サービスロボットの社会実装実現について」と題してご講演され、第3部のパネルディスカッシ
ョンに参加されたサービスロボットの第⼀⼈者である東京都⽴大学准教授 和田⼀義⽒も「宿泊施設は通路にいろいろな
ものが仮置きされているので、ロボットの導⼊は大変だと感じたが、スムーズに動くことができ、ロボットによって湯本
富士屋ホテル様の課題を解決し、導⼊につながったことは素晴らしい。」とコメントされました。


③湯本富士屋ホテルのご紹介
箱根七湯のひとつとして、江⼾時代から親しまれてきた湯本温泉郷の⽞関⼝
に位置する「湯本富士屋ホテル」
。箱根湯本駅から徒歩 3 分とロケーションに
恵まれ、早川のせせらぎと緑に囲まれたホテルです。新館「レインボープラザ」
は 1,400 平米のコンベンションホールを備え国際会議・婚礼・パーティ等多目
的にご利⽤いただけます。レストランも日本料理・フランス料理・中国料理の
三国の美味を堪能できます。


④配膳ロボットα8号機のご紹介




配膳ボックス装着時 開放時


特徴① ハイブリッド⾃律⾛⾏システム
α8号機は、従来のお⾷事の配膳・下げ膳の機能で、より店舗運営に即した⾛⾏システムを標準化しました。
特徴② 環境を独⾃に把握し、ルートの選択やスピードの可変設定が可能
これまでのロボットは、⾛⾏速度を 0.7m/秒に決定すると、速度⼀定で⾛⾏しますが、α8号機は、⾛⾏エリア内で⼈
の動線とクロスするような場所では 0.3m/秒で⾛⾏し、それ以外の場所では 1.0m/秒で⾛るなど⾛⾏速度に変化を設
けることが可能です。
特徴③ 非接触や業務の効率化のサポートに加え、コミュニケーションモード搭載
α8号機には、これまでの配膳ロボットにはなかった「コミュニケーションモード」を搭載しており、
「販促」 「告知」

機能が強化されています。モード選択により誕⽣日を祝いながら配膳を⾏ったり、オープン時や閑散時間帯では店頭で
お客様を呼び込んだりするパフォーマンスを⾏うことも可能です。
特徴④ 最大4段設置された配膳トレイで8台同時に運⽤可能(32 か所への連続配膳可能)
配膳トレイは、最大4段まで設置ができ、最大4ヶ所に連続配膳することが可能です。また、8台の同時運⽤が可能(理
論上は 30 台以上稼働可能)です。配膳ボックスは、脱着式で衛⽣面にこだわり、開放型・配膳ボックス型の両⽅での
運⽤が可能となったことも大きな特徴の 1 つです。
特徴⑤ 足回りも強化し段差 1.0cm 以下でのスムーズな運⽤が可能
⾜回りも強化し段差 1.0cm 以下(大半のロボットが 0.5cm 以下)での段差運⽤を可能にしました




◇株式会社アルファクス・フード・システム
AFS 社は、1993 年の創業時より⼀貫して外⾷チェーン向けに、⾷材在庫管理を詳細にコントロールできる、外⾷企業
専⽤基幹業務システム「飲⾷店経営管理システム(R)」や、勤怠集計管理システム「Timely」を主⼒に、ASP/クラウ
ド型でトータルソリューションを提供しており、大⼿外⾷チェーンを中心に導⼊店舗数は累計約 26000 店
(約 1,800 社)
で利⽤されています。
また、これまで⼿作業で⾏っていた⾷材・備品の発注が、当日在庫等を考慮して完全に自動的に補充発注できる「自動
発注システム」(特許取得)を 2017 年よりサービス提供しており、世界的な⾷品ロス削減に貢献しています。
社 名︓株式会社アルファクス・フード・システム(ALPHAX・FOOD・SYSTEM CO.,LTD)
東証グロース上場(証券コード 3814)
https://www.afs.co.jp/
所 在 地︓山⼝県山陽⼩野田市千崎 128 番地(江汐公園内)
代 表 者︓代表取締役社⻑ 藤井 由実子
事業内容︓外⾷企業向け IT システム提供
1.ASP/クラウド型基幹業務サービス「飲⾷店経営管理システム(R)」の販売・サポート
2.システム機器の企画・販売
3.ハードウェア・ソフトウェアの全国メンテナンスサービス
4.自社製品・サービスの開発・検証を兼ねたホテル・レストランの運営


【本リリースに関するお問い合わせ先】
株式会社アルファクス・フード・システム
マーケティング営業戦略部︓担当 菊本・箭島 Tel :0836-39-5151 E-mail:info_s@afs.co.jp


以 上

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