ビジネス現場の必需品 IoTセキュリティスキャナー「Gumwheel(ガムホイール)」を5月から提供開始

Aplix Press Release

各 位 2017 年4月 27 日
株式会社アプリックス
(コード番号:3727 東証マザーズ)



ビジネス現場の必需品
IoT セキュリティスキャナー「Gumwheel™(ガムホイール)」を5月から提供開始
~ネットワーク上のセキュリティリスクのある IoT 機器をまとめて検出~

株式会社アプリックス(本社:東京都新宿区、代表取締役:長橋賢吾、以下「アプリックス」)は、ネットワークに接
続された IoT(Internet of Things)機器をまとめてスキャンし、セキュリティリスクがある機器を検出するソフトウェア
「Gumwheel™(ガムホイール)」を開発し、2017 年5月から提供開始することを発表いたします。


近年、IoT 機器の数は世界中で爆発的に増えています。ICT アドバイザリ企業 Gartner, Inc.は、2016 年に 63
億 8 千万台だった IoT 機器の数は、2017 年には 83 億 8 千万台、2020 年には 204 億台を超すと予想しています
(Gartner Press Release「Gartner Says 8.4 Billion Connected "Things" Will Be in Use in 2017, Up 31 Percent
From 2016(07 February 2017)」 http://www.gartner.com/newsroom/id/3598917)。


このような IoT 機器の普及に伴い、IoT 機器のセキュリティ問題が大きく取り上げられるようになってきました。
たとえば IoT 機器に感染するマルウェア「Mirai」は、2016 年に史上最大規模の DDoS 攻撃(※)を行いました。
サイバーセキュリティ企業 McAfee LLC は、2016 年末までに 250 万台の IoT 機器が「Mirai」に感染し、1分あた
り約5台の IoT 機器の IP アドレスが「Mirai」ボットネットに追加されていたと推定しています(マカフィープレスリリー
ス「マカフィー、2016 年第 4 四半期の脅威レポートを発表(2017 年 4 月 17 日)」
https://www.mcafee.com/jp/about/news/2017/q2/0417-01.aspx)。


アプリックスでは、2013 年からなりすまし防止機能、暗号化通信技術、電子認証など、IoT 機器に対応したセキ
ュリティ製品をいち早く提供してきました。それらで培った技術や経験を活かし、この度アプリックスが開発した製
品が「Gumwheel」です。


IoT 機器は、メモリ容量や CPU の性能が限られているうえ、PC のように専用のソフトウェアをインストールしてマ
ルウェアを駆除するといったことが困難です。
そこで「Gumwheel」では「検出」のみに機能を絞り、スキャンの結果リスクが検出された機器は、ユーザー自身が
ネットワークから切断して対処するというシンプルな使用方法にしました。
また「Gumwheel」は Go 言語で開発されており、Linux や Windows が動作する PC などにインストールし、ネット
ワークにつなげば即スキャン開始できます。IoT 機器側での準備は必要ありません。


ビジネスの現場では、製品の保守、商品在庫や消耗品の管理、設備の監視などで IoT 機器が便利に使われ、
機器から集められたビッグデータがマーケティング、生産性向上、業務改善などに役立てられています。さらに
IoT 化の波は、スマート工場、スマートシティ、スマート農場といった形でも広がっています。
「Gumwheel」は対象の IoT 機器や導入場所を選ばず、簡単に使うことができる手軽さが特長です。増え続ける
IoT 機器のセキュリティ対策が急務となっている中、「Gumwheel」は IoT 化済みまたは IoT 化を予定している企業
のセキュリティ対策をサポートします。
アプリックスは来る IoT 時代の到来に向けて、今後も安全に使用できる IoT 関連製品の開発に力を入れてまい
ります。



Aplix Press Release




・図内の画面はイメージで実際とは異なります。
・図内の Gopher(Go 言語のマスコットキャラクター)は株式会社アプリックスが作成しました。
Gopher の原著作者は Renée French 氏です。



※DDoS 攻撃:分散型サービス妨害攻撃。複数のコンピュータを乗っ取り、標的のコンピュータに一斉に接続して過
大な負荷を与えることでサービスの妨害を行うことを目的とする。


以上


■株式会社アプリックスについて
アプリックスの使命は「ソフトウェアの力で世の中のあらゆる人々に幸せをもたらすこと」です。携帯電話でのJava利用という新しいフロンティア
を切り開いた「JBlend」に続き、開拓中の分野が、IoT(Internet of Things)です。当社ではIoTモジュール(ビーコン)、スマホアプリ、クラウドサー
ビス等のIoTソリューションを一貫して提供することで、家電製品等のIoT化を推し進め、「モノからの通知によって人々の生活を豊かにする」と
いうコンセプトの実現を目指しております。
アプリックスのwebsite(投資家情報等):http://www.aplix.co.jp/
アプリックスのテクノロジー事業:http://business.aplix.co.jp/


■お問い合わせ先:
お問い合わせのページ:http://www.aplix.co.jp/inquiry/


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