SHIFT、米 Jenkins 開発者・川口耕介氏を技術顧問に迎え、ソフトウェアの品質保証におけるグローバルスタンダードの確立を目指す

2019 年 9 月 24 日
関係者各位
会 社 名 株 式 会 社 S H I F T
代 表 者 名 代表取締役社長 丹 下 大
(コード番号:3697 東証マザーズ)
問 合 せ 先 経営管理部 部長 岡 朋 宏
(TEL. 03-6809-1165)


SHIFT、米 Jenkins 開発者・川口耕介氏を技術顧問に迎え、
ソフトウェアの品質保証におけるグローバルスタンダードの確立を目指す


ソフトウェアの品質保証・テストを提供する株式会社 SHIFT(本社:東京都港区、代表取締役社長:丹
下 大、東証マザーズ:3697、以下 SHIFT)は、米 CloudBees(クラウドビーズ)社 Chief Scientist であ
り、また同社が支援するソフトウェア開発の継続的インテグレーションツール(以下 CI ツール) Jenkins

(ジェンキンス)」の生みの親の川口 耕介氏を技術顧問としてお迎えすることになりましたのでご報告
いたします。
SHIFT のさらなる成長に向けて、川口氏とともにソフトウェアの品質保証・テストにおけるグローバル
スタンダードの確立を目指してまいります。


【国内で品質保証のノウハウと基準を確立し、売上高成長率 150%を継続中】
SHIFT は 2004 年にソフトウェアテスト事業をはじめて以来、かつて日本を席巻した「Made in Japan」
品質にこだわり、日本の高度なものづくり品質をソフトウェア業界に取り入れて、国内のお客様を中心
に事業を拡大してまいりました。


ソフトウェアの品質保証を軸に、機能テスト、テスト自動化、脆弱性テストなどのテスト技術に加え、
Fintech や RPA などの市場動向にも即したサービスを提供して、国内の幅広い業界で品質保証のノウハウ
と基準を確立し、売上高成長率 150%を継続しています。


【川口氏の技術力と知見を活かし、世界を席捲】
SHIFT は事業開始以来、国内のソフトウェア業界において「開発」と「テスト」の分業化を推進し、ソ
フトウェアにおける品質保証・テストの専門企業としてのポジションを確固たるものにしました。
しかし、日々進化する開発技術や変化の大きい市場をリードする企業へと成長するためには、グローバ
ルな視点で情報やニーズを把握し、それに適した品質保証技術の開発、サービスの拡充が必要であると
考えています。


アメリカを本拠地として活動する川口氏は、世界中に存在する Jenkins ユーザーを訪問して直接エン
ジニアと会話を重ね、各国それぞれの開発スタイル、文化に触れながら、Jenkins のさらなる普及と改良
に尽力しています。
SHIFT は、川口氏とソフトウェアテスト事業を開始して間もないころから親交を深め、自動テストを積
極的に活用し、テストの効率化を進めてきました。
今回、川口氏を技術顧問としてお迎えし、世界で通用する開発技術と知見を共有、アドバイスいただく
ことで、サービスレベルの向上と世界市場を見据えたビジネスの開発を実現してまいります。


「すべてのソフトウェアに Made in Japan の品質を」。安心・安全なソフトウェア製品が世界中に広が
ること、それが SHIFT の目指す未来です。




■川口 耕介(かわぐち こうすけ)氏
1977 年生まれ。東京大学理学部情報科学科在学中の 98 年に有限会社 Swift を設立。01 年 Sun
Microsystems 入社。02 年コーネル大学大学院で修士号を取得し、翌年 Sun Microsystems に復帰。在職
中に Jenkins の元となる CI ツール「Hudson」を開発。その後、Java の PaaS(プラットフォーム・アズ・
ア・サービス)を提供する米 CloudBees に在籍し、CTO として Jenkins や関連サービス・製品の発展・普
及を推進。現在も同社の Chief Scientist として、自社製品の普及とさらなる改良を目的に世界中をま
わり、各国のエンジニアと対話をしつづけている。


■Jenkins とは
Jenkins はソフトウェア開発における一連の作業を自動化できる米 CloudBees(クラウドビーズ)社が
提供する CI ツール。java で書かれたオープンソースソフトウェア(OSS)の Jenkins は汎用性が高く、
ソフトウェアのリリーススピードの向上や開発プロセスの自動化、開発コストの削減を目的とする世界
中のユーザーに利用されている。近年では Jenkins の設定に継続的デリバリが適用されるなど進化しつ
づけている。




以上

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