メタバースプラットフォーム「cluster」にビデオ通話・ライブ配信SDK「Agora」を提供

News Release
報道関係各位
2023 年 5 月 23 日
株式会社ブイキューブ


メタバースプラットフォーム「cluster」に
ビデオ通話・ライブ配信 SDK「Agora」を提供
~10 万人規模にも対応かつ低遅延の画面共有機能を短時間・低コストで実装~


株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 国内 CEO:高田雅也、以下 ブイキ
ューブ)は、国内最大級のメタバースプラットフォーム「cluster」を運営するクラスター株式会社
(本社:東京都品川区、代表取締役 CEO:加藤直⼈、以下「クラスター」)に、高品質な動画・音声
の配信を低コストで実装できるビデオ通話・ライブ配信 SDK「Agora」を提供したことをお知らせい
たします。




© Cluster, Inc.

■概要
バーチャル空間に集い、音声チャットを行いながらゲームで遊んだり音楽ライブを見たりして遊べ
るメタバースプラットフォーム「cluster」。cluster 内にはバーチャル空間を楽しむさまざまな機
能が提供されていますが、アバターの姿で集まったユーザーが、複数人でリアルタイムに何かを見な
がら音声チャットとともに作業することで、よりユーザー体験がリッチになることを狙い、「画面共
有」機能の提供が企画されました。この機能提供で、ユーザーは、まるで自宅にテレビを置いて一緒
に映像を見ながら会話しているかのような体験ができるようになります。今回ビデオ通話・ライブ配
信 SDK「Agora」を導入し、2023 年 4 月に画面共有機能がリリースされました。
■導入前の課題
画面共有機能の開発において、そもそも低遅延かつ大規模な動画送信は実装が難しいと想定されて
いました。また、既存 SDK と連動可能なシステムの内製が困難である一方、他システムでは開発に時
間・コストがかかることも懸念されていました。

■ビデオ通話・ライブ配信 SDK「Agora」導入の決め手
以下の 3 点が評価され、ビデオ通話・ライブ配信 SDK「Agora」が導入されました。

・10 万人規模でも低遅延で動画送信できる
・Unity 上での動作が可能で開発コストの削減になる
・基本機能の実装が短時間・低コストで完了する

実際の導入後、同社からは次のようなコメントをいただいています。
「共有する画面が遅延してしまうと画面を見ながら話すことが難しくなるため、大規模スケールでも
低遅延で動画を送信できることが重要でした。」
「Agora のサンプルプロジェクトを使って動画を送信する仕組みをテストしたとき、手元の時計で遅
延が 1 秒を切っており驚きました。」
「リリース後、多くのユーザーに楽しんで使ってもらえており、Agora によるトラブルも発生してい
ません。低遅延ならバーチャルイベントの演出の幅を広げられます。今後、コールアンドレスポンス
や現実空間での生演奏でバーチャルキャラクターが歌うなどの演出も可能になるかもしれないと考え
ると期待が膨らみます。」

ブイキューブでは、今後もお客様のコミュニケーション DX 実現に向けて、様々な映像コミュニケー
ションサービスを提供してまいります。

クラスターの導入事例の詳細はこちらをご覧ください。
https://jp.vcube.com/sdk/case/sdk036.html



ビデオ通話・ライブ配信 SDK「Agora」の詳細はこちらをご覧ください。
https://jp.vcube.com/service/agora



【ブイキューブとは https://jp.vcube.com/】
ブイキューブは「Even な社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュ
ニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等
の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーシ
ョンの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、
すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。

■報道関係のお問い合わせ先:ブイキューブ 広報事務局(プラップジャパン 内)
E-mail:vcube_release@prap.co.jp

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