ブイキューブ、ポケトークとイベントソリューション分野で協業

News Release
報道関係各位
2023 年 3 月 15 日
株式会社ブイキューブ


ブイキューブ、ポケトークとイベントソリューション分野で協業
~イベントに関わる「言葉の壁」をなくし、言語に関わる様々なビジネス分野での
課題の解決ソリューションを提供~

株式会社ブイキューブ(本社:東京都港区、代表取締役社長 国内 CEO:高田雅也、以下ブイキュ
ーブ)とポケトーク株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:松田憲幸、以下ポケトーク)
は、ブイキューブが提供するイベント DX ソリューションとして、ポケトークが提供する AI 通訳機
「ポケトーク」を組み合わせた新たなイベントソリューション提供の分野で協業しました。
ブイキューブが提供するイベント DX ソリューションに今回新たに同時翻訳・通訳を可能とする
「ポケトーク for BUSINESS」を組み込み、販売を開始すると共に、「ポケトーク」を活用するユー
ザのイベント運営をブイキューブがサポートするなど、販売面での取り組みを行うことで、「言葉の
壁」をなくし、日本でのテレワーク文化の定着をさらに加速させていくとともに、両社で新たなソリ
ューションの開発に取り組んでまいります。




■協業の背景
ブイキューブは「Even な社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミ
ュニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平
等の解消に取り組んでいます。ブイキューブのイベント DX 事業は単なるイベントのオンライン配信
だけではなく、3DCG やメタバースなどを活用した、よりリッチな表現が可能なソリューションの開
発をしており、ニーズに合わせた多様な開催方法をご提案しています。また、システム面だけでな
く、事前準備から当日の配信まで専門スタッフによる技術面と運用面でのサポートによる高品質な配
信や、背景合成技術なども活用した訴求力の高いオンラインセミナーやイベントのライブ配信が実施
可能な専用スタジオも提供しています。このように、20 年以上にわたりお客様のニーズに合わせた
様々なソリューションの開発、サポートサービスを拡充した結果、オンラインイベント開催支援実績
に繋がり、シェア No.1 を獲得*1 しています。
新型コロナウイルス感染症拡大に伴って、オンラインイベントが日常となったことで、主催者側で
はこれまでリーチできていなかったエリアから新たな参加者の獲得、参加者側では移動時間の削減、
遠方のイベントへの参加が容易になり、時間と場所の制限がないオンラインならではの良さが認識さ
れました。最近では海外や地方からの登壇者がオンラインで参加するなど、会場での参加以外にもオ
ンラインからも参加できるハイブリッド開催のイベントも増加しています。
このようにオンラインイベントの普及、そして参加ハードルが下がる一方で、多言語のイベント配
信や登壇者の参加を実施するにあたり「言葉の壁」が残っています。同時通訳者の手配やオペレーシ
ョン、オンラインイベントでの配信など多くの手間がかかっていました。
そこでこの度、ポケトーク株式会社は昨年発表された「同時通訳」の販売開始に加え、今後新たに
販売予定の、聞き手側のソフトウェアインストールが必要なく多言語での会議を AI 技術によって簡
単に通訳することができる「カンファレンス」、映像データの通訳・翻訳を容易にする「ムービー翻
訳」を含む、ビジネスシーンに特化したシリーズ「ポケトーク for BUSINESS」をローンチしまし
た。


ビジネスシーンにおける最も重要な点は、正しく音声認識を行い、速く・正確な翻訳および通訳を
実行することです。その速く・正確な翻訳および通訳を実現するため、「ポケトーク for
BUSINESS」シリーズにおいて、音声からテキストに変換する「音声認識エンジン」に OpenAI 社が提
供する音声認識モデル「Whisper」をポケトークが初めて採用いたしました。

ポケトークは、「言語」にまつわる最先端の技術を、あらゆる人が実際に“使える”かたちで提供し
ます。 あらゆる「言葉の壁」をなくすために、音声認識モデル「Whisper」だけでなく、言語モデル
の「GPT シリーズ」など、OpenAI 社のテクノロジーを次々と採用し、言語にまつわる様々な社会課題
に着目し、「ポケトーク」シリーズを世界に広げています。


このように両者がもつ強みを活かすことで、イベントにおける「言葉の壁」を取り除き、主催者と
参加者両方にある課題の解決に取り組みます。

※1 日本マーケティングリサーチ機構調べ:https://kyodonewsprwire.jp/release/202210077844
調査概要:10 月期_指定領域における市場調査
※配信システム+配信(運用)サポートをセットで「法人企業」に対して提供/実施した配信


■取り組み内容について
ブイキューブが提供するイベント DX サービスに、「ポケトーク」が提供する多言語での会議を AI
技術によって簡単に翻訳・通訳することができるビジネスシーンに特化したシリーズ「ポケトーク
for BUSINESS」を組み合わせることで、主催者は通訳者の手配やオペレーションを気にすることな
く、誰でも多言語でのイベント開催が可能になります。
海外向けのライブ配信だけでなく、海外からのスピーカーをオンラインで繋ぎ登壇するハイブリッ
ドイベントにおいても、参加者はこれまでのような同時通訳を聞きながら参加するのではなく、会場
に配信されるスピーカーの映像に映画のような字幕テロップで視覚的に閲覧できるようになり、より
一体感のあるイベント体験が可能になります。また、運営者にとってもネックになっていた同時通訳
者や通訳機の手配などの手間やコストが削減可能になり、様々なイベントでの利用が期待されます。




■今後について
両者が持つソリューションの強みを活かしたシステム的な連携の強化や、様々な分野でのソリュー
ション開発を共同で行うことで、双方のソリューション価値を高め、「言葉の壁」を取り除き、両者
が掲げるビジョンの実現に向け取り組んでまいります。

AI 通訳機「ポケトーク」とは (URL:https://pocketalk.jp/)
「POCKETALK(ポケトーク)」は、互いの言葉を話せない人同士が自国語のままで対話できる AI 通訳
機です。73 言語を音声・テキストに翻訳し、11 言語をテキストのみに翻訳できます。クラウド上の
最新最適なエンジンと AI を使った翻訳精度の高さが特長で、長い文章も訳せます。Wi-Fi のない所
でも世界 130 以上の国と地域(「ポケトーク S」:141 の国と地域、「ポケトーク W」:139 の国と
地域)で、そのまま使えるモバイル通信機能を内蔵し「契約不要、通信料なし(2 年間)」で、買っ
てすぐ使えます。「ポケトーク」シリーズ(初代、「ポケトーク W」、「ポケトーク S」および「ポ
ケトーク S Plus」を含む)の累計出荷台数(サンプル等除く)は、2017 年 12 月の発売以来、2022
年 12 月時点で 100 万台を突破しました。




■株式会社ブイキューブについて (URL:https://jp.vcube.com/)
ブイキューブは「Even な社会の実現」というミッションを掲げ、「いつでも」「どこでも」コミュ
ニケーションが取れる環境を整備することで、時間や距離の制約によって起こる様々な機会の不平等
の解消に取り組んでいます。ビジュアルコミュニケーションによって、人と人が会うコミュニケーシ
ョンの時間と距離を縮め、少子高齢化社会、長時間労働、教育や医療格差などの社会課題を解決し、
すべての人が機会を平等に得られる社会の実現を目指します。

■報道関係のお問い合わせ先:ブイキューブ 広報事務局(プラップジャパン 内)
E-mail:vcube_release@prap.co.jp


■報道関係のお問い合わせ先:ポケトーク株式会社 広報
E-mail:pr@pocketalk.com

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