ハーツユナイテッドグループ、産総研とVRに関する共同研究を開始

平成28年12月5日



ハーツユナイテッドグループ、産総研と VR に関する共同研究を開始


株式会社ハーツユナイテッドグループ(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長 CEO:宮澤 栄一、東証第一部:
証券コード3676、以下、「ハーツユナイテッドグループ」)は、国立研究開発法人産業技術総合研究所(以下、「産総研」)
と、VRコンテンツと生体に係る安全性における共同研究を開始いたしましたのでお知らせいたします。


産総研は、国内最大規模の公的研究機関として、幅広い分野において、日本の産業や社会に役立つ様々な技術開
発を総合的に行っており、人間情報研究部門では氏家 弘裕工学博士、渡邊 洋博士(工学)らが中心となって、映像酔
いの研究分野における第一人者として、映像酔いや3Dによる視覚疲労に関する生体への影響の研究を重ね、生体影響
の仕組みと対処法に関する検証を進めるとともに、昨今ではVRの普及が進みつつある中、「VR酔い」に関する国際シン
ポジウムの開催や、国際標準化機構(ISO)に対して経済産業省と連携し映像の生体安全性に関する国際標準化を進め
るなど、映像を安心して利用できる環境づくりを推進しています。
ハーツユナイテッドグループは、VRコンテンツの開発が活発化している流れを受け、子会社である株式会社デジタルハ
ーツを中心に、いち早くVRコンテンツ専属デバッグチームを結成し、デバッグサービスの提供実績を積むとともに、VRコ
ンテンツ特有の品質に係る技術・ノウハウに関する研究を進めて参りました。
さらに、平成28年8月には、その研究成果として、プレイ前後の生体情報を学術的な知見に基づき、評価、比較、分析
することで「酔いやすさ」を定量化し、「VR酔い」に対する評価を行う「VR酔いスコアリングサービス」を開発するなど、これ
まで培ってきたデバッグノウハウに基づき、ユーザー目線からVRコンテンツの安全性を検証することを独自の優位性とし
て付加価値の高いサービスを提供して参りました。


このような状況のもと、VR業界においては、技術イノベーションの進展及びゲームをはじめ医療、製造、建築等の多分
野にわたりVR技術が活用されていることに伴い、ユーザーの多様化も進んでいることから、VRのハード及びコンテンツ
の両面において、より一層の安全性の配慮が求められております。
このため、当社グループは、開発メーカーをはじめとする企業や学術機関との産学連携を通じ、有用性の高いデータ
の蓄積、研究及び分析を重ねることで、それらを活用した新サービスや新製品等の新しい価値の創造を支援することを
目的に、この度、産総研とVRコンテンツと生体に係る安全性における共同研究を開始いたしました。
共同研究では、主に、VR酔いの主観的・客観的評価手法の信頼性向上を目的とした検証、及びそれらの評価手法の
相関性から導かれる推計手法の確立とその実用化を通じて、今後もVR業界の技術革新を支えて参ります。


※ 各社の会社名、サービス・製品名は各社の商標または登録商標です。

【本件に関する問い合わせ先】
株式会社ハーツユナイテッドグループ 経営企画室 IR/広報担当 山岸
電話:03-6406-0081(月~金:9時半~18時半/土日祝:休日)


【株式会社ハーツユナイテッドグループ概要】
ハーツユナイテッドグループ HP :http://www.heartsunitedgroup.co.jp/
設 立 :平成 25 年 10 月1日
代 表 取 締 役 社 長 C E O :宮澤 栄一
本 社 所 在 地 :東京都港区六本木六丁目 10 番1号
グ ル ー プ 会 社 の 事 業 内 容 :デバッグ事業、メディア事業、クリエイティブ事業及びその他の事業

4453