連結子会社クロス・マーケティングがREVISIO社と共同でコネクテッドTV白書2023を発表

2023 年 1 月 26 日
各 位
東京 都 新宿 区 西新 宿 3 丁 目 20 番 2号
株式会社クロス・マーケティンググループ
代表取締役社長兼 CEO 五 十 嵐 幹
(コード番号:3675 東証プライム市場)
問合せ先 取締役 CFO 小野塚 浩二
(TEL.03-6859-2250)



当社の連結子会社である株式会社クロス・マーケティングが、報道機関向けに下記プレスリリースを
行いましたので、お知らせいたします。





意識データと注視データからコネクテッド TV の視聴実態を明らかに
-クロス・マーケティング、REVISIO 社と研究結果を共同発表-


詳細につきましては次ページ以降のプレスリリースをご参照ください。


以 上




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News Release

報道関係各位
2023 年 1 月 26 日
株式会社クロス・マーケティング



意識データと注視データからコネクテッド TV の視聴実態を明らかに
-クロス・マーケティング、REVISIO 社と研究結果を共同発表-


株式会社クロス・マーケティング(本社:東京都新宿区 代表取締役社長兼 CEO:五十嵐 幹、以下「クロス・マ
ーケティング」)は、ご家庭に人体認識技術を搭載した機器を設置しテレビスクリーンへの「注視」を測る REVISIO
株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:郡谷 康士、以下「REVISIO」)と、コネクテッド TV の視聴傾向に
ついて研究結果をまとめた資料「コネクテッド TV 白書 2023」を共同で発表いたします。


■共同研究の背景と目的
昨今、インターネットに接続したテレビいわゆる「コネクテッド TV」(以下、CTV)の普及に伴い、これに対応し
た広告市場も拡大が進んでいます。広告主の方々の CTV への注目度が高まる一方、CTV を評価し分析するための意識
データや視聴データはまだ数が少ない状況です。
そこで本研究では、意識データと注視データを掛け合わせることで、CTV ユーザーの実態を深く分析しています。
動画サービス毎の視聴データや、共視聴(2 人以上で視聴すること)の傾向などを様々な切り口でまとめており、今
後の CTV の展望を考えるにあたってのヒントになるものと考えています。


本研究ではクロス マーケティングが実施した SCR 調査 35,000 名、
・ 本調査 2,000 名のアンケートデータと、
REVISIO
が保有する CTV 調査パネル 798 名から得られる CTV 視聴データを利用しております。




■結果詳細レポートのダウンロードはこちら
共同研究結果をまとめた資料では、本リリースで取り上げた内容以外にも数多くのデータを掲載しております。下記
ページからダウンロードいただけますので、ぜひご活用ください。
https://www.cross-m.co.jp/report_all/
REVISIO の資料ダウンロードはこちら:https://revisio.co.jp/download/RKFpw_Cn
News Release

■研究結果の概要
YouTube はすでに「第 6 のキー局」か?
CTV を利用している視聴者は、どのような動画サービスを見ているかをまとめました。
グラフ1を見ると、地上波の利用時間は動画サービスと比べても長いことがわかります。一方で、動画サービスの中
でも YouTube は、地上波と同等かそれ以上に見られていることがわかりました。


※CTV 利用世帯における、テレビデバイスでの地上波テレビ+動画サービスの平均利用時間/日
※REVISIO 計測によるデータを元に集計


グラフ1




最も共視聴されやすいのは TVer
REVISIO では視聴者の誰が、誰といつ注視しているかがわかります。2 人以上でテレビを視聴する際の実測データ
の「2 人以上でテレビを注視していた時間の割合」と、クロス・マーケティングのアンケートデータで「2 人以上でテ
レビを視聴すると答えた人の割合」を比較すると、違いがあることがわかりました。
2 人以上でテレビを視聴する動画サービスは、
アンケートでは
「地上波」
が1位となりましたが、
実測データでは
「TVer」
が 1 位という結果になりました。「TVer」は、一緒に観るコンテンツが豊富で、共視聴する際の選択肢にあがりやす
いのではと考えられます。


動画サービスは地上波よりも注視されている
地上波や動画サービスの中で何を視聴者がもっとも注視しているかを見ると、「Disney+」、「Netflix」が高い注視
を獲得していました。動画サービス全体が地上波よりも注視されている傾向にありました。視聴のタイミングやコン
テンツを自分で選んでみる動画サービスの方が良く見られているのではないかと考えられます。


■引用・転載時のクレジット表記のお願い
本研究の引用・転載時には、必ずクレジットを明記いただけますようお願い申し上げます。
<例>「マーケティング・リサーチ会社のクロス・マーケティングとテレビ視聴の注視データを取得する REVISIO が実施し
た『コネクテッドTV 白書2023』によると・・・」
News Release

■統合マーケティングソリューション『Dipper』について
https://cm-dipper.jp/
クロス・マーケティングでは、生活者のメディア接触実態の変化に合わせ、様々なソリューションを提供していま
す。 なかでも、 日本最大級の調査パネル属性を活用した統合マーケティングソリューション 『Dipper(ディッパー)』
は、 広告予算内で効果の高いターゲットセグメントを明らかにするツールです。 現状、YouTube 広告に対応しており、
リーチシミュレーションからプランニング、広告配信、効果測定までご支援することが可能です。

■『Dipper』でできること
プランニング(リーチシミュレーション)
直感的で分かりやすい UI で誰でも簡単にリーチシミュレーションができます。 広告の実測値と、当社が保有する最
大 650 万人、2000 種類(※1)のユーザー属性を掛け合わせることで精度の高いプランニングが可能です。
(※1)18 種類の基本セグメントは無料、それ以外を追加する場合は有償となります。
広告配信
Dipper でシミュレーションした効果の高いセグメントに広告を配信したいというニーズにお応えした広告運用サー
ビスです。シミュレーションしたターゲットセグメントへシームレスに広告配信が可能です。現在は You Tube 広告
のみ対応可能です。
効果測定(ブランドリフト調査&ブランドインパクト計測)
当社開発の独自ロジックにより、広告に接触した可能性の高いパネルを特定。広告を見たセグメントと見ていない
セグメントとの対照実験によりブランドリフトを推定し、 実測値との掛け合わせでブランドインパクトを計測します。

今後もクロス マーケティングは、
・ さまざまな手法を取り入れながら、お客様のマーケティングパートナーとして、
ニーズに適したマーケティングリサーチ、マーケティングソリューションを提供していきます。

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社クロス・マーケティング デジタルソリューション部
E-mail:dsg_cm@cross-m.co.jp

REVISIO 株式会社 広報担当 佐野、峯島
E-mail info@revisio.com Tel(担当直通) 050-5468-2785

■株式会社クロス・マーケティングについて https://www.cross-m.co.jp/
2003 年の設立当初からネットリサーチ事業を行っており、現在、年間約 10,000 件以上のリサーチ事業を通じ、お客様の
マーケティング支援を行っています。企業・政府・大学など幅広い分野で調査実績があります。日本全国からの調査依頼に
対応しているほか、世界10 か国、20 拠点以上で展開しているため、グローバルリサーチも可能です。経験豊富なリサーチ
ャーが多数在籍しており、戦略立案から効果検証までお客様のニーズに合わせ、ネットリサーチ、オフライン調査、定量・
定性などから最適な手法を提案します。また、リサーチのみならず、データマーケティング支援にも力を入れています。

■REVISIO 株式会社について https://revisio.co.jp/
REVISIO 株式会社は2022/10/1 より、TVISION INSIGHTS 株式会社から社名を変更いたしました。
人体認識技術によってテレビ番組・CM の視聴態勢データを取得し、BtoB 向け視聴分析サービスを提供しています。ご家庭
のテレビに、REVISIO が独自に開発した人体認識技術を搭載した調査機器を設置し、調査参加者の視聴態勢を毎秒で自動的
に取得。「誰がテレビの前にいて、ちゃんと見ているか」という REVISIO 独自の注視データを広告主・広告会社・放送局な
ど国内累計160 社以上のクライアントにご活用いただいています。
現在、国内では関東エリアの2,000 世帯・関西エリア600 世帯、地上波/MX/BS の全番組の視聴データ、ならびにコネクテ
ッドTV の注視データを提供しています。

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