日本の人気菓子店など菓子製造業の海外販路と輸出を拡大 銀座に集まる日本のスイーツを届ける越境EC「Ginza Sweets」を開始

Press Release No-097


2021 年 9 月 27 日
報道関係者各位
テックファームホールディングス株式会社
(JASDAQ 3625)

日本の人気菓子店など菓子製造業の海外販路と輸出を拡大
銀座に集まる日本のスイーツを届ける越境 EC 「Ginza Sweets」を開始
テックファームグループで農水産物流通ソリューションを手掛ける株式会社 We Agri(東京都中央区、代表
取締役 岩藤健二、よみ:ウィ アグリ、以下 We Agri)は、コロナ禍でインバウンド需要減少のなか日本産ス
イーツの海外需要に応え、単独では海外販路を開拓できない人気菓子店など菓子製造業の輸出支援を 10 月より
開始します。農水産物の輸出で構築したコールドチェーンや現地嗜好を捉えたマーケティング、現地小売店で
のリアル販売のネットワークを活かし、本年 9 月に開設した越境 EC「Ginza Sweets (ギンザ スイーツ)」も販
路として確立し日本産スイーツのブランド力を高めます。2026 年末までに売上 5 億円を目標として、IT を活
用した独自の輸出プラットフォームの更なる拡大を目指します。

◼ 日本産スイーツの海外販路拡大への取り組み

We Agri は、コロナ禍の消費行動の変化に合わせ、IT を活用した農水産物流通プラットフォームを卸売から
直販向けに展開し、EC として国内の消費者向けに「大田市場直送.com」 、ASEAN の有望市場であるシンガポ
ールの消費者とレストランなど小売店向けに、それぞれ「Tokyo Fresh Direct」「Tokyo Fresh Direct Biz」を

開設し、高品質な生鮮品を中心とした日本産食材の流通拡大に貢献してきました。さらに、農林水産省の農林
水産物・食品の輸出拡大事業として、 「日本食冷凍ミールキット販売プロジェクト」に参画し、冷蔵・冷凍品輸
送のコールドチェーンやシンガポールの主要小売店への販路開拓による流通網の構築などを行ってきました。
これらの取り組みで日本産スイーツの海外販売が好調なことを受け、独自の流通プラットフォームやコール
ドチェーンを活かした日本産スイーツ専門の越境 EC を開始し、単独では海外販路を開拓できない菓子店など
の商品を取り揃えることで日本産スイーツの輸出促進に貢献しながら、コロナ禍で落ち込むインバウンド需要
の創出にも繋げます。将来的には、多様な菓子製造企業が参画できる流通プラットフォームとしてモール型 EC
の展開も目指します。




◼ 農水産物流通プラットフォームとは

経時変化が激しく市況価格の変動も大きい農水産物を、過去データに基づくダメージリスクの予測と複数あ
る物流ルートからコスト優位な選択をすることで、販売価格の最適化を行い、産地から海外消費地へ一気通貫
で流通させるモデルを確立しました。また、輸出業務に必要な英文貿易書類を自動生成し通関業者にデータ転
送することで、複雑な輸出手続きを簡素化するなど、流通の効率化を図っています。
プラットフォームに蓄積されたデータの活用により、流通コストを下げ、顕在化された需要に対処すること
で在庫リスクの減少にも繋げます。
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◼ 「Ginza Sweets」とは




東京の中心地「銀座」は、歴史と伝統が色づく品位と感性が高い街として、デパートや高級専門店が立ち並
ぶ日本中の"良いもの"が集まる場所です。外国人観光客の注目も高く、近年急速に拡大していたインバウンドが
コロナ禍で蒸発し大きな打撃を受けています。そんな銀座に集まる高級スイーツを中心に、シンガポールに日
本のスイーツを届ける越境 EC サービスです。ウィズコロナで自由な往来ができなくても、これまで海外販売
を行っていなかった老舗の和菓子などを気軽に購入できます。
「Ginza Sweets」と同時に、シンガポールの小売店 10 店舗でも商品販売を行い、リアル店舗でも訴求やプロ
モーションを行いながら EC 販売を拡大していきます。

「Ginza Sweets」
・サイト:https://ginza-sweets.com/
・配送可能エリア:シンガポール国内全域(一部島しょ部除く)
・取扱商品:老舗の高級和菓子やオーガニックスイーツなど、約 150 品から開始
・原則翌日配送。商品によっては6日程度で配送予定
・英語版サイトのみの提供




◼ 「大田市場直送.com」とは

日本一の青果取り扱い規模を誇る大田市場から、仲卸の目利きが厳選したこだ
わりの生鮮品を消費者に直接届ける EC サイトです。普段は飲食店や高級スーパ
ーなどの小売店に向けて供給している大田市場の仲卸にとって初となる D2C の
取り組みです。

・サイト:https://ota-ichiba.com/
・配送可能エリア:関東、甲信越、北陸、中部(全国への展開を検討中)
・取扱商品:青果(有機 JAS や朝穫れの東京野菜など)、鮮魚、精肉など
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◼ 「Tokyo Fresh Direct」とは

日本産の生鮮食品や加工食品を、シンガポールの一般消費者に直販する EC サ
イトです。大田市場で仲卸の目利きが厳選したこだわりの生鮮品から、こだわり
の調味料、日本酒、伝統ある老舗の銘品逸品まで広く商品ラインナップを展開し
ており、個宅配送で現地の方々に高品質な日本産食材をお届けしております。

・サイト:https://tokyofreshdirect.com
・配送可能エリア:シンガポール国内全域(一部島しょ部除く)
・取扱商品:青果、鮮魚、加工品、酒類など
・英語版のサイトに日本語切替機能あり


◼ テックファームグループについて

1998 年にインターネット関連のソフトウェア開発及びコンサルティングを主たる事業としてスタートしたテ
ックファーム株式会社から、2015 年に持ち株会社へ移行。社名の由来は、創業者がシリコンバレーで活躍する
弁護士の高いプロ意識と専門知識に感銘を受け、 「テクノロジーにおけるローファーム(弁護士事務所)にな
る」という発想から。NTT ドコモ「i モード」のシステム開発をはじめとして、モバイルの発展と共に成長。
業界を問わず蓄積してきたソフトウェア開発の経験・ノウハウを自社のソリューションとして昇華させること
によって、ソフトウェア開発と自社ソリューションを併せ持つ特徴的なビジネスモデルを確立。
現在、ICT ソリューション事業のテックファーム株式会社、カジノ向け電子決済ソリューション事業の
Prism Solutions Inc.、農水産物流通ソリューション事業の株式会社 We Agri、AI・データサイエンス事業の株
式会社ギャラクシーズ、リフォーム支援ソリューション事業の株式会社サンキテックによりグループを構成。

【企業概要】
会社名 テックファームホールディングス株式会社
所在地 東京都新宿区西新宿 3 丁目 20 番 2 号
東京オペラシティタワー23F
代表者 代表取締役社長 CEO 永守 秀章
資本金 1,823 百万円(2021 年 6 月末現在)
U R L https://www.techfirm-hd.com/

会社名 株式会社 We Agri
所在地 東京都中央区銀座 7 丁目 11 番 3 号 矢島ビル 4 階
代表者 代表取締役 岩藤 健二
設 立 2010 年
資本金 9,510 万円
URL http://weagri.jp/


※ 記載の商品名、サービス名及び会社名は、各社の商標または登録商標です。


【本プレスリリースに関する報道関係者の方々のお問い合わせ】
テックファームホールディングス株式会社 コーポレートコミュニケーション室
Email:press@techfirm.co.jp
コーポレートサイトのお問い合わせフォーム:https://www.techfirm-hd.com/contact

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