“本革を超えた車輌内装用新素材「ＱＵＯＬＥ （クオーレ）」の研究開発と事業化”が「福井県科学学術大賞」を受賞いたしました

NEW S RELEASE
報道関係各位 2018 年 3 月 15 日
No.2018031501



“本革を超えた車輌内装用新素材「ＱＵＯＬＥ®（ｸｵｰﾚ）」の研究開発と事業化”が
「福井県科学学術大賞」を受賞いたしました！


総合繊維メーカーのセーレン株式会社（東京本社：港区南青山／代表取締役会長最高経営責任者：川田達男）は、
このほど、「第１３回 福井県科学学術大賞」の選考によって、最高位である「福井県科学学術大賞」を受賞
いたしましたので、ここにお知らせ致します。
この賞は、福井県内において科学技術の開発または学術研究に携わり、福井県の発展に貢献したものを顕彰
することを目的とした表彰制度で、“福井県版 ミニ・ノーベル賞”と呼ばれています。その対象は、 「物理」、
「化学」「生物」「医学・生理学」「経済」の５分野となっています。
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今回の受賞は、車輌内装材として優れた特性を持つ合成皮革「ＱＵＯＬＥ （ｸｵｰﾚ）」を開発し、事業化を
はかったことが評価されました。


「福井県科学学術大賞」受賞について
１．受賞 福井県科学学術大賞
２．受賞者 セーレン㈱ 山田和則、吉村不二陽、吉田憲彦、梅田博之、鈴木由香利
３．業績名 『本革を超えた車輌内装用新素材の研究開発と事業化』


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本革を超えた車輌内装用新素材「ＱＵＯＬＥ 」について
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１．素材ブランド名 「ＱＵＯＬＥ 」

２．特 徴 ①耐 久 性 ： 耐久年数１０年以上（本革の４倍、塩ビの１００倍）
②軽 量 性 ： 本革の 1/2 の重量、自動車 1 台あたり２㎏の軽量化
③コ ス ト ： 本革の 1/2～1/3 の価格
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④意匠表現力 ： 「Viscotecs 」との融合により多彩な色彩・凹凸表現が可能
⑤快適機能性 ： 表面温度の制御、通気・透湿機能、防汚機能の付与が可能
⑥環境負荷低減： 製造時に有機溶剤が１／２、CO２が６５％削減


【研究内容】（出典 第 1３回福井県科学学術大賞パンフレットより）
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材料や工程の研究開発を行い、これまで両立が難しかった高い耐摩耗性とソフトな触感を両立させた
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合成皮革「ＱＵＯＬＥ （ｸｵｰﾚ）」の製造を実現しました。さらに、これまでの製造工程にくらべ有機溶剤を
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半減、CO を６５％削減するなど、環境に優しい製造工程を実現しました。カーシートとして多数の
自動車メーカーに採用され、福井県の産業界にも大きく貢献しています。




★報道関係の方からのお問い合わせ先 セーレン株式会社総務部広報担当 吉田（東京）、森口（福井）

東京本社 TEL03-5411-3411 福井本社 TEL0776-35-2113


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