2023年3月期第2四半期決算説明会 書き起こし記事公開・質疑応答掲載のお知らせ

2022 年 12 月 1 日
各位
会社名 株式会社ピーバンドットコム
代表者名 代表取締役 田坂 正樹
(コード番号:3559、東証プライム市場)
問合せ先 取締役CFO 上田 直也
(TEL.03-3265-0343)

2023 年 3 月期第 2 四半期決算説明会
書き起こし記事公開・質疑応答掲載のお知らせ

当社は、動画メディア「IRTV」に掲載の「2023 年 3 月期第 2 四半期決算説明」動画
の書き起こし記事を公開いたしましたのでご案内申し上げます。
また、2022 年 11 月 24 日(木)に開催いたしました「2023 年 3 月期第 2 四半期決
算説明会」での質疑応答要旨を別紙に掲載いたします。

■決算説明会概要
日時:2022 年 11 月 24 日(木)17 時~17 時 20 分
開催方法:Zoom ウェビナー

■2023 年 3 月期第 2 四半期 決算説明書き起こし記事
URL:https://finance.logmi.jp/377550
(ログミー株式会社様のウェブサイトに移動します)

■質疑応答(要旨)
別紙をご参照ください。
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■会社概要
<株式会社ピーバンドットコム>
本 社:〒102-0076 東京都千代田区五番町 14 五番町光ビル 4F
代表者:田坂 正樹
URL:https://www.p-ban.com/
事業内容:プリント基板の E コマースサイト P 板.com(ピーバンドットコム)を
中核事業とした、”GUGEN プラットフォーム”の運営

■本件に関するお問い合わせ先
株式会社ピーバンドットコム IR 担当
電話番号:03-3265-0343 E-mail:ir@p-ban.com
問い合わせ窓口:https://www.p-ban.com/form/contact_form.html

以上
【別紙】
株式会社ピーバンドットコム
2023 年 3 月期第 2 四半期 決算説明会質疑応答要旨


2022 年 11 月 24 日(木)開催の 2022 年 3 月期第 2 四半期 決算説明会において、出席者の皆
様からいただいたご質問と当社の回答の要旨を掲載いたします。


【質問1】
Q:第 2 四半期単体の売上だけで見ると、前年同期比で 7%程の増加になっていると思います。
前期の第 2 四半期の状況からの変化はありますか?
A:前年同期比と比べ回復してきているという実感があります。前年度は電子部品が流通せず、
本来であれば売上になる案件が止まってしまっていた状況なので、部品が流通し始め、回復
の予兆が見えてきている状況だと思います。


【質問 2】
Q:貴社の事業では、円安の影響はどの程度あるのでしょうか。円安が貴社にとってピンチな
のか、チャンスなのか?
A:一部海外委託先からの輸入がありますので、円安の影響を受けるところがありますが、ビ
ジネスモデル上、仕入額に利益をのせ販売をするスタイルで、また円安の影響を極力受けな
いよう、日本円での決済を採用している関係から、収益性が大きく悪化するようなことは見
込んでおりません。
お客様の目線で言えば、国内で完成品を販売されているお客様もいれば、海外に向けて輸
出をされているお客様もいらっしゃいます。海外に向けて、商品を輸出されているお客様に
は、国内で造った製品が海外で高く売れることになり、お客様の開発の機会が増えることに
よって、当社に発注をいただく機会が増えるという可能性はあると思います。




【質問 3】
Q:ウクライナ紛争の影響は、サプライチェーンや原材料調達に影響が出ていますか?
A:プリント基板でいちばん原料の価格影響を受けやすい材料は銅箔の部分なんです。
銅箔の高騰によって、仕入れ値が上がる可能性はありますが、紛争地に銅を全て依存してい
るわけではないので、顕著に表れているようなことはございません。
しかし、長期的に紛争が続くことによって、多少の影響を受ける可能性はあるとは思ってお
ります。
【質問 4】
Q:電子部品の調達が困難な影響はいつまで続くでしょうか?
A:いつまでと、はっきりと申し上げることはできませんが、先ほどの前期の売上からの回復
状況を見ていただいてもお分かりかと思いますが、市場には徐々に部品が出回り始めていま
す。また、お客様が調達不足の長期化を見越して、調達可能な部品に設計を切替え、製品を造
るトレンドもあります。そういった点で、回復基調にあるんですが。実際には回復が当初、今
年の年末ぐらいまでにはという認識でしたが、来年いっぱいまで継続するのではないかと思
っております。繰り返しにはなりますが、回復基調にはあると思います。


【質問 5】
Q:P 版.com EMS を事業の第二の柱とすることを掲げていますが、足元の進捗はいかがでし
ょうか?
A:去年に比べますと、EMS の受注状況は少しずつ回復をしている状態です。先ほどの部品の
供給の部分と比例して、伸びていく認識でおります。


【質問 6】
Q:製造業の国内回帰が進んでいるように見受けられますが、事業への影響はありますか?
A:今まで国内の電気製造企業が、人件費の安い海外に工場を移転し、安く造るというトレン
ドがあったと思います。昨今の貿易摩擦や紛争により、安いところから買おうという考え方
に加え、供給の保証がされているところから買おう、という考え方が明確に打ち出されるよ
うになっております。ご認識のとおり、国内回帰が進んでると思います。
私どもは、深圳の中国の沿岸部の基板メーカーでダイレクト通販を使い、安い部品を日本に
売るという企業をコンペティターのひとつとして戦っています。もちろん、こうした企業を
ベンチマークしていくことには変わりませんが、昨今の情勢から、日本をはじめ複数の国の
サプライヤーから調達をし、安定的に供給できるサービスのビジネスモデルが改めて評価を
されるという影響はあると思っております。


【質問 7】
Q:売上高の進捗が第 2 四半期経過時点で半分に満たないですが、通期の見通しはいかがです
か?
A:第 3、第 4 四半期に売上と利益が積み増していく業界の構造がございます。現状売上高は
44%ぐらいの進捗だと思いますが、通期の見通しは期初目標の 21 億円を達成するよう進捗し
ております。


以上

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