「サステナビリティ・リンク・ローン」フレームワーク策定及び融資契約締結についてのお知らせ

2022 年 11 月 30 日
各 位
会 社 名 株式会社ウイルプラスホールディングス
代表者名 代表取締役社長 成 瀬 隆 章
(コード番号:3538 東証プライム市場)
問合せ先 取締役経営戦略本部長 宇田川 宙
(TEL.03-5730-0589)


「サステナビリティ・リンク・ローン」のフレームワークの策定
及び融資契約締結についてのお知らせ

当社は、株式会社三井住友銀行のご支援のもと、
「サステナビリティ・リンク・ローン・フレームワー
ク」を策定するとともに、
「サステナビリティ・リンク・ローン」を締結いたしましたことを、下記のと
おりお知らせいたします。



〇サステナビリティ・リンク・ローンについて
借り手のサステナビリティ戦略と整合したサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット(以下、
SPTs)を設定し、貸出条件と SPTs の進捗業績を連動させて、環境的・社会的に持続可能な経済成長を促
進いたします。本ローンの契約で設定した SPTs の達成を目指すことで、サステナビリティ経営の推進へ
と繋げてまいります。


〇サステナビリティ・リンク・ローン・フレームワークについて
当社は、2022 年 8 月に発表した中長期戦略(注1)にて、グループ方針に「社会的価値向上」と「企
業価値向上」の両立を目指すことを掲げており、グループ目標として、
「2030 年度温室効果ガス(GHG)
排出量(Scope1+Scope2)を 2021 年度比 50%削減」を策定しております。本フレームワークにおい
て当社が定める KPIs と SPTs は、これらの内容にも合致しており、国内自動車産業の脱炭素化に貢献す
ると考えております。


【KPIs】
KPI-1:GHG 排出量(Scope1+Scope2)の削減
KPI-2:店舗が使用する電力についての再生可能エネルギーの導入
【SPTs】
SPT-1:2025 年度の店舗当たりの GHG 排出原単位(Scope1+Scope2)を 2021 年度比 22%削減
SPT-2:2025 年度末までに全店舗の購買電力を再生可能エネルギーに切り替える
本ローン実施にあたり、併せて、これらをサステナビリティ・リンク・ローンでの資金調達に包括的
に適用可能な「サステナビリティ・リンク・ローン・フレームワーク」として策定し、その適合性につ
いて株式会社格付投資情報センター(R&I)からセカンドオピニオン(注2)を取得いたしました。


当社は、上記フレームワークに基づいた本ローンの実施を通じて、当社グループのサステナビリティ
への取組みにご理解をいただくとともに、引き続き輸入車正規ディーラーとして、気候変動問題解決の
リーディングカンパニーを目指してまいります。


【本ローンの概要】
1. 契約締結日 2022 年 11 月 28 日
2. 実行日 2022 年 11 月 30 日
3. サステナビリティ・コーディネーター(注3) 三井住友銀行
4. 契約期間 5年




(注1) 2022 年 8 月 24 日に開示いたしました決算説明資料をご参照ください。
140120220824523428.pdf (xj-storage.jp
(注2) 株式会社格付投資情報センター(R&I)による「セカンドオピニオン」をご参照ください。
サステナビリティファイナンス|信用格付関連 |格付投資情報センター (r-i.co.jp)
(注3) サステナビリティ・リンク・ローン組成・設計にあたって、借り手の SPTs 設定等の支援を行
う機関。


株式会社三井住友銀行の本件プレスリリースについては、下記をご参照ください。
サステナビリティ関連ファイナンス : 三井住友銀行 (smbc.co.jp)




以上
当社のサステナブルファイナンスについて
今期の取り組み
補足説明資料
Initiatives in the Fiscal Year Ending June 30, 2023




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当社グループ方針①




ウイルプラスグループの
「社会的価値向上」と「企業価値向上」
の両立を目指すこと

…社会課題の解決と企業の成長の同時実現を目指す
社会的価値向上=国内自動車産業の脱炭素社会の実現


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当社グループ方針 -事業戦略-

①既存店舗のグリーン化
■CO2排出量削減 社会的価値向上

②M&A積極化
■買収店舗、
事業譲受店舗の事業再生

売上、利益の成長 企業価値向上、時価総額最大化
■買収店舗、
事業譲受店舗のグリーン化
社会的価値向上の最大化
自動車産業における
CO2排出量削減の最大化
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当社グループ方針 –財務戦略-




事業戦略に合わせ、財務戦略もグリーン化
サステナブルファイナンスの比率の引き上げ
M&A待機資金
資金使途 EV、PHV車輌(運転資金)
急速充電器(設備投資) 等




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サステナビリティ・リンク・ローンの実施
■サステナビリティ・リンク・ローン(SLL)
借り手のサステナビリティ戦略と整合したサステナビリティ・パフォーマンス・ターゲット
(以下、SPTs)を設定し、貸出条件とSPTsの進捗業績を連動させて、
環境的・社会的に持続可能な経済成長を促進
設定したSPTsの達成を目指すことで、サステナビリティ経営の推進へと繋げる

■本ローン実施にあたり、
当社が新たに策定した「サステナビリティ・フレームワーク」を適用

契約締結日 2022年11月28日


実行日 2022年11月30日


契約期間 5年


借入金額 10億円

サステナビリティ・
三井住友銀行
コーディネーター
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当社グループ目標とフレームワークの関連性

2030年度 Scope1※1+Scope2※2
GHG排出量を2021年度比較で、50%削減
(年率5.5%の削減)
※1 Scope1…事業者自らによる温室効果ガスの直接排出
※2 Scope2…他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出




今回フレームワークで設定したKPI・SPTs 当社のグループ目標に合致

KPI-1 GHG排出量(Scope1+Scope2)の削減
KPIs
KPI-2 店舗が使用する電力についての再生可能エネルギーの導入

SPT-1 2025年度の店舗当たりのGHG排出原単位を2021年度比22%削減
SPTs
SPT-2 2025年度末までに全店舗の購買電力を再生可能エネルギーに切り替え

適合性について、株式会社格付投資情報センター(R&I)よりセカンド・オピニオンを取得
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当社の借入状況とサステナブルファイナンス比率
■SLL実施により、当社のサステナブルファイナンスの比率は18.8%に
■今後もさらに借入金に対するサステナブルファイナンスの比率を高める方針
■今後の金利上昇に備え、長期固定有利子負債の比率を高める(11月末現在:34.9%)

SLL実施前 SLL実施後


※一年以内に返済予定の長期借入金を含む

※一年以内に返済予定の長期借入金を含む
短期借入金
短期借入金

34億66百万円 長期固定
有利子負債比率
34億99百万円 34.9%

長期借入金
8億58百万円
16.1%
長期借入金 SLL
21.2%
9億41百万円
9億41百万円 18.8%
10億円

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当社の店舗のグリーン化 -進捗状況-
店舗エリアにおけるEV普及促進に対応した設備投資などを実施
輸入車ディーラーとして、いち早く店舗のグリーン化を推進し、
自動車産業の脱炭素化に貢献
※1Q末(9月末)ベース

低炭素自動車(EV/PHV)比率
■新車販売 3.7%(1Q)
…国内市場(国内新規登録台数/乗用車) 3.5%
■新車受注 ※店舗報告ベース

1Q末受注残 6.3%
1Q受注 6.2%
■社有車 9.0%(1Q)

EV充電器 59台/(35店舗)
…うち、急速充電器10台
急速充電器設置済みブランド


再生可能エネルギー導入店舗数
20店舗/(35店舗)
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当社グループ方針 まとめ

私達ウイルプラスグループは、
「気候変動問題解決」を「機会」と捉え、
「M&A」を通じて、「新規エリア」、「新規ブランド」の
獲得を目指し、事業拡大を積極的に取り組みます。

「事業の最大化」を進めながら、
「店舗のグリーン化」を実施し、
「GHG排出量削減の最大化」を追求し続けます。




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E-mail:ir-info@willplus.co.jp
電話番号:03-5730-0589(土日祝除く10時00分~17時00分)
URL:https://www.willplus.co.jp




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