イタンジの「電子契約くん」が「認定タイムスタンプ利用登録マーク」を取得

PRESS RELEASE 2021年6月28日(月)
株式会社GA technologies
報道関係者各位
イタンジの「電子契約くん」が「認定タイムスタンプ利用登録マーク」を取得
総務省の指針に準拠したマークの取得で、より安心感のある不動産賃貸の電子契約利用が可能に

株式会社GA technologies[GAテクノロジーズ](本社:東京都港区、代表取締役社⻑ CEO:樋⼝ ⿓、
証券コード:3491、以下「当社」)のグループ会社である、テクノロジーで不動産の賃貸取引をなめら
かにするイタンジ株式会社が提供する不動産関連電子契約システム「電子契約くん
(https://lp.itandibb.com/denshi-keiyaku/)」は、総務省が公表する「タイムビジネスに係る指針」に
準拠した、一般財団法人日本データ通信協会が発行する「認定タイムスタンプ利用登録マーク」 (※1)を
取得いたしました。




◆ 背景
従来の不動産取引では、宅地建物取引業法により重要事項説明書と賃貸借契約書(宅地建物取引業法
第35条、第37条書面)の書面交付が必要なため、賃貸借契約を締結するには対面や郵送でのやりとりが
必要でした。
しかし、2021年5月12日の国会でデジタル改革関連法が成立(※2)したことにより、不動産業において
は、賃貸・売買契約における重要事項説明の非対面化および、書類(34条の2、35条、37条書面)手続き
の電子化が可能になり(※3) 、2022年5月中旬までに契約の完全電子化が実現します。

◆「認定タイムスタンプ利用登録マーク」とは
「タイムスタンプ」とは、電子データが、ある時点に存在していたこと及びその時点から改ざんされ
ていないことの証明が可能な技術であり、電子署名と並び、ネットワークの安心な利用と電子データの
安全な長期保存に資する技術です。
日本データ通信協会は、総務省の「タイムビジネスに係る指針」 (※4) を踏まえ、「タイムビジネス信
頼・安心認定制度」を運用しており、同協会の認定を受けた「時刻認証業務認定事業者」が発行するタ
イムスタンプは、「認定タイムスタンプ」と呼ばれます。
また、同協会は「認定タイムスタンプを利用する事業者に関する登録制度」を設け、 「認定タイムス
タンプ」を利用する企業に「認定タイムスタンプ利用登録マーク」を付与しています。

◆ 概要
この度、賃貸物件の入退去に関する契約締結(※5)をオンラインで完結できる、イタンジの不動産賃貸
業務のDXサービス群「ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)」の「電子契約くん」は、「認定タイ
ムスタンプ利用登録マーク」を取得いたしました。 (※6)これにより、「電子契約くん」における電子署
名の信頼性が認められ、より安心してサービスを利用いただくことが可能になりました。

イタンジは、「ITANDI BB」の発展を通じて賃貸不動産業界のDX推進に貢献し、賃貸不動産事業者の
業務効率化を支援すると同時に、入居者にとって安全で利便性の高いサービスを提供してまいります。


◆ 本件「認定タイムスタンプ利用登録マーク」概要
・適用規格:認定タイムスタンプを利用する事業者に関する登録制度
・登録通知番号:U00028-001
・登録日:2021年6月22日
・認証登録機関:一般財団法人日本データ通信協会



◆ 「電子契約くん」の特徴
・賃貸物件の入退去に関する契約締結(※5)をオンラインで完結できるシステムです。
・WEB入居申込情報(※7)との連携により各種契約情報の重複記入等、入居希望者の手間を削減します。
・契約書の郵送が不要になるため、最短当日に契約を締結することが可能です。
・契約書の電子データ化により、入力不備等を防止します。
・電子契約くん上にてIT重説(※8)を行うことが可能です。
・契約フローや、必要書類のカスタマイズができるため、不動産会社のニーズに沿った利用が可能です。
・電子署名の履歴により、誰がいつ契約の締結を行ったかを確認することが可能です。
・強固な電子署名の技術を採用。契約書の偽造、改ざん、不正アクセスやデータ障害等を防止します。
・通信は常に暗号化され、盗聴、傍受、改ざんやなりすましのリスクに対応します。
・データが消失してしまった場合も、自動バックアップ機能により復元可能です。




「電子契約くん」入居者 利用画面イメージ 「電子契約くん」賃貸不動産管理会社 利用画面イメージ




◆ ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)概要
ITANDI BB +は、物件検索から内見、入居申込、契約、更新、退去手続きまでを一気通貫でサポート
し、顧客管理機能も有する、不動産賃貸業務のDXサービス群です。withコロナ時代の新たな生活様式に
対応した賃貸不動産業務の実現を推進し、現在、約2,100店舗の管理拠点で導入、約38,000店舗の仲介拠
点で利用されています。

【サービス一覧】
物件確認電話の自動応答システム「ぶっかくん」
賃貸住宅の内見予約WEB 受付システム「内見予約くん」
不動産関連WEB申込受付システム「申込受付くん」
不動産関連電子契約システム「電子契約くん」
賃貸住宅のWEB更新・退去システム「更新退去くん」
不動産関連業務の自動化システム「RPAくん」
顧客管理・自動物件提案システム「ノマドクラウド」等


(※1)一般財団法人日本データ通信協会 認定タイムスタンプを利用する事業者に関する登録制度 https://www.dekyo.or.jp/touroku/
(※2)出典:参議院 議事経過 第204回国会(令和3年5月12日)
https://www.sangiin.go jp/japanese/joho1/kousei/gian/204/meisai/m204080204028.htm
(※3)宅建業法改正に関しては、2022年5月までの範囲で施行日決定
(※4)平成十六年十一月総務省策定(https://www.dekyo.or.jp/tb/data/summary/MICguideline041105.pdf)
(※5)定期借家契約、建物管理業務委託契約を除きます。なお、賃貸借契約に限らず、更新契約、駐車場契約、火災保険契約なども可能です。
(※6)iTrust リモート署名サービス(https://www.cybertrust.co.jp/remote-signing/)」による電子署名を行う仕様が対象となります。
(※7)イタンジが提供する不動産関連WEB申込受付システム「申込受付くん」の導入・併用運用が必要になります。
(※8)不動産の売買や賃貸借契約などに関する重要事項の説明を非対面で受けられる制度です。なお、現時点では、重要事項説明書は書面での交付
が必要です。




◆ 本サービスに関する不動産会社様からのお問い合わせ
TEL: 03-6441-3945(土日祝日を除く10:00~19:00)
URL: https://lp.itandibb.com/denshi-keiyaku/#contact



なお、当社の業績に与える影響は軽微です。



◆ イタンジ 会社概要
社名:イタンジ株式会社
代表者:代表取締役 野⼝ 真平
URL:https://www.itandi.co.jp/
本社:東京都港区六本⽊3-2-1 住友不動産六本⽊グランドタワー 40 F
設⽴:2012年6⽉
資本⾦:3,600万円
事業内容:
・リアルタイム不動産業者間サイト「ITANDI BB (イタンジビービー)」の開発、運営
・不動産賃貸業務のDXサービス群「ITANDI BB +(イタンジビービー プラス)」の開発、運営
・セルフ内⾒型お部屋探しサイト「OHEYAGO(オヘヤゴー)」の開発、運営


◆ GAテクノロジーズ 会社概要
社名:株式会社GA technologies
代表者:代表取締役社長 CEO 樋口 龍
URL:https://www.ga-tech.co.jp/
本社:東京都港区六本木3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー40F
設立:2013年3月
資本金:72憶859万9831円(2021年5月末時点)
事業内容:
・PropTech(不動産テック)総合ブランド「RENOSY」の運営
(不動産情報メディア、不動産売買仲介、不動産販売、設計施工、不動産管理)
・SaaS型のBtoB PropTechプロダクトの開発
・AIを活用した不動産ビッグデータの研究
・中国⼈投資家向けプラットフォーム「神居秒算」など海外PropTech事業の運営
主なグループ会社:イタンジ株式会社、株式会社Modern Standard、株式会社神居秒算など他8社




本リリースに関する問い合わせ先
株式会社GA technologies 広報担当 濱野(080-4653-8998)丹羽(070-1363-2086) MAIL:pr@ga-tech.co.jp

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