「システム間のデータ連携」実態調査【スターティアレイズ調べ】

PRESS RELEASE

2024年03⽉21⽇
スターティアホールディングス株式会社

「システム間のデータ連携」実態調査【スターティアレイズ調
べ】
国内企業でシステム同⼠のデータ連携をツールやテクノロジーを活⽤して⾏っている企業は22.57%、使
⽤しているデータ連携ツールの中で「RPA」が最も多く、次に「API連携」「iPaaS」が活⽤されている

スターティアホールディングス株式会社(本社:東京都、代表:本郷秀之、コード:3393)は、連結⼦会社の
スターティアレイズ株式会社(本社:東京都、代表:古川征且)において、国内企業の「システム間のデータ
連携」に関するアンケート調査を実施し、まとめたことをお知らせします。


《スターティアレイズ株式会社は、スターティアホールディングス株式会社(本社:東京都、代表取締役:本
郷秀之、証券コード:3393)の連結⼦会社です。》




背景

 本調査はDX化や働き⽅改⾰が推進されていくなかで、業務⾃動化や業務効率化のひとつの⼿段として
実施されているシステム同⼠のデータ連携について、ツールやテクノロジーを活⽤した連携状況や課題
、効果を把握するために、国内企業に勤めている⽅を対象にアンケートを実施しました。



調査結果サマリー

(1)国内企業でのシステム同⼠のデータ連携においてツール・テクノロジー活⽤状況
(2)使⽤しているデータ連携のツール・テクノロジー
(3)データ連携ツール・テクノロジーを導⼊前に抱えていた課題
(4)データ連携ツール・テクノロジーの導⼊で得られた効果
(5)データ連携ツール・テクノロジーを導⼊後、発⽣した課題・トラブル
(6)現在活⽤しているデータ連携ツール・テクノロジーの導⼊の決め⼿
(7)現在連携しているSaaS・システム



調査概要

 期間: 2024年2⽉28⽇(⽔)〜3⽉6⽇(⽔) 
 ⽅法: インターネットリサーチ
 対象: 国内企業に勤める13,215名、システム同⼠のデータ連携においてツール・テクノロジーを活⽤
している489名
 内容: 【2023年度版】システム同⼠のデータ連携に関するアンケート調査 (スターティアレイズ調
べ)



調査内容

(1)国内企業でのシステム同⼠のデータ連携においてツール・テクノロジー活⽤状況
(1)-1 国内企業全体の結果




国内企業において、システム同⼠の連携においてデータ連携ツールやテクノロジーを「導⼊している」2
2.57%、「ツールやテクノロジーは使⽤しておらず、システム間のデータ連携にも興味がない・今後も
⼿作業で⾏う予定」17.31%、「ツールやテクノロジーは使⽤しておらず、現在すべて⼿作業で⾏ってい
るが、ツールを活⽤したシステム連携に興味はある」8.95%であった。
約1.5割の企業がツールやテクノロジーを活⽤してデータ連携を⾏うことを検討していることが分かった





(1)-2 活⽤状況別 従業員規模
(1)-1でシステム同⼠の連携においてデータ連携ツールやテクノロジーを「導⼊している」「検討し
ている」と回答した企業の従業員規模を⽐較し、導⼊している企業は「1,000名以上」38.30%で最も多
く、半数以上が300名以上の⼤企業であった。⼀⽅で導⼊を検討している企業は300名未満の中⼩企業が
約8割を占めていた。中⼩企業が積極的にツール・テクノロジーを活⽤してデータ連携を進めようと、業
務効率化に取り組んでいることが⾒受けられた。




(2)使⽤しているデータ連携のツール・テクノロジー




最も多く使われているデータ連携のツール・テクノロジーは、「RPA」667票、次に「API連携」627票
、「iPaaS」396票であった。




(3)データ連携ツール・テクノロジーを導⼊前に抱えていた課題
「リアルタイムでデータを更新したかった」が1位で168票、次に「他部署との情報共有が円滑に⾏いた
かった」134票、「さまざまなクラウドサービス(SaaS)を導⼊しており、管理が煩雑になってしまっ
た」129票、「複数のクラウドサービス(SaaS)に同じデータを登録・⼊⼒する作業が発⽣し、⼿間で
あった」128票という結果であった。業務を円滑に進めるためにデータ連携ツールを導⼊する企業が多い
ことが⾒受けられた。


(4)データ連携ツール・テクノロジーの導⼊で得られた効果




データ連携ツールを導⼊後得られた効果は「システムの管理ができるようになった」184票、「業務が効
率化された」181票、「リアルタイムでデータが更新され、情報の均⼀化が実現した」163票であった。




(5)データ連携ツール・テクノロジーを導⼊後、発⽣した課題・トラブル
データ連携ツールを導⼊後発⽣した課題・トラブルは「うまくデータが連携されず、調整が⼤変だった
」164票、「エラーが起きて業務が⽌まってしまっていた」113票、「連携作業が難しく、時間やリソー
スを多く消費してしまった」106票であった。


(6)現在活⽤しているデータ連携ツール・テクノロジーの導⼊の決め⼿




最も多かったのは「低コスト・予算内での導⼊が可能であった」185票、次いで「セキュリティ⾯」172
票、「連携できるクラウドサービス(SaaS)の中に、連携しているサービスがあった」169票であった



(7)現在連携しているSaaS・システム
最も多かったのは「Microsoft系アプリケーション」232票、次に「Google系アプリケーション」154票
、「勤怠管理システム」148票であった。他にも⽐較的上位に基幹システムがあり、それぞれが連携して
おらず、ツール・テクノロジーを活⽤して業務効率化を図っている企業が多いと推進できる。



まとめ

 今回の調査では、システム同⼠のデータ連携においてツール・テクノロジーを活⽤している企業が全
体で約2割、その内の半数以上が従業員規模が300名以上の⼤企業でした。しかし、データ連携に興味が
ある・今後導⼊予定の企業は従業員規模が300名以下の中⼩企業が8割を占めていました。
⼤企業ばかりが業務効率化が進んでいると⾔われてきたが、中⼩企業でも積極的に業務効率化を推進し
ていることが伺えます。
また、リアルタイムでのデータ更新や他部署との情報共有に課題を感じ、データ連携を進めている企業
が多いことが分かりました。今まで⼿作業で⾏っていたデータ⼊⼒・転記・更新など、誰でもできるけ
ど⼤切な業務であるため、システム間のデータ連携を⾏うことで、正確で素早く対応が⾏えることで企
業に利益を⽣み出すことが分かりました。
さらに、近年デジタル化やDX化が推進するなかで、クラウドサービス(SaaS)を複数導⼊している企業
が増加しています。そのことから、管理が煩雑になっていたり、各SaaSにおいてデータの統⼀化ができ
ていないことが実際に課題となっており、データ連携を⾏うことで解消されていることも効果の回答を
⾒て分かりました。
データ連携を導⼊後に起きた課題・トラブルは、うまく動かないことやエラーで⽌まってしまう、連携
を⾏うための知識やリソースが必要になり時間がかかってしまうということが上位にありました。


【2023年度版】システム同⼠のデータ連携に関するアンケート 調査結果レポート
 資料ダウンロードはこちら ▶ https://jenka.jp/download/datalinkage-survey/



スターティアレイズ株式会社について  https://www.startiaraise.co.jp/

スターティアレイズは国内労働⼒減少を社会課題と捉え、「働き⽅改⾰」として労働⽣産性の向上や
ダイバーシティの対応として、RPA『RoboTANGO』やiPaaS『JENKA』の業務効率化ツールを中⼼に展
開しています。PC作業の⾃動化⽀援をはじめ、⼈⼯知能を使ったファイル⾃動識別での検索サポートな
ど、労働者の作業効率を向上させるサービスを他事業者とのアライアンスを駆使して、新しい価値のITツ
ールを市場に先駆けて展開して参ります。


会社名 :スターティアレイズ株式会社
所在地 :東京都新宿区⻄新宿2-3-1 新宿モノリス19階
代表者 :代表取締役社⻑ 古川征且
資本⾦ :9,000万円
設⽴ :2017年11⽉10⽇
事業内容 :バックオフィスDX⽀援事業



スターティアホールディングス株式会社について https://www.startiaholdings.com/

スターティアホールディングスグループは、デジタルマーケティング(事業会社:クラウドサーカス株式
会社)とITインフラ(事業会社:スターティア株式会社、スターティアレイズ株式会社、C-design株式会社
、等)を通じ、中⼩企業のデジタルシフトを進めていきます。「最先端を、⼈間らしく。」をコーポレー
トスローガンに、デジタル技術やサービスを、分かりやすく寄り添って提供します。


会社名 :スターティアホールディングス株式会社
所在地 :東京都新宿区⻄新宿2-3-1 新宿モノリス19F
代表者 :代表取締役社⻑ 兼 最⾼経営責任者 本郷秀之
資本⾦ :824,315千円
設⽴ :1996年2⽉21⽇
上場取引所 :東京証券取引所 プライム市場(証券コード:3393)
事業内容 :グループ会社の経営管理等

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