ツルハドラッグ各店にて消費者の購買前行動を把握する実証実験を実施-キリン、ユニ・チャーム、ライオン、ロッテ、大日本印刷が参画-

News Release
2020年12月7日



ツルハドラッグ、サトーと各店にて消費者の購買前行動を把握する実証実験を実施
~キリン、ユニ・チャーム、ライオン、ロッテ、大日本印刷が参画~



この度、株式会社ツルハホールディングス(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:鶴羽 順)
の子会社である株式会社ツルハ(本社:北海道札幌市、代表取締役社長:八幡 政浩)は、
株式会社サトー(本社:東京都目黒区、代表取締役社長:小沼 宏行)と、店舗内の顧客の動線
データを取得し、店舗レイアウトやマーケティング、プロモーションなどに活用する実証実験を実
施いたしました。ID-POSの情報と一筆書きの動線データの突き合わせ分析は業界初となります。


消費者の購買行動は、オンラインでは解析ツールなどを用いて詳細な把握が進んでいますが、そ
の一方で、オフライン(実店舗)で、どのような人が店
舗内のどの場所を歩いて、何の商品と比較して購入し
た、またはしなかったのかといった、購買前を含む消費
者の行動を詳細に把握することは困難でした。
今回の実験では、実店舗内での消費者の動線データと
ツルハドラッグのID-POSデータをひも付けし、これまで
把握が難しかった「商品を買わなかった人たち」も含め
た来店客のデータを取得、分析します。



■概要
1)お客様の持つ買い物カゴにセンサータグを取り付け、店舗の天井にセンサー受信機を設置す
ることで来店客の動線データを取得します。
(高精度位置測位技術「Quuppa」を使った株式会
社サトーの開発するソリューションを利用。50㎝単位での精緻な位置測位を行い、来店客が
どの棚やレジを通過したかまで把握可能です。)
2)一筆書きの来店客の動線データと、ID-POSデータを突き合わせ、店舗レイアウトや都市型店/
郊外型店の違いによる行動差などを分析します。
3)店内に設置したデジタルサイネージに、メーカーによる広告コンテンツなどを配信し、購買
行動の変化を分析します。
(サイネージは、大日本印刷株式会社が提供)




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■実験詳細
・実験期間:2020年7月~10月
・対象店舗:ツルハドラッグ 南品川店(東京都品川区南3丁目6-8)
ツルハドラッグ 川崎下麻生店 (神奈川県川崎市麻生区下麻生2-1-11)


■参加企業
参加企業はツルハのほか、キリングループ3社とユニ・チャーム株式会社、ライオン株式会社、株
式会社ロッテの消費財メーカー、株式会社サトー、大日本印刷株式会社です。
業界の垣根を越えてリテール分野でのAI技術活用を推進する、一般社団法人リテールAI研究会の
活動として行います。


■参加企業詳細
・キリンホールディングス株式会社
・キリンビバレッジ株式会社
・キリンビール株式会社
・ユニ・チャーム株式会社
・ライオン株式会社
・株式会社ロッテ
・株式会社サトー
・大日本印刷株式会社
・一般社団法人リテールAI研究会
以上
本件に関するお問い合わせ先
株式会社ツルハホールディングス 総務部 TEL:011-783-2755
弊社ホームページ https://www.tsuruha-hd.co.jp/




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