研究用の受託ペプチド・抗体サービスへの参入に関するお知らせ

平成 28 年 10 月 17 日
各 位
会 社 名 コスモ・バイオ株式会社
代表者名 代表取締役社長 櫻井 治久
(コード3386)
問合せ先
役職・氏名 取締役総務部長 世良 伸也
電 話 03-5632-9600



研究用の受託ペプチド・抗体サービスへの参入に関するお知らせ

~高品質な自社合成ペプチドを提供し、基礎研究をサポートします~

コスモ・バイオ株式会社(以下「当社」)は、高品質な研究用ペプチド合成および抗体の受託
製造サービス事業へ参入することとなりましたのでお知らせいたします。



1.サービス導入の目的
ペプチド注)は私たち生物の生命現象において重要な役割を果たしており、生命維持に欠か
せない物質です。R. B. Merrifield らは 50 年以上前にペプチド固相合成技術を開発し、この業
績でノーベル賞を受賞しました。その後、この合成技術は数々の改良が重ねられ、進化を遂げ、
合成ペプチドはライフサイエンスの基礎研究には欠かせない重要な研究ツールの一つとなっ
ています。また、近年ではペプチドの生理機能を利用した薬剤や再生医療目的の培地添加物の
開発も積極的に行われており、創薬・再生医療分野においても合成ペプチドの重要性が注目さ
れています。
このたび当社は、自社施設にて研究用ペプチドの受託合成サービス事業に本格的に参入する
ことを決定いたしました。合成するペプチドの配列は自由に設計することができ、合成された
ペプチドは抗体作製用の抗原、プロテオーム解析の内部標準品、創薬研究のためのハイスルー
プットスクリーニングなど様々な用途に使用することができます。
本サービスへの参入は、当社の提供する様々な受託サービスや商品ラインアップとのシナ
ジー効果が期待でき、当社の業容拡大に寄与するものです。当社は、世界中の研究者からの様々
な要望に応えることで、さらなるライフサイエンスの発展をサポートしてまいります。



2.サービス開始時期
2016 年 12 月 1 日より受注開始予定




3.業績見通しに与える影響
当社グループの収益基盤の拡大に繋がるものと考えておりますが、当社グループ全体の当
面の業績に大きな影響はありません。
以上




《用語説明・補足》
注)ペプチド
アミノ酸が2残基以上ペプチド結合で繋がっているものの総称。一般的にアミノ酸数がおよそ
100 残基以下のものをペプチド、それ以上の長鎖のものをタンパク質と呼ぶ。





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