「細胞・組織用定温輸送容器」発売のお知らせ

平成 27 年 10 月 14 日
各 位
会 社 名 コスモ・バイオ株式会社
代表者名 代表取締役社長 笠松 敏明
(コード3386)
問合せ先
役職・氏名 取締役総務部長 世良 伸也
電 話 03-5632-9600


「細胞・組織用定温輸送容器」発売のお知らせ
~ 安全な再生医療の実現へ ~

コスモ・バイオ株式会社(以下「当社」)は、「細胞・組織用定温輸送容器(Thermostable Cell
Transporter)」を発売することとなりましたのでお知らせいたします。


1.細胞・組織用定温輸送容器の概要
iPS 細胞をはじめとする再生医療用途に用いられる培養細胞は、厳密に温度管理された無菌環
境下で培養されており、さらに、再生・細胞医療用の細胞培養加工施設(CPC 施設)と病院間で
の輸送時にも厳密な温度管理が必要となります。
当社では、2008 年より培養細胞を一定の温度で輸送できる容器の開発に着手し、2012 年より
自社製造の初代培養細胞の国内輸送に使用してまいりました。さらに、当社ではより低コスト
で一定の温度を保つことができる輸送容器の実現を目指し、改良を重ねた結果、このたび「細
胞・組織用定温輸送容器」の発売を決定いたしました。当社は細胞・組織用定温輸送容器を細
胞培養加工施設のみならず、基礎研究の場でも広くご活用いただくことを期待しております。
「細胞・組織用定温輸送容器」は本日 2015 年 10 月 14 日(水)より開催される Bio Japan 2015
(於:パシフィコ横浜)の幹細胞搬送システム開発コンソーシアム(BioL)のブースに展示い
たします。
当社は今後も、再生医療分野のみならず、研究者の必要とされる製品・サービスの開発に努め
てまいります。


2.組織・細胞用定温輸送容器の発売日・特長
発売日 2015 年 11 月上旬
希望販売価格 蓄熱材タイプ 37,000 円(消費税別)
バッテリータイプ 215,000 円(消費税別)





細胞・組織用定温輸送容器(Thermostable Cell Transporter)の主な特長
設定温度*1 温度維持時間 特長 収納タイプおよび外寸
*2
蓄熱材タイプ 5度、20 度 24 時間 ① 4種類の収納タ
イプから選べま
す。
② 繰り返し使用可
能で、経済的に
優れています。 外寸:395×310×250 (mm)
バ ッ テ リ ー タ 5度、 度、 48 時間以上
20 ① 電池ヒータ式で
イプ 32 度 真夏、真冬の輸
送でも 48 時間
以上の温度維持
が可能です。
② 充電器(オプ
ション)も使用
可能です。 外寸:480×330×360 (mm)
*1:設定温度は変更できません
*2:外気温-10 度~35 度で使用時


3.業績見通しに与える影響
当社グループの収益基盤の拡大に繋がるものと考えておりますが、当社グループ全体の当
面の業績に大きな影響はありません。
以上





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