2023年度グッドデザイン賞受賞 「デュオリスタ松戸常盤平」

2023 年 10 月 05 日
各 位
株式会社フージャースホールディングス
株式会社フージャースコーポレーション



2023 年度グッドデザイン賞受賞
『デュオリスタ松戸常盤平』

当社グループである株式会社フージャースコーポレーション(本社:東京都千代田区 代表取締役
社長:小川栄一)は、下記プロジェクトにおいて公益財団法人日本デザイン振興会主催の 2023 年度グ
ッドデザイン賞を受賞しましたので、お知らせいたします。
2019 年度より 5 年連続の受賞となります。
『デュオリスタ松戸常盤平』は、環境に恵まれながらも、
子育て世帯が減少している常盤平エリアにおいて、もう一度街に子育て世帯を呼び込むことを目指し、
築 28 年の元社宅の「広い」という価値に着目し、1棟まるごとリノベーションをした集合住宅です。
フージャースグループでは、今後も全ての人の「欲しかった暮らし」を叶える企業として、挑戦を
続けてまいります。




Before:外観・アプローチ After:外観・アプローチ




After:緑豊かな街に開いたサークルベンチのある空間として生まれ変 After:アプローチ空間で開催された入居者懇親会の様子
わりました
デュオリスタ松戸常盤平『87 ㎡/91 ㎡の広さを活かしたリノベーション集合住宅』

【概要】
計画地である松戸常盤平は、環境に恵まれながらも、近年は若い子育て世帯が減少しています。本物件
は、築 28 年の生命保険会社の元社宅であり、住戸は 87.98 ㎡と 91.43 ㎡と 2 タイプで構成され、広い専
有面積が最大の特徴です。そこで、その広さを活かした一棟まるごとリノベーションにより、昨今の新築
マンションでは手に入らない広さと特徴のある間取り(土間プランやビッグランドリープラン等)を提供
することで、かつての発展を経て成熟した住宅街にもう一度新しい世代が流入する契機となることを目
指しました。

【審査員の評価】
千葉県松戸市常盤平、常盤平団地など中層の集合住宅が建ち並ぶ地域に社宅の広さを活かし、多様な暮
らしができる間取りに1棟丸ごとリノベーションした大変興味深い計画である。対象は子育て世帯を中
心に多様なパターンのプランがあり、87-91 ㎡ある広い住戸に土間プラン、ビッグランドリープラン、キ
ッズワークスペースプランと多様な生活の可能性を提案している大変優れた計画である。都心に近接し、
かつては団地建設などで人口が増加してきたエリアが、近年では逆に人口が減少しているという問題意
識から、子育て世帯などがどう豊かに暮らせるかという視点の投入は重要である。共有アプローチには、
多様な樹種の植栽で彩ったガーデンや交流を促すサークルベンチを設けて、街のポケットパークとなり
周辺に対してのコミュニティ形成や良好な景観に大きく貢献している。今後の展開が期待されるところ
である。
土間プラン ビッグランドリープラン




ソファとテーブルを置いてもゆとり空間のある広々としたリビングルーム。床におもちゃを広げて子供と遊んだり、趣味のスペースを設けることができる




土間に面する洋室




洋室の室内窓からは土間に飾った 玄関とつながり物置や趣味部屋 窓とデスクのあるユーティリ ランドリーカウンターのある
ものが見える として使える土間 ティスペース 洗面所
※グッドデザイン賞とは

1957 年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加す
る世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受
賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

本件に関する報道関係の方のお問い合わせ先
株式会社フージャースホールディングス 経営企画室 TEL:03-3287-0704

5043