兵庫県加古川市が引越しシーズンを前に不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始 新リユース施策によるリユース推進と廃棄物削減へ

報道関係者各位

2024 年 3 月 18 日
兵庫県加古川市
株式会社マーケットエンタープライズ

兵庫県加古川市が引越しシーズンを前に
不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始
〜新リユース施策によるリユース推進と廃棄物削減へ〜

兵庫県加古川市(市長:岡田 康裕)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林
泰士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、地域社会における課題解決を目的と
したリユース事業に関する協定を締結し、2024 年 3 月 18 日(月)より連携をスタートいたします。マーケットエンター
プライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築し、
加古川市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
加古川市では、2022年度より稼働開始となる広域ごみ処理施設「エコクリーンピアはりま」の処理能力に合わせ、
「加古川市27万人の力で20%ごみ減量を!」をスローガンにごみ減量を進め、2021年度末には、2013年度比
25.4%の減量を達成いたしました。しかし、持続可能な社会を実現するためには、継続的に減量を行ない、更なる
ごみの減量を目指す必要があります。そこで、市では、これまで民間事業者と連携し、使わなくなった家具などの
リユース促進事業を行なうことに留まらず、並行して、より一層のリユース促進を目的とした新たな施策の導入を
検討しておりました。
他方、マーケットエンタープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を
実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふ
るさと納税」実行委員会の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えた SDGs への取組に注力してまいりま
した。そうした中で、マーケットエンタープライズが加古川市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の
形成を目指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2023 年 10 月末日)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■加古川市の課題と「おいくら」による解決策
加古川市では、粗大ごみの戸別有料収集を行なっておりますが、大型の物や重量のある物でも、市民が屋外に
自力で運び出す必要があります。また、冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象の4品目については、市で
は収集することができないことから、「自宅の中から不要品を運び出してほしい」・「家電リサイクル法対象の製品
も回収してほしい」という市民の声が寄せられておりました。「おいくら」は、大型品や重量のある物でも、希望すれ
ば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能です。加えて、まだ利用できるものであれば、家電リサイクル法
対象製品の買取も可能で、不要品売却と受け渡しは、最短であれば「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可
能となります。なお、市民がサービスを利用する際の費用負担はもちろん、加古川市の費用負担もありません。


■今後について
3 月 18 日(月)15 時(公開時間が前後する可能性があります)より、加古川市ホームページ内
(https://www.city.kakogawa.lg.jp/soshikikarasagasu/kankyobu/kankyodaiichika/sodai/1480576362267.html )
に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。加古川市と「おいくら」の
連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれる
と共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡
単に不要品リユースができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増
え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循
環型社会形成の促進につながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側
面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。
■兵庫県加古川市
加古川市は、播磨灘に面し、播磨平野を貫流する兵庫県下最大の一級河川「加古川」流域の最下流部に位置し
ています。市域北西部の山地・丘陵部は、播磨中部丘陵県立自然公園に指定されており、東部は、印南野台地に
連なる河岸段丘地形で、農業用ため池が多く見られます。かつては、中部から南部にかけて、加古川の氾濫原・
砂州・三角州などの湿地でしたが、河川改修により広い平野となり、現在は市街地が広がっています。臨海部は、
埋め立てられ、大規模工場が立地しています。
人口:256,078 人(男 124,786 人、女 131,292 人)(2024 年 2 月 1 日)
世帯数:109,764 世帯(2024 年 2 月 1 日)
面積:138.48 平方キロメートル(2024 年 2 月 1 日)
ウェブサイト:https://www.city.kakogawa.lg.jp/


■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 710 万人を達成しました。加古川市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で
112 にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
加古川市に関すること
加古川市 環境部 環境政策課 循環型社会推進係
担当:山田
Tel:079-426-5440 Mail:kan_seisaku@city.kakogawa.lg.jp


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR 担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

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