兵庫県伊丹市が廃棄物増加の引越しシーズンを前に不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始 リユース施策導入で利便性向上とリユース推進へ

報道関係者各位

2024 年 3 月 13 日
兵庫県伊丹市
株式会社マーケットエンタープライズ

兵庫県伊丹市が廃棄物増加の引越しシーズンを前に
不要品リユース事業で「おいくら」と連携を開始
〜リユース施策導入で利便性向上とリユース推進へ〜

兵庫県伊丹市(市長:藤原 保幸)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林
泰士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2024 年 3 月 13 日(水)より、地域社
会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンタ
ープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築
し、伊丹市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
伊丹市では、これまで、市民のリユースに対する意識の醸成・向上を目指し、リユース推進につながる施策導入に
ついて検討しておりました。しかしながら、市が主導の事業を行なう場合には、不要品の回収・不要品の保管・不要
品の譲渡などのシステムを構築する必要があります。現在、伊丹市では、粗大ごみを市が回収し、中間処理は一部
事務組合が行なっているため、市独自のリユース事業に取組むのは困難と考えておりました。他方、マーケットエン
タープライズは、リユース事業を中心にネット型事業を展開し、これまで、「持続可能な社会を実現する最適化商社」
をビジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会
の一員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えた SDGs への取組に注力してまいりました。
そうした中で、マーケットエンタープライズが伊丹市に働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目
指したい」という互いのニーズが合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現いたしました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2023 年 10 月末日)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■伊丹市の課題と「おいくら」による解決策
伊丹市では、粗大ごみの戸別収集を行なっておりますが、大型のものや重量のあるものでも、原則、市民が自力
で運び出し、収集時には立ち会う必要があります。そのため、これまで市には、「大型で運び出しが難しいので、自
宅から運び出して欲しい」・「収集時の立会が必要なため、平日は仕事などの都合で粗大ごみを排出することがで
きない」などの声が寄せられていました。「おいくら」は、希望すれば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可
能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようになります。また、出張買取を利用する際は、希望の
スケジュールに合わせて、自宅への訪問日を調整することができます。加えて、まだ利用できるものであれば、市
では回収を行なっていない冷蔵庫や洗濯機などの家電リサイクル法対象製品も対象で、不要品売却と受け渡し
は、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となります。なお、市民のサービス利用に関する費用
負担はもちろん、伊丹市の費用負担もありません。


■今後について
3 月 13 日(水)15 時(公開時間が前後する可能性があります)より、伊丹市ホームページ内
(https://www.city.itami.lg.jp/SOSIKI/SHIMIN/KANKYOC/GOMI_BUNBETU_DASIKATA/1470619330123.html
)に「おいくら」の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。伊丹市と「おいくら」の
連携により、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実現や、社会全体での不要品削減が見込まれる
と共に、自治体の廃棄物処理量や処理コスト削減にもつながります。また、本取組によって、売却という形で簡
単に不要品リユースができることを市民が認知することで、「廃棄ではなく、リユースする」という選択肢が増
え、多様化する不要品処分ニーズに応えることができます。加えて、市民のリユースに対する意識の変化、循
環型社会形成の促進につながります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側
面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。
■兵庫県伊丹市
伊丹市は、兵庫県南東部にあり、周囲は兵庫県尼崎市・西宮市・川西市や、大阪府豊中市・池田市と接して
います。大阪市からは、約 10 キロメートルと近く、大阪市の衛星都市の一つに位置づけられています。高低差
の少ない地形を活かし、徒歩や自転車で回遊しやすい街づくりがなされています。城下町や清酒発祥の地とし
て発展した歴史のある街の景観保全と災害に備えた住環境整備を進めた結果、中低層のマンションや戸建て
の住宅が多い落ち着きのある街が形成されました。また、大阪国際空港(伊丹空港)があるまちとしても知られ
ています。阪急伊丹駅から空港までを約 20 分でつなぐ市バスが運行しており、空にも近い市です。
人口:195,763 人(男 93,816 人、女 101,947 人) (2024 年 2 月 1 日)
世帯数:83,956 世帯(2024 年 2 月 1 日)
面積:25.00 平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.itami.lg.jp/


■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 710 万人を達成しました。伊丹市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で 111
にのぼります。
「おいくら」自治体向け ウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
伊丹市に関すること
伊丹市 市民自治部 まちづくり室 減量推進課
前田・田中
Tel:072-784-8110 Mail:genryosuishin@city.itami.lg.jp


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ
PR 担当:立花
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

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