6月は環境月間 富士見市がリユースプラットフォーム「おいくら」で不要品リユース事業をスタート -新施策の導入で更なる市民のリユース意識向上へ-

報道関係者各位

2023 年 6 月 22 日
埼玉県富士見市
株式会社マーケットエンタープライズ


6 月は環境月間 富士見市がリユースプラットフォーム
「おいくら」で不要品リユース事業をスタート
〜新施策の導入で更なる市民のリユース意識向上へ〜

埼玉県富士見市(市長:星野 光弘)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林
泰士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2023 年 6 月 22 日(木)より、地域社
会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンタ
ープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、不要品を捨てずに再利用する仕組みを構築
し、富士見市の廃棄物削減と循環型社会の形成を目指します。




■背景・経緯
富士見市では、これまで不要になった市内の中学校・高校の制服や体操着・ジャージなどのリユースや、市民同士
で行なうリユースの機会創出などを行なってきました。さらに、近年では、近隣の 3 市で構成する志木地区衛生組合
(富士見市・志木市・新座市で構成)が管理する粗大ごみの中で、まだまだ使うことができそうな不要品をリユース品
として販売するなど、廃棄物削減とリユースに積極的に取組んできました。しかしながら、更なるリユース推進を図
り、市民のリユースへの意識向上を促すためには、新たなリユース施策導入が必要だと考えていました。他方、マー
ケットエンタープライズは、リユース事業を中心に事業展開しており、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビ
ジョンに掲げ、「地方創生 SDGs 官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一
員として活動を続けるなど、官民の垣根を超えた SDGs への取組に注力してまいりました。
そうした中で、富士見市が働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニー
ズが合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現しました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することができ
ます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110 万
人(2022 年 11 月現在)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■富士見市の課題と「おいくら」による解決策
富士見市では、自己搬入と戸別収集による粗大ごみの回収を行なっています。戸別収集では、1 日に収集する件
数が限られており、新型コロナウイルス感染拡大による住環境の変化に加えて、処理施設の大規模改修で受け
入れ件数の制限が重なったことから、回収までに 2~3 週間ほど要しており、市民から「回収までの期間が長い」、
「引っ越しまでに間に合わない」などの声が寄せられていました。また、戸別収集では市民が屋外まで粗大ごみを
搬出しなければならないため、高齢世帯から「屋外へ出すことができない」という声も聞かれました。「おいくら」は、
希望すれば自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできま
す。加えて、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に、不要品売却と受け渡しが可能となります。本取
組によって、不要品の処分を検討する際に「ごみ」として廃棄せず、「まだ使えるかもしれない」・「価値があるかも
しれない」と気付いて自主的にリユースすることができれば、廃棄物量の減少や、市が負担する廃棄物処理に関
する費用削減が見込まれます。なお、市民のサービス利用に関する費用負担はもちろん、富士見市の費用負担
もありません。


■今後について
6 月 22 日(木)より、富士見市ホームページ内
(https://www.city.fujimi.saitama.jp/kurashi_tetsuzuki/gomi_recycle/gomi/sodaigominosutekata.html)に「おいくら」
の情報が掲載され、直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。これまで市では回収を行なっていな
かった家電リサイクル法対象のテレビや冷蔵庫、洗濯機などの製品も、まだ活用できるものであれば、「おいく
ら」での買取が可能となります。富士見市と「おいくら」の連携により、簡単にかつ廃棄ではなく売却という形で
不要品のリユースができることを市民が認知することにより、二次流通の更なる活性化による循環型社会の実
現や社会全体での不要品削減が見込まれると共に、住民の皆さま・自治体双方の廃棄コスト削減による経済
的負担の軽減へと繋がります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社会的側面・経
済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。


■埼玉県富士見市
埼玉県の南東部、首都 30 キロメートル圏に位置し、東は荒川をへだててさいたま市に、北は川越市・ふじみ野市
に、西は三芳町に、南は志木市にそれぞれ接しています。2022 年にゼロカーボンシティ宣言を行ない、脱炭素社
会の実現に向けた取組を積極的に推進しています。
人口:113,102 人(男 55,457 人、女 57,645 人) (2023 年 4 月 30 日現在)
世帯数:54,916 世帯(2023 年 4 月 30 日現在)
面積:19.77 平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.fujimi.saitama.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 640 万人を達成しました。富士見市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で
46 にのぼります。
「おいくら」自治体向けウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
富士見市に関すること
富士見市役所 経済環境部 環境課
担当:大堀、田口
Tel:049-252-7100 Mail:kankyo@city.fujimi.saitama.jp


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ 広報
担当:立花、柏木
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

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