6月は環境月間 守谷市が「おいくら」で不要品リユース事業をスタート -新規リユース施策で廃棄物の減量化を促進-

報道関係者各位

2023 年 6 月 16 日
茨城県守谷市
株式会社マーケットエンタープライズ


6 月は環境月間 守谷市が「おいくら」で
不要品リユース事業をスタート
〜新規リユース施策で廃棄物の減量化を促進〜

茨城県守谷市(市長:松丸 修久)と株式会社マーケットエンタープライズ(東京都中央区、代表取締役社長:小林
泰士、東証プライム・証券コード 3135、以下「マーケットエンタープライズ」)は、2023 年 6 月 16 日(金)より、地域社
会における課題解決を目的としたリユース事業に関する協定を締結し、連携をスタートいたします。マーケットエンタ
ープライズが運営するリユースプラットフォーム「おいくら」を用いて、リユース可能な物を捨てずに再利用する仕組
みを構築し、守谷市が目指す廃棄物削減と循環型社会の形成に取組ます。




■背景・経緯
守谷市では、市民に対して 5R(リデュース、リユース、リサイクル、リフューズ、リペア)の取組に対する参加を呼び
かけ、廃棄物削減を推進して循環型社会の形成を目指しています。これまで市民の不要品交換の支援を目的とし
た伝言板を運営するなど、廃棄物削減に向けて積極的な取組を行なってきましたが、市民へのリユース浸透に課題
を感じており、廃棄物削減につながる新たなリユース施策を検討していました。他方、マーケットエンタープライズ
は、リユース事業を中心に事業展開しており、「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、「地方創
生 SDGs 官民連携プラットフォーム」への参画や、「楽器寄附ふるさと納税」実行委員会の一員として活動を続ける
など、官民の垣根を超えた SDGs への取組に注力してまいりました。
そうした中で、守谷市が働きかけ、「リユース活動促進による循環型社会の形成を目指したい」という互いのニーズ
が合致したため、「おいくら」※1 を用いた今回の取組が実現しました。
※1 「おいくら」とは
おいくらは、マーケットエンタープライズが展開する、リユースプラットフォームです。不要品を売りたい方が「おいく
ら」を通して査定依頼をすると、全国の加盟リサイクルショップに一括査定依頼され、買取価格を比較することがで
きます。一度の依頼だけで不要品の買取価格をまとめて比較し、売却できる手軽さが好評で、これまでおよそ 110
万人(2022 年 11 月現在)の方にご利用いただいております。
ウェブサイト:https://oikura.jp/


■守谷市の課題と「おいくら」による解決策
守谷市では、申請制による常総環境センターへの直接搬入と事前予約による戸別収集で粗大ごみを回収してい
ます。しかし、事前予約による戸別収集を利用する場合には、不要品を玄関や出入り口等の収集しやすい場所に
運び出さなければならず、自力での搬出が困難であるという声が寄せられていました。「おいくら」は、希望すれ
ば、自宅の中まで訪問し対応する出張買取が可能で、大型品や重量のあるものでも売却が容易にできるようにな
ります。加えて、不要品売却と受け渡しは、最短だと「おいくら」を通じて買取依頼をした当日に可能となります。さ
らに守谷市が回収を行なっていないテレビや冷蔵庫、洗濯機などの家電リサイクル法対象の製品も、まだ活用で
きるものであれば、売却が可能です。なお、市民の「おいくら」サービス利用に関する費用負担はもちろん、守谷市
の費用負担もありません。


■今後について
6 月 16 日(金)より、守谷市ホームページ内
(https://www.city.moriya.ibaraki.jp/kurashi/kankyo/genryo/oikura.html)に「おいくら」の情報が掲載され、
直接不要品の一括査定申し込みが可能になります。守谷市と「おいくら」の連携によって、廃棄ではなく売却と
いう形で不要品のリユースを簡単にできることを市民が認知することにより、二次流通の更なる活性化による
循環型社会の実現や社会全体での不要品削減が見込まれます。加えて、市民・自治体双方の廃棄コスト削
減による経済的負担の軽減へと繋がります。この官民一体の取組によって、循環型社会の形成に向けた、社
会的側面・経済的側面の双方の課題解決を目指してまいります。


■守谷市
利根川・鬼怒川・小貝川の清流に囲まれ、水と緑に恵まれた台地の上に形成された都市です。つくばエクスプレス
の開業以降、飛躍的に利便性が向上し、さらなる人口の増加や住環境の整備により、茨城県の玄関口として発展
を続けています。
人口:70,458 人(男 35,269 人、女 35,189 人) (2023 年 6 月 1 日現在)
世帯数:30,033 世帯(2023 年 6 月 1 日現在)
面積:35.71 平方キロメートル
ウェブサイト:https://www.city.moriya.ibaraki.jp/
■株式会社マーケットエンタープライズ
マーケットエンタープライズは、ネット型リユース事業を中心に、メディア事業、モバイル通信事業などを展開し、
「持続可能な社会を実現する最適化商社」をビジョンに掲げ、2006 年の設立以来、成長を続けています。2015
年 6 月には東証マザーズに上場。2021 年 2 月に東証一部へ市場変更の後、2022 年 4 月にはプライム市場
へ上場しております。ネット型リユース事業では、「高く売れるドットコム」のほか、リユースプラットフォーム「お
いくら」や、80 か国以上への中古農機具の輸出などで事業拡大を続けており、ネット型リユース事業のサービ
ス利用者は延べ 640 万人を達成しました。守谷市の「おいくら」サービス導入により、導入自治体は全国で 44
にのぼります。
「おいくら」自治体向けウェブサイト:https://oikura.jp/lg/
マーケットエンタープライズ ウェブサイト:https://www.marketenterprise.co.jp/


【報道関係者からのお問合せ先】
守谷市に関すること
守谷市役所 生活環境課
担当:中野、高橋
Tel:0297-45-1111 Mail:kankyou@city.moriya.ibaraki.jp


「おいくら」に関すること
株式会社マーケットエンタープライズ 広報
担当:立花、柏木
Tel:03-6675-3923 Mail:pr@marketenterprise.co.jp

7299